日本に生まれて「よかった」9割!

2007年01月25日 | 活動報告
本日の朝日新聞に「愛国心」を世論調査した記事が掲載されました。近頃、本や雑誌でも、国・郷土・家族に対する考え方、意識を取り上げたものが多く出版されています。

私自身も、「国家の品格」や「白州次郎氏」のなど、愛国心や国家のあり方を考えさせられる本を読んでいます。戦後、60年日本は、敗戦国から立ち上がり今の民主主義国家を造り上げました。

しかしながら、経済成長に重きをおきすぎたため、時代の移り変わりの中で、人として、何か大切なものを忘れたような、個の大切さを重んじすぎたため公の大切さが横に置かれたような感じがあるように思われます。今一度、一人一人が国を考える時期に来ていることは確かだと思います。

世論調査では、多くの人が愛国心を国が押しつけるものではなく、空気のようにさらりと受け入れるものだと感じています。あらゆる世代で、日本に生まれてよかったと感じている人は9割を超える一方、愛国心については各世代によって大きく異なる結果が出ています。

当然、世代、生きてきた背景、地域、教育によって、考え方や感じ方が異なるものだと思います。しかし、この日本に生まれ、暮らす我々にとって共通する感情・意識を持たなければ公に対する権利や義務を果たすことができません。それぞれの感じ方の違いを認め、理性的な議論を進めたいものです。
私も世代を超えて対話を重ねていきたいと思います。

※ 朝日新聞の「愛国心世論調査」の詳しい集計表は、3月10日発行の「朝日総研ポートAIR21」3月号に掲載されます。(600円、消費税込み)
ご希望の方は、朝日新聞ジャーナル宛にファックス(03-5540-7476)かハガキに住所・お名前・電話番号に「3月号申し込み」と書き添えてお申し込み下さい。