謹賀新年

昨年は、温かいご厚情を賜り心から感謝申し上げます。
さて、昨年の国会をどのように感じたでしょうか？私は今の日本の政治に昭和初期の政党が崩壊していく姿を思い浮かべます。その時代は、外交の低迷・政治と金の問題・経済不況・青年将校のクーデター等々日本全体が不穏な空気に包まれ、さらには政党内閣の指導力の無能さに、庶民の不満が大爆発し、期待が軍部に寄せられ政党が崩壊の一途を辿った時代でした。もちろん、時代が違います。しかしながら、政治の崩壊は、国民生活の困窮につながることは同じです。
一昨年の「政権交代」。結果は、期待から失望になりました。このままでは「日本が危ない」と考えている人が大多数ではないでしょうか。
もはや、既存の大政党は、国家を運営することよりも、党利党略・権力維持に固執しているように思えてならない。小泉チルドレンから小沢チルドレンそして今度はガッキーチルドレンになるのでしょうか。同じことの繰り返しはそろそろやめなければならない。
むしろ、時間とパワーが、掛かるとはいえ、理念と政策に基づいた「政界再編」こそが、日本の政治を立て直す近道ではないでしょうか。大変革の年になる期待をしています。
私自身は、「地方再生を成し遂げることが国の底力になる」との信念を微力ながら全力で行動してまいります。
本年も叱咤激励・ご指導をお願いし、新年のご挨拶を申し上げます。