その日、6時台のニュース(日テレのズームイン朝)で、キャスターの福留さんから、
「関西方面で地震があった模様です。」との一報を、出勤直前に耳にしました。
(関西で、珍しいなあ)そのくらいの感想でした。
学校に到着すると、TVからは
「死者が出たようです。」との追報。
(ええ!死者が!? 大きな地震だったのかな・・)
ところが・・・、
給食後職員室に下りてきた時、飛び込んできた映像!
衝撃的な映像と、あちこちで上がる火の手・・。
阪神淡路大震災でした。1995年1月17日、あの日。
戦後初と言われる大都市直下型地震。
「大災害時代」の始まりと言われる一方、多くの方が被災地に入り、「ボランティア元年」とも呼ばれました。またこれを機に、「トライやるウィーク」と呼ばれる職場体験活動が全国へと広がりました。
同年、この日が「防災とボランティアの日」と定められ、防災、減災、自助共助公助・・・。
今起こってもおかしくない南海トラフ地震、首都直下型地震。あらためて「いざ」の時を考える日としたいですね。
学校は、日常のしっとりとした時間を過ごせています。
朝の「あいさつ運動」今日は5年生担当。
サクラソウ水やり。
2年生のHさん、ビオトープ横の、雨水用のタンクをきれいにしてくれてます。ありがとう。
朝活。
西の空、すこ~し青みが見えます。
<日々雑感>
28年前のこの巨大地震数日後、関連ニュースの中で、家の下敷きとなって命を落とした中学3年生の記事がありました。
鉛筆を握ったまま、犠牲となった中学生。発生時刻は朝の5時46分でした。
早朝からの受験勉強中の被災。
当時中学3年生の担任だった私は、卒業、進路、受験を控えていた、同じ境遇の目の前の子どもたちに、この話をしたことを思い出します。
全国の受験生、ファイト!!