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活字だと、1ページ読まない間に寝てしまう。そんな「のび太」が読めた本

2014年05月16日 | のび太の話
ドラえもんの話。『人間ブックカバー』の回。「字ばっかりの本を読んで、感想文を書けと、むちゃくちゃな事を(担任が)言うんだ」と、のび太。マンガと図鑑しか持ってないから、しずかから「赤毛のアン」を借りては来たが、手に取っただけで、気が重くなる。ページを、めくっただけで頭痛。2、3行読むと、目まい。1ページ読まない内に寝てしまう。
そこで、人間ブックカバー。それは、かぶせれば、朗読してもらえる機械。しずかには、断られたので、「人間図書館みたいな奴」として、出木杉のもとへ。「十五少年漂流記」を薦められ、朗読してもらったら、続きが気になり、本を借りて、夜更かしで読みふける。

『天つき地蔵』の回。机の引き出しには、もう0点のテストが入りきらない。そこで、「ないしょゴミ出しホール」を借りて、テストを隠した。ついでに、友人らにも、「いらない物があったら」と言ったら、次々と物が集まり、その中に、本の束があった。のび太としては、おもしろい漫画があるかも?と探したが、その中で、活字ではあるが、読めそうな「日本昔話」を見つけた。
中でも、「天つき地像」の話は知らないので、寝転んで読んでいるうちに、「おもしろい」とか「それから、どうなった?」と、読みふける。

『シャーロック・ホームズセット』の回。しずかの部屋から持ち出した「シャーロックホームズ」の本を、歩きながら「ふむ」「ほう」「へぇ」「なるほど」「さすが」と言いながら読む。ドラえもんに「何を、そんなに夢中になって読んでたの?」と問われ、「おもしろいんだから」と言って、本を見せる。

のび太の場合、読書は苦手でも、自分が興味をもった本なら、活字だけでも読める。そういう事らしい。また、『大人気!クリスチーネ先生』の回だと、ジャイアンが、のび太の所に相談に来た。ジャイアンが言うには「お前は、何をやらせてもダメな奴だが。漫画を見る目だけは、確かだと思うんだ」と。のび太の方も「うん、自信ある。ボクがおもしろいと思った漫画は、必ずヒットするんだよ」と答える。
だとするなら、『ドラゴン桜』の戦法で「古典は、漫画を読んで内容を理解する」を使えば、ある特定の範囲では、のび太の成績も上がるかも・・・・。


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