日本書紀 神功皇后紀を読んでみる ７

応援クリック


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

本日は

『日本書紀　神功皇后紀を読んでみる　７』

をお送りいたします

『おさらい』

幼いころから叡智聡明、大変にお美しい方でいらした『おきながたらしひめのみこと』神功皇后は、夫の仲哀天皇が神々の言葉に従わず、若くして急死なされたことに心を痛め、自ら神主となり神々のことばを聞き、西の宝の国を目指すことを決意なされました。

そこでまず、大和に従わない長年の宿敵、九州の熊襲（くまそ）の征討に向かわれ、鳥人『羽白熊鷲』や、土蜘蛛一味の魔女王『たぶらつひめ』を討ち取りました

次に『おきながたらしひめのみこと』神功皇后は、西の宝の国を求める、ということの成就を占うため、川で釣りをなされました

そして、もしことが成るなら『河のさかなよ！針を食え！』と神功皇后がおっしゃったところ、見事な鮎が釣れた…

というところまででした


では早速続きを見てみましょう


『原文』一部現代字使用

『既而皇后　則識神教有驗　更祭祀神祗　躬欲西征　爰定神田而佃之　時引儺河水　欲潤神田而掘溝　及于迹驚岡　大磐塞之　不得穿溝　皇后召武內宿禰　捧劒鏡令禱祈神祗而求通溝　則當時　雷電霹靂　蹴裂其磐　令通水　故時人號其溝曰裂田溝也』

『訳文』

『皇后は神の教えの正しいことを知り、さらに神祇を祭り、自ら西の国をを討とうと思われた。そこで神田（神に供える稲を作る田・みとしろ）を定めた。そのときに儺の河（那珂川・福岡県筑紫郡）の水を引いて、神田を潤そうと思われ、溝（うなで・用水路）を掘られた。うなでが迹驚岡（とどろきのおか）まで及ぶと、大岩がふさがっており、うなでを通すことができなかった。皇后は武内宿禰（たけしうちのすくね）を召して、剣と鏡を捧げて神祇に祈りをさせられ、うなでを通したいと求められた。するとその時、急に雷が激しく鳴り（雷電霹靂）、その岩を踏み裂いて、水を通じさせた。それで時の人はその溝を名付けて裂田溝（さくたのうなで）と言った』

