五月晴れの先日
白河(福島県)の南湖公園、小峰城へ出かけてきた。
(白河フラワーワールドのチラシを見て
ふと出かける気になった。)
久しぶりの白河 みちのくの玄関
何回か来ているが
今回初めて
「白河の清さに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」
という狂歌の白河とは
ここだったのだと知った。
松平定信(江戸時代中期の大名・老中 寛政の改革を行った人)が
陸奥白河藩第3代目の藩主となり、
風紀粛清、 重農主義の政策を行ったらしい。
堅実で天明の飢饉には藩内に餓死者を出さなかったようだ。
しかし一般庶民には息苦しいところもあったのかもね。
へ~~ぇ、 そうだったのか。
南湖公園は周りが松で囲まれ
遠くには那須茶臼岳が見え、 すばらしかった。
日本最古の公園とか。
こんなすごい松を今まで見たことが無い。
樹齢どのくらいなのだろう?
太いのは直径1メートル以上あると思われる。
この南湖公園は松平定信が造営
小峰城から見て南の位置
そして李白の漢詩 「南湖秋水夜無煙」から名付けたようだ。
(桜、 もみじ、 松を植え 西の那須連峰
東の関山の眺望を取り入れ
自然との調和を図って造り上げたものらしい。すご~い!)
松を見ていると
ふと歴史上の人物がすぐそばにいるような気がした。
すばらしい松の巨木
遠くには那須連山が見える(写っていないが・・)
南湖公園には南湖神社や翠楽苑がある。
さて、まずは腹ごしらえ
湖畔の「ラ・セゾン」でカツレツをいただき
南湖神社を参拝。
そして翠楽苑(日本庭園)ではお茶をいただき
元気いっぱい。
只ここも東日本大震災の影響は大きく
放射能の計量機があった。
地震で壊れただけでなく
その後の放射能汚染
う~~ん。(悲しすぎる)
さてさて、 私たちはフラワーパークをまわって
町の北部 小峰城へと向かった。
明日へつづく・・・