
こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
何回か記事にしてきた兵庫県知事問題、今回昨年の3月12日に各方面に出回った、元県民局長の怪文書について、第三者調査委員会の調査結果が公表されましたのでそれに関して記事にしたいと思います。
この件について記事にする時、毎回言ってるんですが、小平次は斎藤さんの支持者ではありません
結果的に擁護するような記事にはなっていますが、もともと維新の人ですし、吉村大阪府知事とも近しく、万博からのカジノ構想などについて、大阪兵庫の港湾部の開発などで協調しているかもしれません、そうであればむしろ批判的な立場です
小平次がこの件をずっと取り上げているのは、今、日本が好き放題にやられている状況、政治家がもはや国民を憎んでいるんじゃないか、と思えるほど腐りきっている状況、それを大いに援護しているのがマスゴミと言われるテレビ、新聞などの大手メディア、その根っこが同じだと思うので取り上げています
そのメディアの言うことをそのまま受入れ、ワクチン何回も打っちゃう人がいる、これも根っこが同じなんだと思うからです
そして、事実の確認のとれないものを事実として誰かを糾弾する魔女狩り裁判を、国民同士でやるな、と思うからです
さて、今回、怪文書に書かれていた以下の斎藤知事他、県幹部の不正に関する7つの項目について要約します
①神戸大学教授、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長五百旗頭眞(いおきべまこと)氏が亡くなった原因
県関係組織のスリム化を進めていた片山副知事が各所の人事案を検討し、ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長二人を解任すると五百旗頭氏に通告したところ、相当に憤慨し、通告から6日後に急性大動脈解離で亡くなった、斎藤知事、片山副知事の強権が五百旗頭氏の寿命を縮めた
②令和3年の知事選挙に際しての公職選挙法、地方公務員法違反
県幹部が知人などに斎藤知事への投票依頼などの事前運動を行ったことは、公職選挙法、地方公務員法違反にあたる、また、この県幹部が斎藤氏が当選後、人事面で優遇を受け出世している
③選挙投票依頼行脚
令和6年2月、斎藤知事が県産業労働部長を随行させ、商工会議所などに次の知事選での投票を依頼した
④贈答品の山(斎藤知事のおねだり、タカリ体質)
斎藤知事が『おねだり』をして、視察先企業から高価な物品を多数受け取っており、また視察先企業リストには、何がもらえるかを判断材料としての役得が列記されている
(例 コーヒーメーカー、自転車、ゴルフセット、スポーツウェア等の受け取り)
⑤政治資金パーティー関係
片山副知事ら県幹部が商工会議所などに補助金カットをほのめかし、知事の政治資金パーティー券を大量購入させた
⑥令和5年11月の阪神・オリックス優勝パレード協賛金のキックバック
片山副知事が、優勝パレードの資金の協賛金の拠出を県内信用金庫に依頼する際、各信用金庫への補助金を増額し、キックバックさせた
⑦パワーハラスメント
職員を怒鳴りつける、机を叩いて激怒する、幹部とのチャットで夜中や休日でも指示を出す、文房具を投げつける等々
さて、第三者調査委員会の調査結果として結論から言えば、①から⑥までは、但し書きが付いているものもありますが、事実として認められない、としています
細かいことを言えば、もっと詳しく事実と認められないことについて報告をされていますが、ダイジェスト版でも30ページ以上ありますんで、全てを書けません
怪文書の7項目中、6項目が事実してと認められないのであれば、この文書が公益通報であったかただの怪文書なのかは明らかで、兵庫県警が不受理としたのも当然のことと思います
第三者調査委員会は、公益通報者保護法違反を認定していますが、これはあくまでも弁護士の集まりの『第三者』の見解であり、テレビで有名な北村弁護士などは公益通報ではない、と言っています
これはもし追及するのであれば司法判断にまかせるほかありません
7項目中、6項目が事実してと認められなかったことについて、大手メディアはほとんど報道しておらず、パワハラが認定されたこと、公益通報保護者保護法違反のことばかりを嬉々として流し、斎藤さんの責任追及や辞職すべきでは、といった意味不明な報道が目立ちます
パワハラについては、16の事例の内、10がパワハラとして認定されましたが、これもおかしな話なんです
だって、あの百条お笑い劇場委員会、委員長の奥谷さん、調査の結果、知事からパワハラを受けたという人はいなかったと公式に発表したではないですか
その後もパワハラを受けたと証言する人は出て来ていません
受けた本人が申告もしていないのに『第三者』がパワハラを認定するって、これも意味が分かりません
これについて、最近になって急激に斎藤知事批判を強めている橋下徹さんがおかしなことを言っています
『橋下徹氏 「斎藤さんを支持している方に考えてもらいたい」→選挙で許される問題と許されない問題がある』
この中で橋下さんは
『勝手にパワハラだと認定するなと斎藤さん支持者が言っているんですけど、パワハラ認定は被害者の方がパワハラだと言わなくても客観的な基準で認定されます』
と言っています
もはや危険思想レベルだと思います
誰もパワハラを受けたと言ってもいないのに、『第三者』が勝手に認定する、それがまかり通ってしまえば、認定権者、時に為政者が自分たちにとって都合の悪い人間を葬り去ってしまうことができてしまいます
それがわかっているのか、橋下さんはこうも言っています
『職員の人は第三者委員会のヒアリングに対して『パワハラではありません』と言っている。パワハラだと言えないんです。パワハラですと言えないこの状況。これは斎藤さんが最初に告発者つぶしをやるときに事実無根だ、うそ八百だ、公務員失格だ。あんなことやったら職員は何にも言えなくなりますよ』
推測だけで断定するすごいこじつけだなぁ、と思います
こんな大問題になるパワハラが横行していたのなら、斎藤さんが失職した時とか、百条委員会で追及されていた時とか、その時に訴え出れば再選はなかったでしょうに。これだけの大組織で、誰一人それをしないなんて普通考えられませんよ
どんだけ兵庫県庁職員はビビリなんですかね、そんなビビリばかりのはずないじゃないですか
ここのところの橋下さんの斎藤さん叩きは、ちょっと無理筋に見えます
元々大阪万博って橋下さんが言いだしたんですよね
なんか自分の利益享受を吉村さんと斎藤さんに妨害でもされたんですかね
なんせ橋下さんは以前
『嘘を平気で言う。ばれても恥じない。信用できない。約束を果たせない。自分の利害に関わることには理屈を考え出す』
と裁判で認められてしまったことがありますので
御免!
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