不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

アルバイト

2009-04-14 08:29:38 | アルバイト
きょうは、一転して全国的にですね。



長男が、中学を卒業して16歳になった頃、

突然、新聞配達のバイトがしたい、と

言った時があった。

当時は、前にも書いたけれど、

完全に昼夜逆転(まあ、今もそれに近いけど)していたし、

原付の免許も取る、と

息巻いて私たちを説得しようとしていた。

しかし、そのときは、

「こんな生活の状態で、絶対続かない」と

私たち夫婦も義母も反対してしまった。

あえなく長男の主張は却下されてしまったのだ。



その後、同じ不登校のお母さんにその話をすると、

「うちは、新聞配達してるよ。

夜中起きててそのまま配達に行き、

帰ってから寝る。全然問題ないよ。

新聞配達は、人にも会わないし、運動にもなるし、

いいよ~。」と、

思わぬ反応が返ってきて、

そんな考え方もありなんだ~と納得したものの、

時すでに遅し・・。

せっかくのチャンスをつぶしてしまった、と

思ったものです。



次女は、自分からハローワークへ行くというので

連れていき、自分には接客が向いていると思うのか、

迷わず飲食業を選び、面接の段取りに。

自分で履歴書を書き、時間に遅れることなく面接に向かうと、

店長いわく、

「面接を受ける前から採用は決まってた。

わざわざハローワークで職を探すからには

意気込みが違う。」とまで言われ、

即採用に、喜んでいた。

そういうものなのか~と親子で顔を見合わせた


中学時代、遅刻早退欠席等々・・

生活態度はよろしいとは言えなかった次女だったが、

バイト生活が始まると、時間にルーズだったとは思えぬほど、

時間に余裕をもって仕事場に行く。

休むこともなく、少々体調が悪くても、

休んだら迷惑がかかる、と言って出かける姿は、

もう学生の甘えの姿などなく、

一人前の社会人のようにさえ映る。

きっと、中学校時代の先生には想像もつかない姿だと思う。

そう考えると、何が我が子を成長させたのだろうか。

見た目とは違う、目に見えない部分で、

確実に成長しているんだな、と嬉しく思っている。


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4 コメント

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Unknown (ちよこ)
2009-04-14 13:37:08
 こんにちは。
こちらも、そろそろ雨のようです。
息子さんと娘さんのお話、よく分かります。
家の娘の希望で決めた事でしたが
主人と私は、日本で出来ない事を
海外でも出来ないのではと今でも思う事があります。信じていないわけでは無いのですが、どんな状況でも娘が戻ってきても大丈夫なように
生きているだけで良いと思うようにしています。結果、あちらで高校卒業出来たら丸儲けとして、毎日を謙虚にしたいと思っています。
だから、娘さんのお話嬉しいです。♪
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ちよこさんへ (エリザベート)
2009-04-14 16:27:56
そうなんですね~

ちよこさんの娘さん、
すごいなと思いますよ。

親としたら、今までできなかったことが、
環境が変わったからといって
そうそうたやすくできるはずがない、と
思いますよね。

ましてや、海外ならなおさら
親の目の届かない、援助も手助けも
できない場所で、ひとり頑張っているんだもの。

子どもと思っていても、
すごいパワーの持ち主なんですよね。
本当に親としたら、信じるしかないです。
子どもの力を。
自分自身が決めたことは
ちゃんと力を発揮できる!!
素晴らしいです。
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Unknown (ムスカリ)
2009-04-15 09:04:28
私も分かる気がします。

息子が高校中退して、新聞配達する、と
言い出したとき、「無理だね」って思いました。

でも、その頃、今、関わっている親の会で
カウンセラーさんと会っていて、話してて
「なんでも息子さんが言い出したら、たとえ無理、
と思っても、そうなんだね、と聞いてあげて。
バイトするといったら、
どんなに無理だろうと思っても
今、バイトしたいんだって気持ちだけ聞いてるといいよ。」
とか、アドバイスされてたので、
本当に不安で、心配で、
初日も行くか?行かないか??
すぐやめるだろうな、迷惑かかるな~って
思ってましたから・・
私も支えられてたから、任せた感じです。

でも、もうこの頃は、
バイトだけでなく、次のステップを望む親の気持ちもあり
欲が深すぎる自分・・・と向き合う毎日です・・
返信する
ムスカリさんへ (エリザベート)
2009-04-15 10:58:11
本当に、カウンセラーさんの言われるように、
今したいと思うことを大事にとらえて、
本人の意思を聴いてあげる、
ということなんだしょうね。

私は、その時はそんなふうに考えられなかった
ので、タイミングを逃してしまった、と
後悔しました。

でもそれからは、今長男が何を考えているのか、
何をしたいと思っているのか、
一語一語発する言葉に、耳を傾けたいと
思っていると、不思議と少しずつ
考えていることを話し始めるんですね。
いかに、今まで聴く耳を持っていなかったか
反省です。

ムスカリさんの、
「次のステップを望む親の気持ち」
それは、自然だと思うな~
私も同じです。
一足飛びにはいけない分、
慎重になるし、焦って失敗することも
恐れるから、その気持ちの揺れを
日々感じるところです。
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