岩手県「宮古市災害ボランティアセンター」運営等の震災支援として、北海道社会福祉協議会の派遣要請から、5/6~5/12 現地へ行ってきました。私の勤務はで40分程度の「田老地区災害ボランティアセンター」。宮古市社協から相棒と2人、毎朝通いました。
田老地区は人口約4500人、地元社協ボラセンスタッフは2名+私達2名とボランティア1名です。
田老地区避難所の1つ「グリーンピア三陸みやこ」です。 同一敷地内にアリーナ(左)450人とホテル(右)に250人生活しています。
上記の他、洗濯施設や物資提供センターがあります。ホテルには高齢者や体調を考慮される方が1部屋2世帯等で入居しています。街にあった診療所が壊滅から、3階に臨時開設していました。(街からはバスで通院している方もいます)
アリーナ中では、1世帯ごとダンボールで仕切られてました。館内には、子どもの遊び場、インターネットコーナー、 女性用着替えスペース等ありました。 テレビやソフアーが置かれた空間は、人が集まりサロン的雰囲気でした。お風呂はホテルで交代で利用します。
長期の集団生活から、 「夜はゆっくり眠れない」という声も聞きました。
同一敷地内に仮設住宅を420戸(1DK~3K)建築中。5月15日頃から、まずは80戸、震災前の居住地域ごとから引っ越し予定です。テレビ等電化製品や寝具等支給されますが、光熱費は入居者負担です。家賃は無料ですが、入居期間は原則2年間です。
「引っ越しボランティア」案内チラシを避難所訪問で配布。 「助かるわ~」という声も聞かれ、ボランティアの出番がありそう!です。 地元スタッフと頭をひねり、「引っ越しボランティア体制」を考えてきましたが・・・・、活かされることを祈っています。
上のチラシにある、●ボランティアへの報酬不要。「おひる、こびりもいりません」~の 「こびり」???ってわかりますか。
あっと言う間の6日間、街の空気に少し慣れてきたかなという頃お別れです(もう少し居たかった~上のmy寝袋 )
被害地域の写真を撮らせてもらいながら、この地に多くの命がやどっていたこと・・・・・・・、
仮設住宅への引っ越しを心待ちしながらも、次の生活課題が待っていること・・・・・・・・、自分は少しでも力になれたのだろうか・・・?
社会貢献活動の某金融機関社員の皆さん、宮古市社協や田老地区社協、静岡県内社協、岩手県社協等スタッフの皆さん、ボランティア の皆さん、そして地域や避難所で生活している被災者の皆さん、多くの方々との出会いに心から感謝いたします。
田老地区の皆様方の健康と、皆様方主体の復興を心待ちしている一人がここにもいることをお伝えさせていただきます。
※「こびり」?は、おやつの意味です <とよっち>