不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

奇数月第3土曜日は、18歳以上の青年期の親の会語ろう会

「親の会」って・・・

2011-02-13 13:53:46 | 親の会 
結局、この3連休の前半2日間は、寒の戻りというか
寒さと雪に影響を受けて過ごしました。
でも、そのお陰で長女と次女と一緒に食事をしたり一晩過ごして、
久しぶりに女3人ゆったりできました。

まだまだ2月ですから今からも寒さは続きますね。

そして昨日は親の会メンバー数人と久しぶりに食事をしながら
いろんな話ができました。ほとんどの方が親の会発足からのメンバーで、
いろんなことを親子ともにくぐり抜けながらきょうまできて、
まだまだ心配も続くけれど、我が子が不登校になったからこそ
親も学んで成長してきたし、親どうしこうやって知り合って
お互いたくさん言い合いながら交流しながら励まし合いながら
やってきて、今があるんだよね、としみじみ。
本当にそうだなって、着実に親も子も足踏みだけしてるわけじゃないって、
一番大事なのは、学校へ行けるか行けないかじゃなくって、
(いま現在在学している子にとってはそれも当然はずせない部分ではあるけど)
やっぱりいずれ自立していくための今は準備期間なんだ、ってことは
忘れちゃいけないんだろうな。
(みんなそれぞれ切実な現実問題なんです。)

もちろん順調に自立へ向かって歩いている子ばかりではないと
表面的には見えるかもしれないけれど、それは本当にその子その子の
一歩の歩幅が違うわけで、決して同じ歩みをするわけじゃない、ということに
親も少しずつ気づき理解していくんですよね。
その子の今をしっかり見つめたときに、本当に我が子が何を望んでいるのか、
どう生きたいと思っているのか、見えてくるのかなあ。

高知の講演会に参加したときに、講師の森さんと親の会の方が紹介されていた
著書「拝啓 松永佳子さま ダシにしてごめんね」(南の風社)を今読んでいるのですが、その中で、松永さんが20年前高知の親の会を立ち上げた当時、
まわりの教師や学校教育関係者たちからは、
「親の会といっても、傷のなめあいをしているだけの親の集まりじゃないのか。」と
批判的な言葉が投げかけられていた、と書かれていました。そして松永さんは、
「傷のなめあいでもなんでも、親どうしが本音でしゃべりあう場が必要なんだ」と
おっしゃってました。
私も本当にそのとおりだと思っています。
これでよかったんだと今さらながら自負しているところです。

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2 コメント

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さむい~(>_<) (美鈴)
2011-02-14 23:02:58
今日の雪は本当にびっくりだね!
今日のblogは何だかすごくよくわかるというか、私の気持ちに共通するところがありました。
私も毎日を当たり前に過ごし、子供達も何事もなく大きくなるものだと信じていました。しかし去年の6月、次男が脳腫瘍を発症し、人生について命について、今まで自分の考え方がなんと浅かったのだろうと色んな気持ちと戦いました。

皆がよかれと思ってかけてくださった言葉すらも、あなたの子供は元気だから言えるんじゃん!という気持ちがムクムク湧いてきて、そんな気持ちになる自分がまたなさけなくて、こんな考え方をする私だから、神様が罰を与えたんじゃないか、、、とか、本当にもう色んな気持ちと戦ったんです。

そんな時、私と同じ経験者に会いたい、情報が欲しいと地元の保健所に聞いたりしましたが、小児脳腫瘍はかなり少なくて、地元に親の会はありませんでした。
それでも同じ小児がんである白血病を克服した子を持つ友人に電話したり、インターネットで脳腫瘍の子を持つお母さんとメールしたりして、本当に心癒され、がんばろう!って本当に前向きになれたことを思いだしました。

うちの母が昔からよく言うのですが、
『どんな学校に行ったかが大事なのではなく、どんな人生を送ってきたかが大切』と。
うちの次男にも、遠回りでもいい、一度しかない自分の人生をしっかりと自分の足で歩んで欲しいと願っています。

だから、ほっとそっとmamaさんの親の会は、絶対に大切な存在ですし、これからも頑張っていただきたいなと思います。

仕事柄、何かお役に立てることがあれば何でも言ってくださいね
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美鈴ちゃん、ありがとう! (エリザベート)
2011-02-15 00:03:38
ほんとにきょうはびっくりするような寒さと雪!!コメントありがとう。

「どんな学校に行ったかが大事なのではなく、どんな人生を送ったかが大切」という言葉、
本当にそうですね。心に響きました。
体裁や世間体なんて気にしてたってどうにもならないし、我が子のおかげで丸ごと価値観変わりましたよ。そして、親の会の仲間に出会えたことで前向きになれて救われたなって思えたんです。子供の状況はいろいろ違っても、子供に対する親の思いはみんな一緒。失敗しながら紆余曲折ありながら進む人生は、本当はとっても幸せなことなのかも・・。
いま親である私の人生も、紆余曲折、曲がりくねりながらも幸せだな~って実感してます。
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