社協が入っている市民活動センターに、今日16日から『港まつり実行委員会』が引っ越ししてきました!
もう、夏がくるのを意識する時期か~~早いなぁ~
今日の社協では特に行事もなく、この間13日の苫小牧民報さんに載っていた記事を思い出したので、そのことについて書きます。
『苫小牧は通院目的5割』「自動車の移動手段増加」の見出しで始まる記事でしたが、道の調査結果で東胆振1市4町での人の動きを調べるパーソントリップ調査という調査の結果についてでした。
圏内の移動手段は自動車が76%を占めた。道内7圏のうち帯広圏に続き2番目に高く、全道的に見ても自動車依存傾向が高い。65歳以上の高齢者でも徒歩の割合は他都市圏と比べて低く、自動車の利用率が高くなっている。(中略)
目的別では、苫小牧への通院が全町とも5割前後と多く、医療機関への移動需要は高い。(平成23年5月13日苫小牧民報より)
東西に長いまち苫小牧は、もう、自動車は生活上必須アイテムになっているということの裏付けデータですね。
ちょうどこの記事の横に、今回の大震災関連の記事が載っていたこともあって感じたんですが、今回の地震の時にも社協職員が浦河と室蘭にそれぞれ出張していたこともあって、地震による津波の際には苫小牧の室蘭方面、また浦河方面の道路が通行止めになる可能性があります。
自動車ありきの生活に慣れてしまいすぎると、道路機能にもしも何かあったとき、自動車が移動手段として機能しなくなる可能性があるな、と思いました。
だから、車に乗るなという話にはなりませんが、自動車依存社会もまずいのかなぁなんて思いました。
ここまでの話は社協と何も関係ありませんが、あえて無理矢理話を社協的にもっていきますと、「無縁社会」とか昨年からいわれているように、地域福祉のあり方が問われているときだからこそ思うんですが、介護保険制度、成年後見制度、自立支援法、などなどさまざまな生活を支える公的な制度やサービスが出来てきています。
さまざまな制度が出来ていても、人と人のつながり、つまり地域福祉への意識が低ければ、制度と制度の隙間が生じるのではないでしょうか。
つまり、制度やサービスありきの生活に慣れてしまいすぎると、制度やサービス以外の支え合いに意識が向きづらい環境になるのではないかと推測、あくまで思いつきの・・・
自動車や制度に限らず何でも同じなのかもしれませんが、それが、生活を営む上で当たり前の存在になると、なかなかやめたり変えるということが難しいものなのかなと思いました。
原発も同じか?(さっく)