現場の声を政策に!

2009年02月01日 | 活動報告
今、稲作を中心とする農家の現場では、農業後継者の不足、耕作放棄地の増大等、農村集落の崩壊の危機が叫ばれている。秋田県の資産では、10アールの米生産費は13万6千円、10アール当たり10俵収穫しても生産者米価が1万2千円とすると赤字経営に陥る。このような厳しい現状で、農業が営まれている。
さて、この現状の農業を魅力ある産業にし、後継者、雇用の創出の農業にするために現場の声を聞く懇談を各地で行い、問題点・農政への提言等もいただき皆さんと一緒に農業政策を創り上げていきたいと考えています。今日は、旧本荘の農業者の皆さんからご意見をいただきました。
【皆さんからの意見】①農業経営により生活ができるようにして欲しい。②米価の価格保障を③補助金が複雑でわかりにくい④生産調整していない人のほうが利益を上げている⑤米しか適さないところに転作を言われる⑥大規模農家の対策が中心等々、様々なご意見をいただきました。今後も、各地でご意見をいただき農業政策を現場の皆さんと創り上げるために活動して参ります。