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広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

セレブを煙に巻く、シブい大人の切り返し

2013年12月03日 | その他
おとぼけ課長の話。7巻。「うちの庭には、ガーベラ、マーガレット、アマリリス、グラジオラスなどが、いっせいに咲いてね」と自慢されたから。「うちの庭は、プランティン、ウッドソレル、ホーグウィードなどが、いっせいに」と言い返した課長。「それって、何の花?」と相手に言わしめる。

解説すると、プランティンは、おおばこ。ウッドソレルは、かたばみ。ホーグウィードは、ぶたくさ。つまりは、「(どこにでもある珍しくもない)ぜんぶ、雑草さ」と、言う事だが。横文字で言われると、花だか雑草だか、わからない。その盲点を突いた、切り返し。こういうのは、見習うべき所がある。

例えるなら、案内人をガイドと言わず。コンシェルジュと言うような事。その一言で、「格式高そう。なんか、凄そう」と、聞いた相手に、かってに思わせる事が出来るという。

京都の心音とガノタの遊び

2013年11月30日 | その他
味いちもんめの話。唐衣(からごろも)の回。主人公が働く店に、生菓子を持ってきた、馴染みの客(水産会社の社長)が語る。「京都の伝統的な和菓子や、どんな名前か、当ててみな」と。主人公が、「紫色で、この形」「5月、花」から連想して「カキツバタですか?」と答えたら、半分正解らしい。その店では「唐衣」という名で売ってるとか。

その理由として『伊勢物語』に、「からごろも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思う」というのがあって、頭文字を並べると「か・き・つ・は・た」だから、商品名が「唐衣」という風流な事らしい。

ただ、私的には、ガノタ(ガンダムオ○ク)の、こういう遊び方の方が好み。



上記の写真は、ザクと、ズゴックにしか見えないが。ひっくり返すと・・・・



ほら、豆腐。当然、買いました。値段は、通常の豆腐より高いですけど。「遊び心への一票」ですから。

残された父子

2013年05月04日 | その他
まんが日本昔ばなしDVD8巻「きつね女房」の話。平凡な親切男は、ある日、肌の白い女を助けた。聞けば、身寄りも行く所もないと言うので、嫁にめとり、やがて子も産まれ。男は、奥さんと子どものため、熱心に働いた。
でも、赤子の看病で田植えが進まず困り果てる。その様子を見ていた奥さんは、キツネの妖術で田植えを行い。正体がバレたからと去る。

そんな潔さはいらない。父子が残され、どうせいというのか?実は、その白キツネは、夜な夜な悪さをしてたとか。村人にもバレて住めなくなったとか。奥さんがキツネと知って、夫が冷めたとか。そういう事情もなにもない。「それでも、いっしょに仲良く暮らしましたとさ」の方が、オチとしてはキレイ。

新婚早々、ダメ夫②

2013年05月03日 | その他
美味しんぼ48巻。家計簿つけてた奥さんは「今からこの調子だと、ふたりの給料でも足りないわ」「食費がかかりすぎてるわ。エンゲル係数80」「お醤油の1滴、モヤシの1本まで気をつけて倹約しないと」と奥さん。

対する主人公の山岡は、意味もなく楽天的に「どこかのうまいものでも食いに行って」とか、カツ丼を作ろうと思って、柄付き鍋がないので買いに出かけるが、シャブシャブ用の鍋(16万5千円)を、「見事だろ。本当の職人芸だよ」「カードで買ってきたんだ。アルバイトするとか、残業とか、いざとなりゃ、どこからか借りてくるさ」言う。

それを聞いた奥さんは「まともな生活を築こうという気持ちがないのね」「でたらめで、グータラな生活を、これからも続ける気なのね?」と泣く。同じ職場で見てきたから、そういう男だと知っていたはずだが。

新婚早々、ダメ夫

2013年05月03日 | その他
美味しんぼ48巻。主人公の山岡が結婚。新婚早々「俺は、みそ汁の実は1種類の方が好きだ。実をいくつもいれると、味が濁る」「豆腐の切り方が小さすぎ。豆腐のうまさが抜けちまう」「(きゅうりの切り方)箸でつかみづらい」「俺は生卵を納豆に入れるのは嫌いだ」「サンマの頭って嫌いなんだ。サンマの干物は、頭を落として焼くもんだろ」とか言いつつ。
翌朝は「(豆腐だけのみそ汁に、切り方が)大きすぎるよ」「頭がないアジの干物って、首なし死体みたいで気持ち悪い」「カブの漬物、こう薄く切ったんじゃ、カブの歯ごたえが楽しめない」

で、奥さんキレる。さらに「結婚したら急に暴君になる男の人がいるって聞いたけど、あなたもそうなのね」と泣く。これは、グルメな男って面倒くさの典型。「じゃあ、自分で気に入るように作りなさい」とか「外で食べなさい」とか「ご飯ヌキ」コース。

「金があったら」教育

2013年05月03日 | その他
まんが日本昔ばなしDVD8巻「おむすびころりん」を見て、ふと思う。あまりにも有名な話だから、内容を解説するまでもないが。オチが、「金持ちになりました」と「欲をかいて失敗しました」の対比というのは、どうなのよ?

