現金主義会計と発生主義会計に向き合った昨日。
(1)現金主義と発生主義における収益・費用を、どの時点で認識するかについて
(しかし、発生主義の定義は、抽象度が高く、絶対に、文章だけ見ても、分からないようになっている。)
(2)現金主義会計と発生主義会計を適用した場合の、具体的な仕訳及び財務諸表の提示
・それを見て、あなたが、株主だったら、どのような問題が生じていると思いますか、という問いを
ぶつけた。
(3)私も、いまだに、たまに考えるが、理論的に考えて、営業循環において、収益・費用は、どのタイミング
で、どの程度、発生していくのだろうか???、という問い。
(4)営業循環、つまり、仕入⇒生産⇒販売⇒回収の流れに、①生産基準(発生原則)、②販売基準(実現原則)、
③回収基準(現金主義)を配置し、工事請負契約を例に、工事進行基準(生産基準)と工事完成基準(販売基準)
の説明。特に、前者については、工事の進捗率について説明し、進捗割合に応じて、収益を計上することは、
見積りに基づいているところが問題ではないか、との投げかけ。
後者については、「完成」とは、何を指すのですか、という問いの投げかけ。億ションを販売したとして、
カギを渡した時が、「完成」ですか?、それとも、顧客が、億ションにはいって、チェックしたときですか?という
投げかけ。
(4)発生主義会計という「会計の枠組み」(フレームワーク)において、
「収益・・・発生原則、費用・・・発生原則」に、会計理論上は、なると思うが、
では、何故、制度会計において、
「収益・・・実現原則、費用・・・発生原則」というように、収益において、「実現原則」が適用されるのだろうか、
という投げかけ。
そこで、何故、実現原則が採用されるのか、実現原則の要件2つ(①財貨又はサービスの引き渡し、
②対価としての貨幣性資産の受取)に触れながら、その採用理由を説明しなさい、という投げかけ。
(5)「収益・・・実現原則、費用・・・発生原則」において、期間実現収益と、発生費用における
「費用収益対応の原則」について、「個別的対応」(売上高と売上原価)と、「期間的対応」(売上高と販管費)
の説明
しかし、達成感は、あるが、どうでしょう???ほんとに。
しかし、億ションの利益が、今期のものか、来期のものか、という
怖さぐらいは、伝わっただろうか???ほんとに。
「適正な期間損益計算」という言葉が、心に深く、突き刺さる、、、、。
あと、資金的裏付けのある利益とか、、、。ほんとに。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます