こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
『失われた30年』
という言葉をよく耳にします
バブル崩壊後の日本経済の低迷が30年程続いていたっていう意味で使われているようですが、ここのところの株価の上昇で失われ続けるのももう終わり、のような論調もちらほら見ますが、大企業を中心とした株価が上昇したからって、実際の国民の生活は困窮する人が増え続けているのが実態のように思います
小泉・竹中時代に言われた『トリクルダウン』などは結局起きず、今も株価の上昇で恩恵を受けているのはごく一部で、物価と税が上がり、実質賃金は下がっている現況、さまざまな経済指標などでだまくらかすメディアや識者もいますが、地域でボランティア活動などしていると、確実に格差と貧困は広がっていると実感します
身の回り、仕事の関係者、特に東京に住んでいたりすると日々何も変わらないように感じている人が多数かもしれませんが、現実は全く違うように思います
たまに妻と浅草に出て食事をしたりするんですが、新仲見世通り(しんなか)なんか歩いていますと、大げさではなく、もはや歩いている人の8割以上が外国人観光客です
外国人ばっかりでどこの店も混んでいる、よく利用していた和食店も待たなければ入れない、じゃあイタリアンにしようって行けばそこも外国人だらけ
これ、一体どうなるんでしょう
もし、何らかの理由で外国人観光客が日本に来られなくなったら、新仲のお店なんか経営が立ち行かなくなってしまうんじゃないの?
だって日本人だけでは店が成り立たないってことになるわけですから
日本人が貧乏になって金使えないなら外国人に使ってもらえ、っていうのが今の日本の現状です
メディアなどでは、日本の平均賃金が〇%上昇した、なんて報道をしていますが、現実は物価(消費税)が上がり、実質賃金は減り、多くの中小企業などではそんな景気のいい話なんてないんです
タクシーやってた時、あるお客が言ってました
『今の日本じゃ子供を一人育てるので精いっぱい』
そうだと思いますよ、現に小平次もそうでしたし
友人に、世帯収入は決して多くもなく、増える見込みもないのに子供を3人も作っちゃった立派な人がいますが、もうほんと困窮していますよ、幸い能天気な人で、奥様も明るいので頑張れていますが、一昔前なら一家心中レベルです
格差と貧困の拡大、止まらない少子化、何でこんなことになっているんでしょう
『財務省が悪い』
最近はよくこういう言葉を聞きます
何が悪いのか
プライマリーバランスを保つ、それだけが財務省役人の使命、そして政府はそれを後押しし続けている
A・緊縮財政により極力支出を抑え、不足分は庶民への増税で賄い、儲かっている企業の法人税は下げる
B・積極財政に転換し、国債発行により市中にお金に回し、儲かっている企業の法人税を上げ、更に庶民は減税、内需を刺激して経済を回す
緊縮財政か、積極財政か、この二択しかないと思うのですが、財務省、経団連とその利権を貪る政治家によってずっとAが選択され続けてきました
プライマリーバランスを保つと言って支出を抑えなければならないことを理由に、郵政や上下水道、公営であったものを民間にゆだねるようになる、外資がそれを食い物にする、多くの日本人が困窮する中、土地も企業も買いたたかれていく、そして日本人の数はどんどん減り、やがて…
明らかに二択の内Aはバッテンだろう、ならばいい加減Bを選択したらどうなのか
小学生だって同じ二択問題を何度も間違えるはずもないのに、大の大人が間違え続けるなんて。。
あり得ないんです、わざと、わかっててやっているんです、なんでわかっててやっているかを書き始めると長くなりますので、まあ、そういうことなんでしょう
現に麻生太郎さんは10年以上前に、政府債務のほぼ100%が円建てである日本の財政破たんなどあり得ない、と発言しています
それがわかっててやっていることの証左です
もちろんそれに対しての反論は多数ありますが、少なくとも同じ二択問題を間違え続けているのですから、いい加減一度くらいもうい一方の選択肢を選んでもいいんじゃないの
その上で、統一教会や裏金問題、それでもまだ政権の座は揺るがない
なんで?
