先日、「第2回 登録ボランティア研修交流会」を行ないました。
苫小牧市ボランティアセンターに登録している個人、団体の方々を対象にボランティア活動についての情報交換や今後のステップアップ、交流を目的に昨年度より開催しています。
今回は認知症について正しい知識をもち、理解することで、地域に根付いたボランティア活動に役立てていただこうと「認知症サポーター養成講座」をキャラバンメイトに釜谷 薫さん(グループホーム花縁 総合施設長)を迎え行ないました。
「認知症サポーター養成講座」とは苫小牧市で今年度取り組んでいる「みんなでふくし大作戦!」の中の1つにあり、認知症を理解し、認知症の方やその家族の方を見守る『応援者(サポーター)』を養成する講座です。講座を終了された方は、そのしるしとして「オレンジリング」を受け取ります。
詳しくは苫小牧市役所のHPへ!
講座の中では
認知症と物忘れの違い
認知症は脳の病気です
認知症の方も「感謝すること」「人の役に立ちたいと思うこと」「楽しい、うれしい と思うこと」を感じる心は生きています
安心できる人といるときは異常な行動も出にくくなります
とお話がありました。
また、今回の震災にふれ、「避難所でがんばっている認知症の人・家族等への支援ガイド」もご紹介いただきました。
今回の講座で41名の認知症サポーターが苫小牧に誕生しました!
参加者も認知症サポーターとして、地域で支え合っていただきたいと思います。
休憩をはさみ、後半は、昨年度のボランティアスクール参加者でつくった、学生ボランティアグループ「ボラえもん」の紙芝居発表からスタート。
この日「ボラえもん」のメンバーは朝から集まり練習、会場の準備の手伝いをしました。
これまでの活動とは違う雰囲気の中で大変緊張しているメンバーもいましたが、無事発表することができました。
メンバーからは「また、このような研修などで発表したい」という意見もありました。
その後、グループでボランティア活動についていろいろな話をしていただきながら交流をしていただきました。
参加者からは
「皆の意見を聴く事ができ、大変良かった」
「グループの対話時間が短いと思います」という意見がありました。
これからも研修交流会を通して、ボランティア同士のつながりを強くし、スキルアップしていただく機会になればと思っております。
私ももっと登録ボランティアの方々と話をしたいなと思いました!
苫小牧市ボランティアセンター つなっち