トーネードの無職生活

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私の経験した定年退職の退職金について

2018-01-26 21:01:23 | 日記
 昨日、55歳が賃金カーブの頂点になりそれ以降給与が下がるとという話を書きましたが、私が人事部門を経験したおよそ30年前は会社でも定年退職者は少なかったので取り扱いは手作業になっていました。

 通常の退職金の計算は退職時点の基本給をもとに算出するのですが、55歳以降は給料がへってしまいます。ですから最新の基本給で退職金を計算すると55歳時点よりも退職金の額がへってしまいます。そんなわけで、その頃は定年退職の予定者が少なかったので、手作業で該当する社員の55歳時点の基本給を記録しておき、それをもとに退職金を計算しました。

 それから退職金は勤続年数が長いほど基本給に掛けあわせる係数が多くなるのですが、55歳以降もその係数を適用してしまうことはせずに、退職金としては55歳で一旦算出して決定。そしてそれ以降の60歳までは別計算で退職金に付加するという方法をとっていました。

 私が勤めていた会社が今でもそのような退職金の制度を運用しているのかはわかりませんが、ふた昔前の55歳定年を基本とするといたしかたない感じもします。今の時代65歳が定年となっているのですから、退職金の算出方法も変えていいのではないかと思います。ただし、現行より減額されるというのは認められませんが。

 もし昔勤めていた会社の退職金の算定方法を使うとすると、55歳までの退職金、55歳から60歳までの退職金、そして雇用の携帯がどのようになるのかはわかりませんが、60歳以降65歳までの勤務に対する退職金と三種類の退職金を計算しなければにせないなんてことになります。それはいかにも不効率。たぶんきちんとした退職金制度を導入しているのだろうなと、昔勤めていた会社には期待しているところです。