先日、ある研修の中で、講師(女性ではっきりものをいう先生でした)が、コミュニケーションについて話している中で、人に何かを伝える時は、頭に映像を思い浮かべながら伝えることが大切であるとの話がありました。自分も映像を浮かべながら話し、相手にも話の内容が映像化しやすいように伝えるようにしてくださいとのことでした。
そんな前置きがあっての研修でしたが、このことが印象的で、グループワークで話し合ったことを全体に発表する時、各グループは、自然と「映像化する」がポイントになりました。
例えば、「目的と目標の違いはなに?」と言われた時、「目的は大きなもので目標はその中の小さなもの」とか「いやいや、その逆だよ」とか、「どっちも同じ意味です」と意見がばらばらでしたが、講師は、
1.目的は一番抽象的なもの
2.目標は具体的なもの
3.計画は更に詳細で具体的なもの
とのことでした。
あるグループが、それを映像化したら、例として、
1.目的が家を買うこと
2.目標が頭金を100万円貯めること
3.計画がその頭金をためるために毎月5000円貯金すること
と説明しました。
なるほど、映像化するということは、こういうことかと、納得したので、仕事でも実践してみようと帰ってきましたが、今のところ、まだまだ上手くいきません.....。
でも、講師の話しがとてもわかりやすく、すぐ実践できそうな内容の研修で、とてもよかったです。
「目的と目標の違い」「ものの伝え方」について、情報提供でした。(講師がいつも教えるではなく、情報提供しますと言っていました。)
yasu
講師の先生に「あなたの仕事の先には何があるの?」と、いきなりきかれたことが印象に残っています。
言葉では答えられますが、「映像化」したイメージを常にもって仕事したいと思いました。