goo blog サービス終了のお知らせ 

広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

55.5cmの6分の1

2014年01月26日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd31話。自称「わが生涯の最高傑作」であるギャンのガンプラを「3日連続で掃除当番をサボった罰」として没収され。そのガンプラの怨みを晴らすべく、6分の1ケロロ(本物は55.5cm)のプラモで復讐を考えた、ケロロ(ただのプラモではない。意志を持ち、動く)

感想として、タママは「本物の軍曹さんより強いかも」ギロロは「スリッパで対抗できる兵器なんて聞いた事がないぞ」言う。が、その6分の1を、子ども達にバラまいて、いつのまにか侵略と、ウルトラセブン9話のチブル星人のような事を、ケロロは考えていた(チブル星人は、玩具に偽装した兵器をばら撒き。ワッペンで、子ども達を催眠状態にして・・・・という話)
給料を貰いに来て、半ば巻き込まれ的に、その6分の1と戦う事になったドロロだが、「手ごわい。これが隊長どののプラモにかける情念。もはや、呆れたと言うしか・・・」と敗れた。ドロロが弱い訳ではない。常識人ゆえに、プラモと戦うナンセンスさに、戦意を喪失したと思われる。

ギロロには「隊長の経験と趣味が信用できんというのか」と言うだけあって、2nd36話でも、こだわりを見せる。誕生日に欲しいガンプラを、皆に知らせたくて、ガンプラカタログを、リビングのソファーに、さりげなく置いた。そこには、リックディアスほしい。ハイザックは、あってもいい。百式もってる。アッシマーも○。マラサイもOKとあった。解説すると、百式はZ計画で作られた試作機だから、1体あれば十分。リックディアスは3機まで。ハイザック、アッシマー、マラサイは量産機だから、何体あっても問題なしという。

クルルのダンディズム

2013年08月18日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd42話。特殊時空でハンター型の宇宙人に、理由は不明だが襲撃されている、ママどの。そのママどのを助けに向かったケロロ小隊は、あっさり敗れ。
残るクルルは「こいつを使いな。あんたのバイクに(超兵器化飲料)ナノラを飲ませて、機能UPしたものだ。相当、やれるはずだぜぇ。あとは自分でやんな」と言い残して、自分のマシンに飛び移る。

2nd26話で、イデオンガンぽいのを使って、ケロン軍ヘビー機動メカを撃退したクルル。そして、2nd43話では、クルルに助けられて「ホレた」という理由で、カララがペコポンへ。だが、クルルは「やめときな。オレにホレると、ヤケドするぜぇ」と言い放つ。花嫁修業の成果として、カララのメガネ芸を見せられ「なかなかやるじゃねぇか。ほらよ、ごほうびだ」と、焼き芋を渡す。その焼き芋で熱がる様子を見て「言ったろ。オレにホレると、ヤケドするってな」と、どこまでも「嫌な奴」という自分の美学を貫く。

これは、プラスのギャップ効果。普段が「次は、オレの番だな。侵入者を、オレ様特製の悪夢に引きずりこんでやるぜぇ。ク~ッ、クッ、クッ、クッ」(2nd42話)と言ってるタイプだけに、時々の「渋さ」が、かっこよく見えてしまったりするという。
逆に、本来がハードボイルド担当のはずのギロロの場合。「ナツミ~」と叫ぶたびに、「かませ犬」さが目立ってしまうのも、マイナスのギャップ効果。

冬樹の世界征服

2013年08月18日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd43話。タママの後輩であるタルルとカララが、再びペコポンへ。そのカララの父の名は、ドババ(ケロン星では、ドババインベストリーの会長)つまり、カララは、「ええとこのお嬢様」と知って、ゴマするケロロ。しかも「お子ちゃま」と油断する中。

