創造力育てる5か条

2007年01月02日 | 活動報告
日経新聞「私の履歴書」は、ノーベル物理学賞受賞の江崎玲於奈博士で新年連載がスタートしました。江崎博士は、様々なところで講演をされていますが、最後にいつも次の5か条で締め括るそうです。

第一に、今までの行き掛かりにとらわれてはいけません。しがらみという呪縛をとかない限り、思いきった創造性の発揮などは望めません。

第二に、教えはいくら受けても結構ですが、大先生にのめりこんではいけません。のめりこみますと権威の呪縛は避けられず、自由奔放な若さを失い、自分の想像力を萎縮します。

第三に、無用なガラクタ情報に惑わされてはいけません。約20ワットで動作す我々の限定された頭脳の能力を配慮し、選択された必須の情報だけを処理します。

第四に、自分の主張をつらぬくためには戦うことを避けてはいけません。

第五に、子供のようなあくなき好奇心と初々しい感性を失ってはいけません。

そして、このしてはいけない5か条はノーベル賞をとるための十分条件ではなく、単なる必要条件にすぎないことを申し添えて講演を終えるそうです。
私は、決して、未来だけに夢を追わずに、過去も大事にすることが必要だとは思います。しかしながら、過去の経験やしがらみにとわられ、現状を抜け出せない時があります。現状を変えていくためには、この心構えが、大変重要だと思います。私も、捲土重来、挑戦を恐れず、邁進していくことを努力していきます。今年も、毎日ブログを更新しながら日々の活動や意見を述べていきますので宜しくお願いします。