不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

通信制の大学

2009-06-14 16:31:10 | 我が家のこと
親の会のみなさんの子どもさんの関心ごとの中に、
高校について悩まれてる方はおられると思うのですが、
今は様々なタイプの高校がありますね。
不登校のこどもさんについても、
多くのサポート校もあります。


一般的には、全日制にほとんどの子どもさんが
進学すると思いますが、我が家の長男のように、
高校は進学しないで高認をとるとか、
次女のように全日制には行けなくて、
通信制を選び高校卒業を目指す者も
いるわけです。

でも実際に、中学校の先生は当時、あまり一般的でない
高校(不登校児に対応している)の情報は
ほとんど未知数の状況だったと思います。
だから、学校外の場で個人的に情報収集したものです。
そういう親御さんも多いと思います。



元々それぞれ希望があってその高校を目指すわけだけど、
どこかで挫折したりすることがある。
そのとき初めて、自分はどうするのか考える。
試行錯誤しながら、いったんは決めて頑張ろうと思っていたのに、
その挫折によって、道は閉ざされてしまったと思ったり。

でも、その中でも、考え方を変えれば、
いくらでも方法や手段はあるんですね。

実際に、親の会のメンバーさんの中にも、
全日制高校→通信制へ移ってるお子さんもいらっしゃるし、
全日制→定時制へ移った子どもさんもいます。

要は、どこへ行ったかじゃなくて、
その課程ですよね。
高校はどこでだってやる気さえあれば学習できるわけだし、
高校から進学したい人は、大学や専門学校やあるいは
夜間大学もあれば、通信制の大学でも学べるんです。

私は、
結婚してから通信制の4年生大学に進学しました。
といっても、入学試験があるわけではないので、
志のある人なら誰でも受け入れてくれます。

日常はリポート提出、年に数回の単位取得のテスト、
夏は1ヶ月間のスクーリング参加。
(今はもっと柔軟に対応してくれるところも多いようです。)

このようにして、帰京するたびに、
様々な異年齢の学生が全国から集まり、
授業を受ける。すごい刺激がありました。
みんなこの時にしか大学の講義が受けられないので、
私語をする人なんていないし、
みんな真剣そのものでした。
ほとんどの方が、仕事を持っていらして、
スキルアップのためとか、貴重な休みを利用して
参加されていましたね。

私は、結婚した当初は子どももいなくて気楽に
スクーリングにも参加できていたのですが、
翌年あたりからは第一子を生み、そして第二子・・と
3人出産しながら子どもを連れて帰省し、
スクーリングに行ってる間は実家の母や妹に預けてました。
あの頃は母や妹に子どもの面倒をみてもらえたからこそ
参加できたことを本当に感謝しています。

少し大きくなると、今度は義母に預けてスクーリングに
行っていたのですが、さすがに4番目が生まれた時には
義母も体力がないからと参加を断念。
育児と大学の両立も難しくなり、
結局大学も途中で断念しました。

私はそんなんで卒業は叶いませんでしたが、
同期で入学した方の中では育児をしながらも、
教員免許をとり、現在も東京で教員をしている友人もいます。

私のまわりの多くの方は既婚者だったし、
子どもさんもいてみなさん頑張ってましたね。
(もちろん、若い学生さんもいたんですよ

今でも遠く離れていても、
近況を知らせてくれたりして、
あのときは楽しかったな~って
思い出します

大学だって今はネットを利用したeスクールとか、
通信制はもちろん、様々な方法があるのですから、
ぜひご自分なりの進む道を
目指してほしいです
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