ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

色彩をもたない田崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹

2018-07-02 22:04:31 | 本/文学
ツイッターを見ていたら、村上春樹をネタにした、くそムカつくツイートを見た。

村上春樹が嫌いというのは何の問題も無い。

読んだけれど面白くなかったから嫌い。
それはそうだろう。当たり前だ。人それぞれ向き不向きがあり、感性も違う。
読んだけれど何が面白いのかまったくわからない、嫌いだといくらでも発信すればよい。

読んだ事がないけれど嫌い。
これも有りだ。
興味が無いのに繰り返し名前を聞かされては不愉快だろう。
村上春樹なんて知らねーよ、いい加減にしてくれとこれまた好きなだけ発信すればよい。

では、村上春樹ファンをバカにするのはどうだろう?

条件次第ではこれも有りだ。
村上春樹の作品を熟読し、根拠を示した上で、こんなもんを読んで喜んでいる奴らはバカだ、と。
好きな立場からすれば、バカ呼ばわりされるのは良い気分では無いが、示された根拠に多少なり納得できるところがあれば、反対の立場にいる人の意見として参考になるし、納得できなくても、まぁしょうがないと思う事はできる。気持ちに余裕があるときならば、オレってバカかも知れないな、と思う事もあるかも知れない。村上春樹のファンではあるけれど、正直読んでいてイラっとする事は多々あるし、100パーセント支持しているわけではないのだから。

しかしながら、何の根拠も示さず、しかもご丁寧に村上春樹が嫌いってわけじゃないんだよねと言い訳しながら、間接的な言い回しでファンをバカにする。
しかも、村上春樹とは何の関係もない出来事に関して。
これは容認できない。

「くそムカつくツイート」とは、そういった内容のツイートだった。

最初はがまんしていたが、二度三度とリツイートされTLに表示されるので、堪忍袋の緒が切れて、引用リツイートで反撃してやった。
引用リツイート、フォロー外リプのマナーがどうしたこうしたと能書きたれていたが、そんなこと知るか。
マナーっていうのは、そういうくそツイートをしない、それだけで十分じゃないか?

前置きが長くなった。
そういうわけで、村上春樹の名前を聞いたら『色彩をもたない田崎つくると、彼の巡礼の年』を買って放ったままになっていたのを思い出して、読んだ。

以下はネタバレ有り、かつ、同書を読んだ事が無い人には無益な文。
いや、読んだ人にも無益な文。


沙羅を「手に入れる」前に終わりかよ!
お~い、そりゃないよ!
また放り投げエンドか!

はい、すみません。
くそブログでしたm(_ _)m


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