小品日録

ふと目にした光景(写真)や短篇などの「小品」を気の向くままに。

若山牧水 「みじか夜の・・・」

2007-06-21 23:44:04 | 短歌・俳句
暑い日が続いています。
明日6/22は、夏至ということです。

「みじか夜のいつしか更けて此処ひとつあけたる窓に風の寄るなり」(牧水)

蒸し暑い夜の涼しい風は、爽やかさをもたらしてくれてありがたいですね。

そして、酒好きの牧水は、一緒にこんな歌も詠んでます。

「夜為事(よしごと)のあとの机に置きて酌(つ)ぐウヰスキイの杯(こぷ)に蚊を入るるなかれ」

ちょっとお茶目な感じの歌でいいですね。


若山牧水歌集

岩波書店

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 内田百 「掻痒記」 | トップ | 立葵(タチアオイ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

短歌・俳句」カテゴリの最新記事