金があったら何したい?回らない寿司屋で「時価」と書いてある寿司を食う?ブランド品を買いあさる?
美味しんぼ48巻に、料亭の跡取りではなく、焼き鳥屋台を始めた男の話がある。(育ってきた環境では)「本当に味のわかる人は、一握り(中略)そのくせ威張っていて、生半可に通ぶったりして、嫌味この上ない。」「あの連中は、値段が高いと高級だと言って喜び、食器が高いと言ってはうれしがり、床の間の軸が重文だと言っては喜ぶ」それよりも・・・と。
他人の「金持ちになりました」話よりも、「金があったら」教育の必要性を感じる。

おそらく奉行所行き

2013年05月03日 | その他
まんが日本昔ばなしDVD8巻「馬方とタヌキ」の話。うらしま太郎は亀を助けて竜宮城へ。この話では、名もなき馬方が小狸を助けたら、親狸がやってきて「命のお礼に」と、小狸に丁稚奉公をさせると言ってきた。しばらくのち、庄屋がやってきて「金を返しなさい。なければ、馬を連れていく」と要求。小狸は、小判に化けて庄屋へ。
その夜、小狸は小判3枚を持って、馬方の家に戻る。馬方は「悪いことはいけない。明日、返しにいく。とりあえず、今夜はおやすみ」・・・・・

って、その後は、めでたくない展開が想像できる。その庄屋は小判を怪しみ、叩いたり噛んだりする性質。実際、タヌキが化けてたニセだが。そのような疑り深い者が、小判が4枚消えた(狸が持ち出した分と、化けてた分)と知れば、返すだけで済むのかな?
おそらく奉行所行き・・・・と、ブラックなオチを考えてしまうのは、大人になってしまったから?

前の前田くん

2013年04月26日 | その他
となりの関くんの話。2巻。横井さんのとなりの席の関くん。彼が、授業中に遊んでいられたのは、前の席に大柄の前田くんがいるから可能なこと。その前田くんが不在の日、おとなしくすると思ったら、足でダーツを始めた。

ダーツの的は、休んでいる前田くんの椅子にある。しかも、点数遊びではなく、何して遊ぶかを決める的。ダーツは生け花に当たり、足で生け花を始める。でも、けんざんで足をケガしたので、またダーツ。当たった所は重量挙げ。20kgのダンベルを足でやろうとする。

その様子を見ていた横の席の横井さん。「なんでそうまでして遊ぼうとするかな」「がんばる意味も見えないし」と冷静。ただ、学校の机の上限定(それ以外の場所での遊びもあるが)で、授業中に、音を立てずに、周りに気づかれずに、どう遊ぶか?がテーマの話だから、遊ばないと物語として成立しない。
また、ベタに、一人将棋とか、絵を描くとか、机ゴルフとか、誰でも思いつきそうな事では満足しない。それをする時は、アレンジを加えるタイプ。

いい会社の極論

2013年04月20日 | その他
総務部総務課山口六平太の話。「いい会社」の回。近所の放蕩息子は、一流企業に縁故入社したらしい。自分の息子は、もうすぐ大学4年生。本人、「いい会社って、なんだろうね?父さん」言う。

総務の人らの動機は「生活の為」とか「ここしか受かんなかった」とか。そして「いい会社」を考えると、一流、給料、保養施設の充実、休暇と、皆は言う。そんな中で、山口六平太は、「潰れない会社」と究極的な事を言う。
それを言われると、何も言えない。

最近、反キャリアデザイン的な本を読んだ。「面接で、学生にキャリアデザインを聞いてどうする?まだ、仕事をした事もないのに。どんな事をする会社で、そこで自分が何をするか、漠然としたイメージしかない者に。10年後、何をしていますか?どうありたいですか?まだ、採用されたわけでも配属部署が決まったわけでもないのに。仮に、商品開発やデザイン系をしたいという要望があったとして、やらせますか?」とか。
この人の話も極論だったが。

UFOキャッチャーでカービィ乱獲

2013年04月11日 | その他
リアルが忙しすぎて、マンガやゲームの話が書けない。でも、仕事しないと、ご飯食えないし・・・・。そんな訳で、更新が止まってます。

ご多忙のところ、このブログを見に来られている方々に、何も更新がないというのも心苦しいので、カービィの写真載せます。
出張ついでに、1000円で4GETしてきました。置く所なくて、しばらくUFOキャッチャーしてませんでしたが、まだまだ、腕前は健在みたいです。

