さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

釣魚備忘録 2 鱸

2022-05-16 | 釣魚備忘録


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

釣魚備忘録 2 『鱸』

いよいよ人生も後半戦、釣り好きの私がこれまで釣ったことのある魚を、記憶を頼りにつづってまいります
釣り人には釣れても喜ばれないような小魚などもできる限りつづりたいと思います

①初めて釣った場所と私の年齢(思い出せる限り)
②その他の釣ったことのある場所
③その魚の自己ベストのサイズとその時の様子
④主にどんな調理をして食べたかとその感想

以上の内容に加え、思い出などがあれば書き残したいと思います


鱸(スズキ)と言えば、今では海のルアー釣りの代表的なターゲットとして大人気の魚です

小平次は、前回の『鱚』でも述べましたが、小さいころから大人になるまで、基本的にはキス釣りばかりをやっていました

自分が狙っている魚を、時には食ってしまう、そんなスズキは小学生の頃には随分と敷居の高い魚でした
地元の江の島周辺では古くからルアーや電気ウキに活きエサをつけ狙う人もいましたが、子供にはなかなか手の届かない魚のイメージが強かったように思います

①初めて釣った場所と私の年齢
東京都大田区 東京流通センター前 小学校6年生
私の幼いころ、高度経済成長もピークを過ぎていたかと思いますが、公害問題などが世間を賑わせていましたが、東京湾や周辺河川は汚染が進み、色も臭いも酷いものでした

小学校6年生の時、父の仕事の関係で、平和島の東京流通センターに行ったとき、空き時間に海を覘くと、幼いころの東京湾の記憶とは違う、底が透けて見えるほどの海に一変していたのです

しかも、沈んだ石などに、セイゴクラスのスズキが群れているではありませんか(スズキは出世魚・関東ではセイゴ➡フッコ➡スズキと呼び名が変わる)

次の週、兄と釣竿を持って父と再び東京流通センターへ

父が仕事をしている間、兄とゴカイをエサに投げ釣りをしました

海岸の砂地を掘ると、ゴカイがわんさか出て来たのです

置き竿にして待っていると、いきなり竿ごと持って行かれそうな強いアタリ、必死に巻いてきますと30cm弱のセイゴでした

②その他の釣ったことのある場所
神奈川県藤沢市 片瀬川・江の島周辺
神奈川県横浜市みなとみらい周辺

一番数を釣ったのはこのみなとみらい周辺ですね、60cmクラスのスズキを釣り上げ、カップルなどのギャラリーから拍手喝さいを受けたこともありましたよ♡
神奈川県横浜市 赤レンガ倉庫付近
神奈川県逗子市 鐙摺水産試験場付近
神奈川県平塚市 相模川河口
神奈川県真鶴町 岩海岸
静岡県熱海市 多賀海岸
静岡県河津町 河津川河口
静岡県賀茂郡 松崎町 那賀川周辺
東京都江東区 荒川河口
東京都台東区 隅田川流域
東京都墨田区 スカイツリー周辺

③その魚の自己ベストのサイズとその時の様子
神奈川県藤沢市 片瀬川 91.5cm

いつものようにルアー結わいて玄関出て徒歩で片瀬川へ。
この日は少し上流まで歩き、ボートなどを川に下すスロープへ。
タモ網を持ち歩くのが面倒なので、ハンドランディングできるような場所へ行くことが多いのです。ルアーはシンキングペンシル、トゥィッチをかましながら巻いていると、微妙なアタリ、すかさず合わせると重量感ある強い引き、通常スズキは掛かるとその直後は破壊的に暴れ、水面を飛び出し(エラ洗い)頭を振りルアーを外そうとしますが、この時は全く違う感じ、まるで大鯉か、大ボラが掛かった時のような重厚でトルクフル、てっきり鯉かボラが掛かったのだ、と思ってやり取りしていました

スズキと違って鯉やボラの引きは、激しくはありませんが、中々バテずに持久力があります

もっと以前に80cm近い鯉が掛かった時など、30分近く糸を巻いては出されを繰り返しました

鯉かボラだと思ってやりとりしている上、中々弱らずかなり遠くまで糸を出されてしまい、やる気を失います

それでもどうにか岸近くまで寄せ、街灯に照らされたその魚影を見ると、まさにスズキ! しかも今まで見たことの無いサイズ!