夏美は「無邪気さが恐いのよ。あんたが小学生の時に書いた『将来の夢』おぼえてる?」と、冬樹に問う。本人は忘れているが「世界征服」と書いたとか。
ギロロも「この基地には、強力な侵略兵器が満載なんだ。ちっとも、侵略が進まんのが不思議なぐらいにな」「子どものやる事の恐ろしさは、身に染みてる。ガキの頃から、ケロロと付き合っていれば」と、実体験あり。例えば「行くなと言われた所に行く」「入るなと言われた所に入る」など。

そして、武器庫の警報が鳴る。お子ちゃまの行動理念は、侵略さえ「遊び」感覚であり。さらに「捕まったら怒られる」と思っているから、武器を使うのをためらわないという怖さがある。

ケロロのセコい要求

2013年08月17日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd42話。夏美が大事にしている623のサイン色紙を、基地の奥に隠して呼び出し「夏美どのを賊に見立てて訓練」「(色紙を返せと怒っているから)平時より、戦闘力が62.3%UP。これを撃退するのは、まさに至難の業。訓練相手には、もってこいでありますよ」と、提案のケロロ。

そう言って、部下に戦わせ。遅れて登場のドロロを「もはや頼りになるのは、君だけだよ。ドロロこそ、我が小隊の切り札」と、たぶらかしつつ、対夏美用の人質とする。そして「夏美どの。素直に我輩の洗濯当番を、週1に減らすであります」仲間を人質にした件についても「勝つためには手段を選ばない。それが、ケロロ・クオリティ。ついでに、風呂掃除も、週1にするであります」と、要求。

「家事当番を減らす」というセコい要求のため、仲間を使う。それをクオリティと言われたら、部下たいへん。

タママの七味玉

2013年08月17日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd42話。夏美と対峙する状況となったタママ。「あんたのタママインパクトなんて、当たらなければ・・・・」と、夏美は言う。その弱点は、口から一直線にしか放てない。しっかりと口の動きを見て避ければよい、という事。

だが、タママは強気。「今日は、新必殺技を用意してあるです」「恨み、つらみ、妬み、ひがみ、いやみ、嫉み。7つのマイナスエネルギーを集めたスペシャルブレンド。名づけて、七味玉」と。「6つしかないわよ」と、つっこまれても「細かい事は気にするなです」と強引に。

その威力の程は、小雪の忍術で防がれたので不明だが。七味玉の副作用としては、一度使うと、恨み、つらみ等が消えて「いい人」になってしまうという、連発不可能な技。とは言っても、嫉妬深いタママの事だから、すぐにマイナスエネルギーが蓄積されると思われる。

バナナワニと芸人魂

2013年08月16日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd17話。侵略予算を稼ぐため、宇宙人相手のスーパー銭湯を作るという、本末転倒な作戦を展開中のケロロ小隊。その規模は「千と千尋」のパロディだから、かなりの予算をつぎ込んだと思われる。

そんな中、「源泉にバナナワニの卵が紛れ込んだって連絡が入った」と言われ、「恐ろしい奴であります」と、ケロロは恐怖する。卵が孵化し、自給自足型宇宙生物バナナワニ登場。背中の木からバナナを食うだけの温厚そうな生物だが。

投げ捨てられたバナナの皮を見たケロロ。反射的に「バナナの皮で滑りたくなる」衝動にかられて、猛ダッシュ。そして、皆が拍手をする程の大コケを披露。つまり、ケロロがバナナワニを怖がる理由とは、バナナの皮に反応してしまう芸人根性で身が持たないという事であり、「バナナの皮で滑りたくなる」衝動がない者には、人畜無害らしい。

趣味人、さびしがる

2013年08月16日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd29話。夏美とケンカして家出のケロロ。新居を探そうにも、小銭しかないから住む所なし。そんな時、偶然に見つけた古アパートの一室。幸い、住人はいないけど、電気は付くし、水を出る。で、「我輩、夢と未来と若さしかねぇ」とか「一人暮らし、最高でありますな」とか、独り言をしつつ。

