ダイヤモンドオンラインの石黒さんの
教育改革の対談を何個か読む。
8人~9人に1人ぐらい大学を辞めていく現状であるらしい。
それに、大学を辞めてしまうと、『大学を辞める人だから、
うちの会社も辞めるでしょ』と思われるので、正社員になるのも
難しい。
大学を辞めたヒトを学部別にみてみると、経済・経営学部が多いとあった。
・・・。
個人的に、○○の学科が人気がある理由がわからなかったが、
おそらく、有名な大企業にはいっても倒産してしまう時代なら、
不況に強い業界に行こうという考えが背景にあると思う。
石黒さんの対談相手のNPOの理事長の山本さんのやっていることが
草の根の『教育改革』であり、かなり説得力を感じる。しかし、
いろいろ大変なこともあることが察せされる・・・。
寺小屋のような教育・・・。若い志を持った人たちが、NPO法人として、そうした教育の実践をして
いる。
おそらく、『ゆとり教育の弊害』への問題意識とか、中退者が多くでている現状の大学の問題を
背景に、教育の実践をやってみようということであろう。
その実践が可能になったのは、以下の理由ではないだろうか。
(1)ネットを通して教育をやれば、時間もコストも節約できる。
(2)生きていくために必要な教育(知識、技術)を、教育を受ける側が『必要な分だけ』
提供すれば、win-winの関係になるのではないか。
(3)やる気のある仲間が自然に集まってきて、何か社会性のあるビジネスなどが出来るのではないか。
自分自身にも子どもがいるので、子どもに、どのような教育をすればいいか考えるが、
ある予算の範囲で、本人がやりたいことを、やらせてあげるのが一番かもしれない。
一番大事なのは、子どもが学んでいることに無関心な親になることが一番ダメな親に
なるのかもしれない。どの程度子どもの学んでいることに、親が関心を持てるのかという、
程度問題はあるが、子どもに『質問をぶつける』ことが出来る親になる必要があると思う。