鯉かボラだと思っていたのが、スズキだったとわかって急に足が震え出しましたwww

近くの人が自分のタモでランディングしてくれました

現時点での私のレコードです

④主にどんな調理をして食べたかとその感想
スズキは汚染に弱く、都会河川のスズキは結構ケミカル臭、と言うかオイル臭がきつい個体が多いのです

ですが、外洋で釣れたスズキは絶品です

刺身・洗い・フライ・塩焼き・鍋・ムニエル・汁の具

釣って食べようと思うときは一度口の中の臭いを嗅いで、潮の香りと魚の匂いのするものを持ち帰ります

くどいようですが、外洋もののスズキは本当に美味です



今のスズキ釣りの主戦場はこんな場所です



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釣魚備忘録 1

2022-01-31 | 釣魚備忘録



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

今回から新カテゴリー

『釣魚備忘録』

をお送りしたいと思います

このブログの読者様は、私が釣り好きなことをご存知かと思います

釣りは人生だ、というくらいに好きですが、このところ年のせいか腰も重く、何より多忙なこともありまったく釣りに行けてません

近くに隅田川が流れ、ちょっとルアー結べばすぐに行けるんですけど、つい休みの日は体を休めたい、という気持ちが勝り、なかなか… あと今はどうにも寒さに心が折れます

若いころはそんなことなかったんだけどなぁ…

そこで、今まで釣ったことのある魚の備忘録を作り、せめて釣りの思い出にひたろう、というわけです

自前の写真があるものはそれを使い、無いものはフリー画像などで、その魚の姿形もご紹介

あわせて、その魚に対する想い入れなどの他

①初めて釣った場所と私の年齢(思い出せる限り)
②その他の釣ったことのある場所
③その魚の自己ベストのサイズとその時の様子
④主にどんな調理をして食べたかとその感想

などをご紹介したいと思います

興味の無い方にはつまらない記事なるかも知れませんが、私の老後のための思い出作りにちょっとお付き合い下されば幸いです

記念すべき? 第一回はこの魚



『シロギス』 白鱚


この魚は私が釣りにハマるおおいなるきっかけをくれた魚です

海の近くに住みながら、小学生になるまでは釣りに関心はなかったんですが、小学校1年生の時に、千葉に住む伯父に浦安から出船の乗合船のキス釣りに連れて行ってもらって、それがとても楽しくて、釣りにハマっていくことになったのです

小1のころの記憶なので、ほとんど覚えておりませんが、いまだに残る絵日記などを見ると、とても楽しかったんだなぁ、というのが伝わります

以降、私にとって釣りと言えばキス釣り、というくらいになりました

よく、釣りは『鮒に始まり鮒に終わる』と言いますが、私にとってはその魚はシロギス、ということになりそうです

では備忘録

①初めて釣った場所と私の年齢
東京湾:浦安出船の乗合船 ・小学校1年生

②その他の釣ったことのある場所
・東京湾沖:川崎出船の乗合船
・東京湾沖:金沢八景出船の乗合船
・久里浜沖: ボート
・三浦走水沖:ボート
・相模湾沖:片瀬出船の乗合船
・相模湾沖:小田原早川出船の乗合船
・逗子葉山沖:ボート
・藤沢市片瀬海岸・江の島周辺:投げ釣り
・熱海港:投げ釣り
・網代港(東伊豆):投げ釣り
・網代沖(東伊豆):ボート
・西伊豆松崎町松崎港・那賀川河口:投げ釣り
 
他にもあるかもしれませんが、今思い出せるのはざっとこんな感じ 思い出したら追記します
 
③その魚の自己ベストのサイズとその時の様子
31cm(2尾)、いずれも松崎町松崎港・那賀川河口にて
初めてこのサイズを釣ったのは中学校2年生の夏休み、那賀川河口で工事中の港の鉄骨の上に乗りアオイソメをエサにちょい投げをしておりました。少しずつサビキながら海底の起伏部で待っていますと、突然竿ごと持って行かれるような強烈なアタリ、必死にやりとりをして何とか足元まで来ますと、そこから強く激しい引き込みを見せます、キスの引きではない、と思いながらようやく釣り上げますと、いわゆる

『尺ギス』

歓喜しました

近くで漁船を洗っていた若い漁師が驚いて

『でっかいの釣ったなぁ! 沖でもそんなの獲れないがぁ』

と、伊豆訛りで褒めてくれました

もう1尾は、24歳の夏、バンドメンバーで松崎に遊びに行ってちょい投げで釣れました

地元の知人の家に行って塩焼きにしてもらい、バンドメンバーで一口ずつ食べました
その美味さにメンバー全員仰天していましたね~

④主にどんな調理をして食べたかとその感想
天ぷら、フライ、塩焼き、刺身(糸造り)、こぶ締め、煮つけ、色々な調理方法で食べましたが、どれもこれも本当に美味しい。特にシンプルな塩焼きは、キス独特の香りも引き立ち最高です。私の妻は釣りなどやったことがなかったのですが、結婚前、西伊豆松崎へ連れて行き、ちょい投げでキスを釣り、その場で塩焼きにして食べさせたら、こんな美味い魚は食ったことがない、と驚き、それから毎週網代のボートでキス釣りに出掛けました
また、旬のキスの刺身も絶品で、ヒラメ以上、というのが私の感想です





釣って楽しく、食べて美味しく、感謝しかないような魚です

次回は、キスに次ぎ追い求めている魚、鱸(スズキ)の備忘録で


ありがとうございました




コメント (2)
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