まずは、ガンプラのジムを作る。夕方、完成してしまって「もう少し、部品が多いのを持って来ればよかったでありますな」と、退屈。次、持ってきたマンガを読むが「読んじゃったであります」と。その次、ゲームをやるけどハードモードで「クリアできるかよ」と怒る。さらに、やる事ないので、タタミのワラの数をかぞえて、120を超えた所で、あまりの不毛さに気づいた。

ガンプラにマンガにゲーム。日常と変わらない事をして、しかも、全て一人で出来る趣味。その時間をジャマされたくないが、まったくの一人もつまらないという「わがまま」がそこにある。

クルル曰く「カニの食べ方で性格が分かる」

2013年08月15日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd32話。西澤グループの旅館に招待されたケロロ小隊と日向家。モモカ的には、お目当ての冬樹だけ誘えれば良かったが、「みんなで行こうよ」とか、そういう展開になったと思われる。そして、モモカ的には、2人きりでないのが不満だが、夕食には、カニ、ウニ、アワビ等の舟盛りを出す。

その夕食を食べながら、クルル曰く「カニの食べ方で性格が分かる」と一言。夏美は「(ほじくって)身を集めてから食べる」タイプ。ケロロは「喰い散らかす」タイプ。ギロロは「残すともったいないと、いちいち細かい」タイプ。タママは「なんでも食う」タイプ(ドロロの分まで)

ここで考察。万能キャラの夏美と器用貧乏キャラロがいた場合。「見ちゃいられないであります。それではカニさんが可愛そうであります。ここは、ひとつ。我輩がお手本を見せましょうかね」とか、そういう展開に持っていくのが、ケロロにおける王道パターン。
幸い、夏美は「じゃんけんに弱い」「イケメンに弱い」「お化けと、なめくじに弱い」といった、万能ゆえの「あとずけ」弱点設定が可能なキャラ。そのため、カニを「つるっと」むけてしまうと、意外性がなさすぎる。他には「残すともったいない」と道徳的な事を言いそうなのはドロロ。ギロロの役目は、不器用キャラであるべき。

ケロロのマニア心

2013年07月27日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st16話。ド田舎海岸にて、村おこし目的で「水着美女まんざいコンテスト」が開催された。その景品が「ダンガル(ガンプラのパチ物)」と知って、欲しがって出場したケロロ。

2nd17話。ド田舎海岸から、「まんざいコンテスト」2回目開催の案内が、ケロロに届いた。景品は「Zダンガル」ケロロ的には「パチもの2番煎じなど、欲しくないであります。何でも、出しゃーいいってもんじゃないでしょ」言うから、それを聞いて「マニアって、複雑だな」と、冬樹は思う。

例えば、「こち亀」には、リカちゃんハウスのコレクターが登場。集めているのは「ハウス」であって「人形」の方は、集めていないタイプ。「ダイハード4」に登場したのは、ボバフェット好きであって、スターウォーズ全般ではないタイプ。「げんしけん」の高坂のように、部屋中がポスターのタイプもいれば。ケロロは、ごちゃついた部屋を好まず、部屋に置くガンプラは棚1つ分まで。それ以外は、ガンプラルームや倉庫に置いてる。大量のDVD・漫画も倉庫。

わかるかな?複雑な理由は、個性・趣向に関わり、「総じて」とか、種類・分類・区分に、まとめにくいから。

冬樹の希望的観測

2013年07月27日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd25話。月面をリゾート地化して儲けようと考えたケロロ小隊。「また、よからぬ事を」と夏美に気づかれ「慰安旅行」と、ごまかすも「それなら」と、付いてこられ。

月で出会ったのが、宇宙人の「かぐや姫」母星は滅び、新天地を求めて放浪中に事故って、宇宙船は月へ不時着。船を動かせないまま、そしてペコポン人にも見つからないように、ひっそりと隠れつつ「静かに滅びの時を待っている」と語る。