簡単解説


いよいよ新羅出兵が近付いてきた、ってシーンですね

さて、この時に神功皇后が作られた『裂田溝（さくたのうなで）』ですが、実は今も福岡県筑紫郡那珂川町に、日本最古の農業用水路として現存しています




裂田溝・動画



御免！

森友学園問題、しっくりこないこと

応援クリック



こんにちは


小野派一刀流免許皆伝小平次です


本日は連日世間を賑わせている森友学園の件について

ちょっとお話


前回の記事で、安倍首相夫妻はじめ、今回の疑惑の関係者は『瑞穂の国』などという言葉を使うな

と申し上げました


しかし、ここのところの報道を見聞きしていますと、どうにもしっくりきません

とりわけその関係を騒がれている

『日本会議』

極右集団、などと言われており、森友学園も極右教育をしていたかのような報道…


『教育勅語』


を教えることがなぜ

『極右教育』

なのでしょうか

本来であれば公立の学校が率先して『教育勅語』を教えるくらいになっていかなくてはならないのです

森友学園もその理念だけを見れば『極右』などと言うべきものではありません

日本会議も同様です

（安倍首相ガンバレ、とか安保法制賛成とか子供に言わせるのはどうかと思いますが…）




しかしながら、前回小平次が安倍首相夫妻はじめ、この件の関係者に『瑞穂の国』などと言うな

と言ったのは、その崇高な理念を語るにふさわしくない連中だと感じたからです


日本会議もその理念だけ見れば決して『極右』などではないでしょう

それでも小平次はただ一点、日本会議の考えと相容れないことがあります

日本会議は、今上天皇陛下のご譲位に関し、今のところ会としての自らの立場をはっきりとはさせていません

有識者会議の見解も、日本会議に関係する識者の見解も、決して日本会議の見解ではないと言っています

しかし、これまで日本会議が言ってきたこと、ご譲位に関し発言する識者の言葉をたびたび引用してきたことを思えば、日本会議が

『男系男子のみの皇位継承』

の立場であることは明らかです

男系男子のみの皇位継承を続けていくのは、もはや現実的に不可能だということもまた、だれの目にも明らかです

男系男子のみの皇位継承を主張する人たちですらそう思っています

ですから日本会議に限らず、男系男子のみの皇位継承を主張する人たちは言います

『戦後皇籍を離脱した人たちにお出まし願い、即位していただこう』

実際そんなことが可能でしょうか

どれほどそのような人たちがいるのでしょうか

もはや一般人として普通に暮らしている人たちに

自由も何もない無私の立場の『君』になって頂こうというのでしょうか

あまりに身勝手です

同時に、何より

『一般人が明日から天皇だ』

と言ってつとまるほどのことしか今上天皇陛下がなされてこなかったとでも言うのでしょうか


天皇陛下が、大変なご負担あるその御つとめをはたされることができるのは、神聖な領域の中で暮らされ、二千年の永き伝統と歴史を、受け継がれ、育まれ、それを一身に背負われるお覚悟と強靭な精神力をお持ちだからなのではないでしょうか

その強靭な精神力で日々祭祀を行われ、無私の御心で国民の平穏と安寧をお祈り頂いている

だからこそ私たち民は天皇陛下を崇敬し、信頼申し上げているのです


『戦後皇籍を離脱した人たちにお出まし願い、即位していただこう』

それはだれでもいいということです

天皇陛下のおつとめはだれにでもできると言っているのです

どれほど天皇陛下の御つとめを軽んじ、侮辱しているのかがわからないのです

どれほどこのような言葉が不敬であるかすらわからないのです




ですから、

安倍首相夫妻はじめ、この件の関係者に『瑞穂の国』などと言うな

と言いたいのです


さて、ここのところの報道、民進党が特例法で歩み寄ったなどと言われておりますが、天皇陛下のおきもちに沿う最後の正念場であると思っております


安倍首相の国会答弁をご覧ください

もはや断末魔です

感情に先走り支離滅裂

何を言ってるのかすら理解不能です

以前安倍首相を支持していたころですらこの人に感じていたことがあります

『小者』

国会の答弁、記者の質問にキレてむきになる姿からそう感じておりました


もう結論は出ております

私たちはマスコミ報道に惑わされ、勘違いしてはいけないのです

『教育勅語』

の理念は私たち日本人が感じ取るべき大切なものです

それを天皇陛下を侮辱し、軽んじる者たちに語って欲しくないのです



天皇陛下は

「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。国民の理解を得られることを、切に願っています。」

とおっしゃったのです

私たち民はこのおことばを深く心に刻まねばなりません



御免！

瑞穂の国… 国有地払下げ疑惑 『瑞穂』などと口にするな

応援クリック


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


『安倍晋三記念小学校？』

今、世間を賑わせております、森友学園が『安倍晋三記念小学校』こと『瑞穂の国記念小学院』の建設地として買った国有地の価格を、国が８億円以上も値引きすると決定した件について


詳細はニュース等、ネットなんかでも新聞記事が読めますのでご覧ください


小平次は一言

この件に関わっている関係者、ならびに安倍首相夫妻

天皇陛下のおことばやおきもちを無視し、特例法などと言って天皇陛下や皇室のみなさまを侮辱している連中

おまえらが

『瑞穂の国』

などという言葉を使うな



我が国の歴史と伝統、先人の名誉が穢れる

しかしながら、言うまでもないことですが、すでに関係教育機関に入園、入学している子供たちになんら罪はない

本当の意味で『瑞穂の国』の子供たちとして育てるようお願いしたい


さらにこのニュース

『園児に安倍首相がんばれと唱和させている？』

本当ですか！？


もはや完全に狂ってます

これを狂っていないという人がいたらその人も狂っています



御免！