有権者がろくにものを考えていない、低い投票率の中、多数を占める高齢者、定年退職後に年金と退職金で暮らせる人たちとその奥様方
『百合子さん、今日もきれいよー』
と投票する
もちろん、その世代の方々にも危機感を持ってらっしゃる方もたくさんいらっしゃいますが、この状態に危機感を持つもっと若い世代が今後多数を占めるようになれたころ、日本人の人口はどれほど減っているのか、逆に外資、外国人がどれほど増えているのか
こんなにも自公政権はおかしなことをやり続けているのにその牙城は堅固で崩しようもありません
で、都知事選なんですけど、小平次はこのブログで石丸伸二さん一択だ、と言い続けています
そして今も変わりません
しかし、実のところ、普段の自分の主義主張、思想信条で言えば、石丸さんよりもはるかに近いと思うような人が多数出ています
健闘しそうなところでは、例えば田母神さん、以前申し上げましたが、この方に不満があるのは、田母神さんのような人ほど、皇室の未来について議論を深められるようにしてほしい、それが足りていない、と思っている点です
その他の事はほとんどの事で賛同できるし、ぜひ都知事になって欲しい、とも思います
似たようなところでは桜井誠さん、多少言葉が過激に過ぎますが、言っている事の多くに賛同できます
そして内海聡さん、公約だけで言えば小平次にはほぼ完璧に見えます
で、この方たちはとても正直な人たちにも見えます
ですが、正直な故に、揺るがぬ牙城へ正面突破を試みている、とも思えるんです
そして、その正面突破は今は無理だと。。
もちろん、無理を承知で将来のために少しでも主義主張、思想信条を伝えるのも大事だと思いますが、もう時間がないと思っています
このところの自公政権はオウンゴールで大きく支持率を下げていますので、今解散総選挙をすれば、ひょっとすれば野党連合で政権を獲れるかもしれません
しかし、それはまさに烏合の衆です
先の二択問題、Bの選択をしているのは主だったところでは、国民民主党とれいわ新選組くらいです
主導権を握るであろう立憲民主党がそもそも消費税減税に反対しています
何も変わりようがありません
本来、先のお三方のような人たちが都知事になればどれほど良いか、しかし、こういった主張に賛同し、危機感を覚える人たちが多数派になる頃には、もう日本がないかもしれません
あっても、もはや日本とは呼べない国になっているかもしれません
だから時間がないと思っています
時間がないゆえに、小平次が思うのは、毒かもしれませんが石丸伸二一択だと、正面突破ではなく、巧みにかわしながら懐に入り込み日本を変えて行く起爆剤として、劇的な変化をもたらしてくれるのではないか、と期待しているからです
石丸さんが先ごろ、都知事になったら都立高校の生徒会長に100万円ずつ配る、と言って、少しだけ話題になりました
賛否はあるでしょう
でも小平次は面白いと思います
最近の高校生や大学生は、思いの外しっかりとしている子も多いと感じています
自分の高校の生徒会長に100万円が投資されたらどうなるだろう、生徒会選挙で誰を選ぶのがいいだろう、その公約を気にかけ、ものすごく考えるかもしれません
自分ならこうする、と言って考え抜いて生徒会長に立候補する子が出て来るかもしれません
何も考えず使いまくる高校もあるかもしれません
それでも、オリンピックがらみで入札停止中のはずの電通、その100%子会社の電通ライブに意味があるとも思えないプロジェクションマッピングを任せて結局電通を儲けさせ、結果マスコミを抑え込む、そんなことのために数十億かけるよりかはよほどいいと思います
もしかすると、石丸さんを自信を持って支持できるのって、このプロジェクションマッピングを即刻中止してその分未来に投資する、と言ってることくらいかもしれませんw
石丸さんが安芸高田市長の退任挨拶をした日、職員の中には泣いている人もいたそうです
市議会の中継とか見てましたけど、担当課の課長さんや部長さん、実に活き活きと、自信をもって議員の質問に答えていました
退任後も、職員さんからラインなどで石丸さんに感謝の言葉、一緒に仕事ができて良かった、というメッセージが届いたそうです
都庁へ行ってみればわかりますが、こんな活き活きとしてやりがいに満ちた顔してる職員いませんよ
それどころか下記の記事
都庁職員に聞いた「小池都知事と蓮舫議員、どちらがマシ?」 恐怖政治の小池氏、“二面性”の蓮舫氏
百合子は人気取りのため、思いつきで急にお金ばら撒く、とかをやるので、都庁職員の残業が増え、精神的にも疲弊し、昨年3月には都政の中枢の、政策企画局の職員さんが一斉に20人も辞めてしまって衝撃を与え暗い影を落とした、と出ています
石丸さんはグローバリスト側だ、と言う声は当初からありましたし、安芸高田市議会での消費税に対する発言にも、?、と思うこともありましたが、文系、音楽系の小平次の拙い直観力は、この職員さんたちの笑顔が全てを物語っている、と思わせるのです
石丸さんだけではありませんが、実際に会って話したことがある訳でもなく、その心の深層は測りかねますが、石丸さんのこれまでの功績は、政治に無関心であった世代に関心を持たせたことだと思います
もしかしたらあっち側だったとしても、都知事になったらまた若い世代を中心に大いにバズるでしょう
小平次がコロナ騒動の頃、ずっと叫んで来たこと、それはとにかくにも若い人たちの今と未来を第一に考える、若者の自由を奪うな、それにつきます
自分の娘を含め、若者の未来を思うと本当に時間がない、と実感します
御免!