週五日記

ボチボチがんばります

僕なら言うぞ(・・・しかし、ぼくなら言えないけど、・・・)

2011-03-23 08:47:11 | Weblog
吉本隆明さんの本。

明治6年の地租改正は、

貢納(物納)?から、貨幣による納税に改正され、

いわゆる貯蔵可能で、決済が便利な「貨幣」による

納税であった、とのこと。


その改正は、前近代的な制度から、近代的な経済制度

(あるいは、近代資本主義経済)への移行を示す改正で

あったことになる。


あと、戦後のドッヂラインとか、自分に馴染み深い

シャウプ勧告とか、よくよく考えてみると、

アメリカによる日本の近代化の側面があり、

アメリカが乗り込んできて、経済的に支配されそうだ

ともいえる。

つまり、太平洋戦争後は、「経済」をどちらが牛耳るか、

という今日までつながることになるのだろう。


日本の教育や、医療を語るときに、その辺は、かなり

根本的にかかわる問題で、石井十次さんの偉業も

その根本的な問題ごと捉えないと、なかなか理解出来ないだろうな。


日本人独自の教育観や医療は、儚いもので、

それに、どのようにアプローチするか?



株式会社の教育とか、医療とか、あまりにもアメリカナイズされた

もので、もうちょっと、アメリカナイズなものを「留保」する気持ちが

あってもいいのではないか?







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