不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

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8/31(土)ムスビメカフェにご参加ください。

成育コミュニティーボランティア

2011-07-04 17:52:11 | いろいろ
昨日は、早朝から長女と一緒に尾道まで出かけ、
尾道~今治(しまなみ海道)~317号線経由で山道を初めて走り、
奥道後~道後に出て、ひめぎんホールで開催されたフォーラム、
「3000人タウンミーティング」に参加しました。
(親の会メンバーも4人参加しました)
メインホールが3000人で埋め尽くされ、
私は開会から10分遅れで入ったので、ほぼ満席で4階まで上がりました。

主催は、松山赤十字病院成育医療センター、
副院長の小谷先生(小児科)、小児科カウンセラーの平林先生、
教育委員会生涯学習課家庭教育係長の田頭先生、そして野志松山市長が列席。

今回の「医療と教育の連携フォーラム」をきっかけとして、
「成育コミュニティボランティア講座」を開始し、
①学習支援ボランティア②傾聴ボランティア③保健医療ボランティア
④教育秘書ボランティアを養成します。

成育医療センターでは、6年前からボランティアの育成をしていて、
傾聴、保育、SST(ソーシャルスキルトレーニング)など、こどもや親との
コミュニケーションをとりながら対応しているそうです。

医療と教育(学校)が連携し、また地域でこどもたちを育てていく取組みとして、
コミュニケーション力を高め、行政では行き届かない地域自らが起ち上げていこう、
地域のためにこどもたちのために社会のために、
四国初、日本初の試みとしてこの松山から発信していこう、
このような提案があるようです。

成育コミュニティボランティアとして活動するためには、松山赤十字病院成育医療センターで認定を受ける(小谷先生の認定)必要があります。

まずは、24年度から、各学校で開催される成育コミュニティワークショップに参加し、
成育医療センターコミュニティボランティア講座を6ヶ月間受講します。

「成育コミュニティボランティア養成講座」では、
次のスキルを学ぶことができます。

①コミュニケーションスキルトレーニング
(言いたいことをうまく表現できるようになる)

②カームダウントレーニング
(かっとなりそうなとき、パニックになりそうなときに役立つ)

③メディカルイングリッシュトレーニング
(医学英語は緊急のとき、国内でも外国でも役立つ)


配布されたアンケート用紙には、
「こどもたちのために、私たち自身の向上・自己実現のために、
新しい取組を実践しませんか?」

そして、興味関心のあるボランティア、
具体的にしてみたいボランティアがあったら記入するようになっていました。

家庭でのコミュニケーションが一番の基本であり、
その土台の上に、二次的コミュニケーションとして学校や地域の中で
育まれていくのだそうです。
小さい頃に培った基礎の部分のコミュニケーション力はとても大事なんだなと
改めて考えさせられました。

現代のこどもたちのコミュニケーション力の低下は、
社会全体が大事なものを捨ててきた結果の末なのではないかとも思えます。
社会が切り捨ててしまったものをもう一度見直す時期にきているのかも
しれません。
コメント
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