精神障がいについての市民理解を深めることを目的とした東胆振精神保健協会(事務局苫小牧保健所)主催の東胆振精神保健大会の開催支援を行いました。
苫小牧市社協では、協会の会員となっており、職員1名が作業部会員として支援しております。
私がその役割を担っておりますが、PR担当の普及啓発部会に所属し、部会長として東胆振精神保健大会の担当となっています。
そういうことで、この大会では責任者として協力させていただきました。
第1部では、精神保健分野で活躍した団体への表彰と、「心のアート展」で各賞を受賞した方々の表彰式を行いました。
受賞作品は会場内に展示され、作品が載っている来年のカレンダーを作成し、販売されました。
また、第2部の前にアトラクションがあり、市内のダンスサークル「タンツ ダンス スタジオ」のみなさんに、ダンスを披露していただきました。
幼児から大人まで、幅ひろい年代の方々で、さまざまなダンスがあり、身近で初めてみた私は、とても感動しました。
実は、うちのボランティアスクールに参加してくれていた中学生もセンターで踊っており、ボランティア活動中にはみられない一面をみさせていただきました。
第2部では、福井県の東尋坊で自殺志願者に声をかけ、自殺を水際で防いでいる活動を行っている茂 幸雄さんを迎え、「本当はみんな行きたいんや」と題して講演いただきました。
茂さんは、警察官時代に自殺がとても多く、地元の中でも美しい東尋坊が、自殺の名所と言われることに心をいため、退職と同時に東尋坊に来る自殺志願者に、声をかけるようになったそうです。
「その人と一緒に歩くこと」ということを何度も話されていました。傾聴だけではなく、時間をかけてでもゆっくりと心を開くのを待ち、絶対に死なせないと決意を持って接しているようです。
当日は、授産製品の販売も行われ、150名ほどの来場者は、帰りにご購入いただいていたようです。
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