山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

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磯部城

2018-05-27 19:56:02 | 山城ー上州
磯部城は群馬県安中市東上磯部にあります。
磯部城地図

地方道48号線からアクセスする場合には磯部小から西に300m、児童公園の東脇から市道を進み信越化学の会社の東側にある山が磯部城址です。県道217号線からは五賀のバス停から西の二又を右手に進み1.5kmくらいの右手の山です。


城址入口、奥に駐車場有

駐車場にある縄張り図と説明板、磯部は佐々木信綱が所領を持っていたところですが、城址は戦国期のものです。山崎一氏は武田信玄によるものかと推測されていますが、横堀の付け方からすれば後北条氏の可能性もあります。

登り口に入って南口に廻ります。

大きな竪堀、通路でもあり、下方から南周りに犬走があります。

馬出の下にある大きな竪堀

竪堀を見上げています

犬走から南に廻り

本丸南下の腰曲輪を東に歩いてゆきます。

腰曲輪、縄張り図では広く描かれていませんが実際は幅広く感じました。

つつじの小径とある腰曲輪を東に行くと馬出となります。

双馬出とあります。奥の腰曲輪から接続されています。

馬出から南に三の丸


日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
佐々木信綱
ささきのぶつな
(1180―1242)

鎌倉前期の武将。定綱(さだつな)の四子。母は新田義重(にったよししげ)の女(むすめ)。通称四郎。1200年(正治2)幕命を受け近江柏原(おうみかしわばら)荘(滋賀県米原(まいばら)市)の住人柏原為永(ためなが)を討伐、1205年(元久2)には幕府軍に従い京都守護平賀朝雅(ひらがともまさ)を攻め、左近将監(さこんのしょうげん)に任ぜられた。1221年(承久3)に承久(じょうきゅう)の乱が起こると、一族の多くが京方についたにもかかわらず、日ごろ鎌倉に居住していた信綱は北条泰時(やすとき)に従い攻め上がり宇治川の合戦で戦功をあげた。乱後、京方に加わった兄広綱(ひろつな)にかわり近江守護に任ぜられ、1227年(安貞1)佐々木氏の本荘(ほんしょう)である佐々木荘(滋賀県近江八幡(はちまん)市)、堅田(かたた)荘(同大津市)などの地頭職(じとうしき)を与えられた。1234年(文暦1)評定衆(ひょうじょうしゅう)に加わり2年間在職。辞職後にわかに上洛(じょうらく)して出家し虚仮阿(きょかあ)と号し遁世(とんせい)した。[太田順三]


母新田義重の娘の関係から、上州磯部を所領に持ったのかもしれません

醜悪な人間がいつまで政権にしがみついているのか。

2018-05-27 19:43:39 | 日記

<際立つ醜態>安倍・麻生・内田の生きざま -植草一秀

メディアゴン / 2018年5月27日 1時48分

植草一秀[経済評論家]

* * *

あまりにも醜(みにく)い。日本の惨状は責任ある立場にある者が人間としての美学を完全に失っていることに原因がある。地位があっても学歴があっても、人間としての生きざまが醜悪に過ぎればまったく価値がない。

生きざまの醜悪さが日本の地盤沈下をもたらしている。安倍晋三首相、麻生太郎財務相、佐川宣寿元理財局長、福田淳一前財務事務次官、そして、日大アメフト部の内田正人前監督と井上奨コーチ。

この6名に共通していることは、真実に正面から向き合わず、保身と自己弁護に終始していることだ。嘘をつき通して、自分の利益、自分の地位に恋々とする。醜悪な生きざまである。

昨年2月以来、森友疑惑、加計疑惑が国会審議時間の太宗を占有してきた。森友疑惑では、14の決裁公文書が大規模に改ざんされた。刑法を公正に適用すれば虚偽公文書作成罪に該当することは明白だ。

また、時価10億円の国有地が実質200万円で払い下げられた行為は財政法に違反し、刑法の背任罪が成立するものである。さらに、国会に虚偽公文書を提出して国会審議を妨害したことは「偽計業務妨害罪」に該当するものである。

この問題に安倍首相や安倍首相夫人がかかわっていたら、「安倍首相は首相も国会議員も辞める」と明言しているのだ。安倍首相は昨年2月17日の衆議院予算委員会で次のように述べた。

「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一切かかわっていないということは明確にさせていただきたいと思います。もしかかわっていたのであれば、これはもう私は総理大臣をやめるということでありますから、それははっきりと申し上げたい、このように思います。」

「いずれにいたしましても、繰り返して申し上げますが、私も妻も一切、この認可にもあるいは国有地の払い下げにも関係ないわけでありまして、(中略)繰り返しになりますが、私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい。」

財務省は近畿財務局および財務省と森友学園との交渉記録について、廃棄して存在しないとしてきた。ところが、膨大な交渉記録が存在することが明らかにされ、その文書が公開された。財務省は「廃棄して存在しない」と国会で答弁したのちに、廃棄を指示していた。

この行為も明確に「偽計業務妨害罪」に該当するものである。新たに刑事告発が行われるべきである。交渉記録が明らかにしていることは、安倍昭恵氏が公務員秘書の谷査恵子氏に指示して財務省と折衝させたことを契機に、国有地の激安払い下げが急進展したという事実である。

安倍首相は安倍昭恵氏が指示して折衝が行われたわけではないとしているが、客観的な事実は安倍首相の主張を覆すものである。疑惑を晴らすには安倍昭恵氏による説明が必要不可欠である。

安倍首相が安倍昭恵氏の国会での説明の機会を設定しないことが、この問題の解決を遅らせる主因になっている。加計疑惑では2015年2月25日に安倍首相が加計孝太郎氏と面会していたのかどうかが最大の焦点として浮上している。

加計学園職員が愛媛県との打ち合わせで面会の事実を明らかにしたというものだ。この報告を受けた愛媛県の中村時広知事がその内容を公開している。「伝聞の伝聞」だとして、懸命に事実を否定しようとする主張が提示されているが、「伝聞の伝聞」であることが「ウソ」であることの根拠にはならない。

2015年2月25日に安倍首相と加計孝太郎氏との会話が事実であり、加計学園の獣医学部新設の意向を安倍首相が聞いていたとするなら、安倍首相は完全に終わりである。政局は極めて重大な局面を迎えている。

事実を明らかにするには、2015年3月3日に行われた愛媛県と加計学園との打ち合わせに出席した者から話を聞くことが必要だ。打ち合わせに出席した愛媛県職員と加計学園職員を国会に参考人招致するべきである。

この打ち合わせは、加計学園から愛媛県に対して、安倍首相と加計孝太郎氏の面談内容を報告したいと申し出があったことを受けて開かれたものだと愛媛県が公開した文書が示している。2月25日に安倍首相と加計孝太郎氏が面談した疑いは極めて濃厚である。

真実に正面から向き合い、醜くない生きざまを示すべき局面である。

[植草一秀の公式ブログ『知られざる真実』はコチラ]


植草氏の主張に全く同感である。安倍昭恵夫人の関与は明らかである。また平成15年に安倍は加計考太郎との面会したことも事実である。公文書を改竄させても嘘を付き続ける醜悪な人間どもに、いつまで政権を任せておくのか。内閣支持率が10%代になれば、確実に官邸から追われるのだが・・・