それを聞いて「地球の偉い人たちに相談してみようよ」とか「侵略の意志がないんでしょ。事情を話せば、宇宙移民として、地球に受け入れてくれるよ」とか。コールドスリープ中の同胞が80億人と聞いても「諦めちゃダメだよ」と、甘すぎる事を言う。
その根拠が「ぼくと軍曹たちも、友達になれたじゃないか」と。そう思うなら、「E.T.」「第9地区」「アバター」あたりを、まず見るべき。総体的なペコポン人の「接し方・思考」がわかる。逆に「バトルシップ」「宇宙戦争」「インデペンデンスデイ」「Xファイル」「レボリューション」「アライバル」「エイリアン」「プレデター」系は、やる気十分すぎる相手なので、交渉の余地もない。「メン・イン・ブラック」だと、「良いの・悪いの」「賢いの・それなりの」と、個体が様々すぎる。

赤子の頃から、ひねくれのクルル

2013年07月25日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd32話。クルルズラボで、謎の爆発。様子を見に行った皆々は、どうやら「人生ガ二度アレバ銃」の暴発で、クルルは赤ん坊になってしまった、と理解。元に戻したくても、「二度アレバ銃」を作ったのはクルルであって、直せるのもクルルだけ。
そこで、クルル抜きでも直せるかは不明だが、ケロロ小隊は設計図を探す事に。赤子と化したクルルの世話は、夏美と冬樹が担当する事に。

膨大なデータルームから「極秘」と書かれたCD-ROM発見。その中身は、ガンプラの作り方だった。「最高機密」と書かれたROMの中身は、ビーフシチューの作り方。「まる秘」の中身は、ルービックキューブの揃え方。
クルル的に、ガンプラやシチューを重視している訳ではない。おそらく、誰かが「極秘」と書いてあるから「どれどれ」と興味本位で見たときに、中身が「ガンプラの作り方」だったら、「なんじゃ、そりゃ」と叫ぶだろうから、その期待外れに落胆した様子を、こっそりと眺めながら「ク〜ッ、クッ、クッ、クッ」と笑うのが目的と思われる。
他にも「日向夏美、秘密の休日」とか「日向秋、とまどいの午後」などを編集しており、ロクな大人になってない。

一方、赤子と化したクルルの世話の方では、「おむつかな?」と思ったら、シッコをかけられ。粉ミルクがないので、「コーヒーミルクでは?」と会話中で隙があったので、その瓶を奪われバラまかれ。普通の赤ちゃんは、音のする玩具や、かわいいイラストを好むが、うまくいかず。普通じゃない事として、窓ガラスに爪たてて、「キーーッ」とやったら、「ク〜ッ、クッ、クッ、クッ」と喜ばれ。

他にも、ラジオのリモコン操作が出来る。「二度アレバ銃」も、自力で直した等、生まれた時から賢かったりするが。赤子の頃から、人が嫌がる姿を見て喜ぶ性質なら、それは直りようがない。

敬体じゃない

2013年07月25日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd26話。神レベルの精神力を得るため、タママは自らに試練を課す。タママ的に嫌なことは、目の前でお菓子を食われる事。モアと軍曹がいちゃつく事。一人ぼっちになる事。

ケロン星の銘菓を取り寄せ、ケロロへ。「どうぞ、めしあがりやがれです」「ボクは今、ダイエット中という設定なんです。気にしないで、食べやがれです」言う。さらに「遊園地のチケットが手に入ったです。2人で行ってきやがれです」と、投げる。

語尾は「です」だけど敬体じゃない。タママの「です」は、単なる口癖であって、本音は「やがれ」の部分。「本当は嫌だけど・・・・」という思いが、隠しきれずに、言動に出てしまうという。

タママの亭主関白宣言

2013年07月15日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd26話。ケロン星からタママの元へ、カララがやってきた。その目的は七夕の願いに書いた「大きくなったら、タマ兄のお嫁さんになる」を実現する為に。でも、タママ的には、まだ結婚する気がないので、好感度を下げようとする。

