山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

新潟、山梨、長野、群馬、栃木、埼玉県などの埋もれた城跡を探索しております。カテゴリ「城郭一覧」で簡単にアクセス。
 

千馬山城

2018-05-02 19:58:18 | 山城ー武州
千馬山城は埼玉県皆野町三沢にあります。

千馬山城地図

皆野寄居バイパスの皆野長瀞ICで降りて地方道82号線に入り、三沢地区を南に進み900mくらいに竜谷閣というホテルがあり、それから400mくらいに強石橋があります。

強石橋から北に入る市道があります。

市道10m左手に説明板があります。

強石集落に入り、沢沿いに300mくらいに、この登り道があります。

千馬山城は別名竜ヶ谷城と言います。埼玉県には竜ヶ谷城は三つあり、あえて千馬山城としました。

登り道を進むと民家があり、家の南に倉庫のような建物の前を歩きます。

神社があって、これを左手に歩きます。
山道を歩いて15分、土橋に着き、右手には石積があります。

土橋を角度を変えて見ています。

第二虎口、この虎口の縄張りは北条氏の影響が強く出ていると思います。

第二虎口を上から見返しています。

壕を進み

第三虎口、壕道には木柵を連ねて大手を狭くしているのかもしれません。

第四虎口(土橋)左手

第四虎口右手

第五虎口(土橋)、ようやく主郭部に近づいてきましたが次回とします。

■竜ヶ谷城とも
 「新編武蔵風土記稿」などの近世に編纂された地誌などによれば山上の主郭に祀られていると伝わる用土新左衛門正光(政光、正道など)が築城したとされる山城です。「皆野町史」などでは武田氏などの侵攻に備えて鉢形城の西方秩父方面を押さえる役割を担っていたとされています。ただし眺望や距離の点で荒川が流れる秩父盆地北部に直接睨みを効かせるのにはやや無理があるように思われ、そうした機能については尾根筋の北西に所在していたと推定される「田野城」が補完していたものと思われます。「城跡ほっつき歩記」千馬山城記事より

国宝備前刀

2018-05-02 19:45:54 | 日記
国宝備前刀、岡山・瀬戸内市が購入方針 提示額5億円、ふるさと納税活用
4/24(火) 8:21配信  山陽新聞




瀬戸内市が購入方針を表明した国宝の備前刀・山鳥毛=2017年5月、岡山県立博物館
 岡山県瀬戸内市は23日、県内の個人が所有する国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛(さんちょうもう))」を購入する方針を明らかにした。所有者は5億円での売却を希望しており、同市はふるさと納税の活用による財源捻出を進め、年内にも譲渡契約への道筋を付けたい考えだ。

 山鳥毛は戦国武将上杉謙信の愛刀としても知られ、謙信ゆかりの新潟県上越市が2016年に購入を表明したが、金額面で難航。交渉は17年11月、白紙に戻った。現在は岡山県立博物館(岡山市)に寄託されている。

 瀬戸内市によると、18年1月に所有者から譲渡の打診があり、交渉を開始。「国宝の中でも最高峰の一つとされる刀剣を入手する唯一無二の機会」(同市)と判断し、23日に開かれた市議会総務文教委員会で取得の意向を表明。インターネットで寄付金を集めるクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税などで資金を調達するとした。

 同市は山鳥毛の鑑定に関連する補正予算案を6月定例市議会に上程する予定。有識者による評価委員会を開き、提示額の妥当性などを協議した後、年内にもCFを開始。資金調達のめどが立ち、議会の同意を得て譲渡契約を結ぶ。武久顕也市長は「文化財は地域のアイデンティティー。山鳥毛を『生まれ故郷』で守り、後世に伝えていきたい」と話している。

 同市は古くから刀剣産地として知られ、公設唯一の博物館「備前長船刀剣博物館」があるが、所蔵する200点超の刀剣に国宝や国重要文化財はない。


上杉謙信の愛刀「山鳥毛」は上越市に寄贈してもらいたいという願いを持ちます。謙信も草葉の陰で、そう願っているでしょう。