後方のメタナイトとワドちゃんは、UFOキャッチャーではありません。彼女が購入してました。せっかくなので、並べてみました。

いい人材って、なんなんすかねぇ

2013年04月01日 | その他
総務部総務課山口六平太の話。「人が人を選ぶこと」の回。人事としても、いい人材を採りたいと言いながら、「いい人材って、なんなんすかねぇ」と村木。
係長の答えは「会社にとって、都合のいい社員。能力があって骨惜しみしないでマメに働いて、従順で給料が少なくても文句を言わない奴」お局風の答えは「会社に利益をもたらす人。お金だけの問題じゃなくてね」と。

とか言いながら、六平太の属する会社の入社試験ではエントリーシート100人分から10人を選ぶ。他の仕事もあるから、2、3日で。さらに、選ぶといっても、学生側も何十社分も書くから、いちいち違った事を書いていないと知っている。そのため、小論文や何度も面接をするも「どれだけ厳密に手間かけて試験しても、変な奴は紛れ込む」とも言ってる。

「まじめ」基準で、遅刻しない。誰よりも早く来て、誰よりも遅くまで働く事を美徳とされたら、私はOUT。逆に、書類1枚書くのに数日かかるような「(私的尺度で)使えない」のが、「まじめ」で採用されて来たけど、「(うちには)いらねぇ」

有馬係長の処世術

2013年04月01日 | その他
総務部総務課山口六平太の話。「有馬係長②」の回。OB面接に行った有馬係長は「マニュアルに書いてあるような答えはききたくねぇからな、言う以上、もっと気の利いた事、言えよな」と学生を威圧する。それでいて、自分のポリシーは「入っちゃえば、こっちの勝ち」

「いい会社」の回では「てめぇの性格に合う会社なんて、百万年探したってねぇよ」言う。「型はずし」の回では「自分と同じレベルだと思うと、バカにするか嫉妬するか、どっちかなんすけど。かなわないと認めた時には、シッポ振って、すり寄っていくんす」と、部下にバレてる。
「ある体験学習」の回にも「責任の問われる仕事はやりたがらない。面倒な仕事もやりたがらない」「楽そうな仕事やおいしそうな仕事には目がない」「見栄っ張りで格好つけで、口うるさい」とも言われてる。

さて、私は何て言われてるんだろう?窓から下に見えるのは、サボリ気味の掃除おやじ達。そのおやじ達には、「若造のくせに、個室にエアコンかよ」とか「あの人」とか言われてるのは知ってるけど。

燃料補給か栄養か?

2013年04月01日 | その他
総務部総務課山口六平太の話。「弁当戦争」の回。六平太は語る。「(昼食は)働くための、とりあえずの燃料補給なんて、軽く考えない方がいいんじゃないのかな」「サラリーマン生活って、その日だけで終わるものじゃないからね」「栄養も考えずに腹だけ一杯にして、猛烈に働いて、あげくのはてに身体こわしたんじゃ、なんにもならないんじゃないの」と。

正論だけど、それができれば苦労はない。きっちりと昼休みなど、取れるはずない。他人は、こちらの都合など考えないから、電話が来る、来客もある、荷物も届く、しょ~もない雑事も来る。口では「お食事中、すいません」とか言いながら、「すまない」と思ってないから、時間を考慮しない。

結果、昼休みが5分になったり。落ち着いたと思ったら14時過ぎてたり。


地獄耳のお短気

2013年03月26日 | その他
トリコの話。15巻に登場するゼブラ。その人物について「短気でケンカっ早く。あいつより好戦的な生き物をオレは知らねぇ」と、トリコは言う。その件に関しては、ゼブラ本人も自覚あり。「オレの事を環境だと思えよ。うまく対応できないと、その生物は絶滅する」と、警告を発する。

そして、ゼブラの怒りポイントは、チョーシにのってる奴が嫌い。「見てると、ぐちゃぐちゃにひねりつぶしたくなる」と、ゼブラ談。16巻では、陰口が一番嫌い。バレなきゃいいと、陰でコソコソが、一番チョーシにのってる。
しかも、地獄耳。数十km先に落ちたコインの音を聞き分ける(15巻)というから、言いたい事があるなら、数十km以上離れてから言わないと絶滅させられる。どこまでが要望や評価で、どこからが陰口かは、たぶんゼブラ次第。

トリコが、ひねりつぶされないのは、おそらく同格に強いから。

髭の理由

2013年03月11日 | その他
おとぼけ課長の話。3巻。「おとぼけさん、鼻の下に鼻クソが」言われ「ホクロだよ」と。そんな回想をするが、何度か言われたんだろうね。そこで、髭でホクロを隠しているという。

でも、髭がないと、ちょっと老けたフリテン君にも見える。よく見れば、おとぼけ課長は七三分け。フリテン君は、後ろ毛が飛び出ているが。