掃除中のカララの前にゴミを散らかし。「ボクは、掃除も洗濯も、ご飯の支度も、いっさい手伝わないです(中略)徹底的に、いばり倒してやるです」と亭主関白宣言。
基本、タママは西澤邸で暮らしており、家事全般は西澤家メイド隊がやっている。ケロロ小隊では、タママは一番下っ端の二等兵なので、基地の掃除も役割の一つだが、(6th15話)一時的に、タママに年上の後輩ができた時のこと、「タママ先輩が、いかにサボってたか、わかるな」とイヤミを言われており、実際、何もやらなそう。

さらに好感度を下げようとして、(タママは後輩あてに、自分を美化しまくりの手紙を何通も出していたから)「今までウソをついてたですけど、実はボク、ちっとも偉くもなんともないんです。ただのお菓子好きで、嫉妬深くて、根性がねじまがった、ダメダメ、ヘタレ野郎。それがボクの正体なんです」「信じてくれよ。オレは、ちっぽけでセコクって、裏のある、キュートだけが取り柄の、こずるい奴なんだよ~~」言う。
それは謙遜ではなく、ケロロ小隊の先輩たちも「事実だし」と思う。なので「そんな人のハズない」と泣かれて同意を求められても、返答に困る。

また、上記のタママ発言では「キュートだけが取り柄の」と、さらりと「良いところもある」と逃げ道を作っておく所も、タママらしい「小ズルさ」に見える。

タママインパクトの打ち方

2013年07月14日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd26話。ケロン星のヘビー級機動メカ相手に、タママインパクトを連発するも、傷一つ負わせる事ができなかったタママ。自問自答の末、「格闘家とは、こぶしと肉体で己を表現するもの。なのにボクは、飛び道具に頼りすぎてたです」と悟り、タママインパクトを封印宣言。

でも、タママインパクトの原理とは「恨み、つらみ、妬み、憎しみ、嫉妬」を攻撃力に転換して吐き出しているから、無理に溜め込むと、身が持たない。聖人君子になろうとしても、「ドス黒い」基本性質は直らない。「じゃあ、出せば」と言われても、タママは打ち方をド忘れ。
そこで、クルルの分析。「タママインパクトには、特定の筋肉作用がある。両腕を、ななめ後ろへ45度。両足を左右へ38度。後方えびぞり13度。仕上げに、最近の妬ましかった事を思い出してみな」と。

ド忘れの理由は、特訓の末にあみだした技ではなく、「チッキショー」みたいな事を叫んでいるうちに出たとか、そういう無意識的にやっていた事だからと思われる。例えば、子どもの頃にキャッチボールをしていたなら、大人になっても出来る。昔やりこんだゲームソフトを久々やってみても、指が操作方法を覚えている。でも、折り紙は、指がおぼえるまでやりこんでないから、数種類しかできない。また、「どちらの足から靴下を履くか」も無意識的な習慣であって、やりこみとは異なり・・・・いうなれば、タママにとってのタママインパクトそういう事。

ドロロの教え

2013年07月14日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd28話。運動が苦手なので、運動会を嫌がる冬樹。姉の夏美は「何事も、やる気にならないと始まらないでしょ」言うけど、それは「できる人」の理屈であって、「自他ともに、できないと知っている」から、やりたくない訳だが、ひょんな事からリレーの担当になった。しかもアンカー。

しぶしぶ練習を始めたが「どうせ」という思いが強い。それを見ていたギロロが語る「どうした、もう限界か?(中略)情けなくって何が悪い。1等になる事が全てじゃないだろ。お前にとって重要なのは、苦手な事に立ち向かっていく勇気だ。どんなツライ事にも、飛び込んでいく勇気。どうしようと、お前のかってだかな」と。
そして、冬樹が特訓を希望したから、それに付き合う。

当日、クラスメイトたちも、冬樹が運動苦手と知っているから、アンカーまでにリードを作ってくれていた。その辺がリアル。付け焼刃で、急に「できる人」になれるわけもなく。なぜ、最初から「速い人」を選ばなかったのかも気になる。