情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

-9条と、自衛隊と、安保の強力スクラムが日本を守る-橋本勝の政治漫画再生計画第148回

2008-12-02 17:58:37 | 橋本勝の政治漫画再生計画
【橋本勝さんのコメント】
軍事力はもちませんという
9条をもちながら
自衛隊がある
だって自衛権があるのだから
そして
世界有数の軍事力をもつことに
戦争はしませんという
9条をもちながら
日米安保条約をむすんでいる
だってアメリカの核に守られているのだから
そして
米軍基地がありつづける
それでいいのだ日本は
自衛隊なくすわけにはいかないよ
日米安保を破壊するわけにはいかないよ
むずかしいことはいいっこなし
現実的になるしかないのさ日本は
9条と、自衛隊と、日米安保が
日本の安全と平和を守る3本の柱なのさ
護憲派の人も、改憲派の人も
この現実を
受け入れよう


【ヤメ蚊】
 始まった以上仕方がないっていうことでずるずる来たのは、確か、戦前の話。われわれは、あれだけの犠牲を払っても、結局、何も学ばなかったのか…。




【PR】





★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。


最新の画像もっと見る

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
右翼が逃げて行ける先は…。 (田仁)
2008-12-22 22:30:16
最早、住吉会が麻薬繋がりで足場のある、北朝鮮しか無かろうと思います。
台湾の中国資本との乗り合いは凄いので。
米国も間も無く、日本右翼にイイ顔しなくなりますしね。
返信する
Unknown (Unknown)
2008-12-22 12:33:05
>東西南北氏

オウムのように同じ事を繰り返し言ってるだけなんですね。

>「戦力」=軍隊

それはあなたの「解釈」に過ぎません。
戦力≧軍隊 です。
戦う力を持つのは軍隊に限定されない。
9条には「軍隊」という単語は存在しない。

>国民の合意での憲法第9条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる必要があります。
>この「自衛隊の解消」は、国民の合意を得ながら3つの段階を経てすすめる必要があるでしょう。

ほら、また希望的観測による楽観論。
国民の合意が得られない時点で頓挫する前提の一択しか未来想定をしていないのは思考停止ですよ。
ついでにそれって、共産党が言ってる内容そのままですよね?
自分の頭で考えたものではない、と。
だからオウム返しなんですね・・・。

>こうして自衛隊解消に取り組む過渡的な時期に、仮に急迫不正の主権侵害があった

そうなったら多くの護憲派は“9条への信仰心”を捨ててしまうでしょうね。
世論調査の改憲護憲は半々程度のようだが、その護憲派もあなたのように遥か未来の理想に邁進しているわけではなく
『9条が日本を守っている』という漠然としたイメージにしがみ付いているに過ぎない。
つまりその9条が日本を守ってくれなかった、という現実を突きつけられれば国民の意識は反対方向へ向くのは必定。
『日本は9条に守られている』という(結果的に継続された安全の)現実に後付けされたイメージのみが9条の存在の糧なのだからそれが崩れればもはや9条は存在していられない。

そもそも、未来永劫憲法改正が行われないことが条件という時点でその説は失格ですよ。
予定通りに進む未来なんて存在しない。
計画経済体制が崩壊したのはまさに“予定通りに進む未来”を前提条件にしたからです。
見たいものしか見ない者はやはり歴史から教訓を得られませんね。
そして何度でも同じ失敗を繰り返す。

ついでに、「急迫不正の主権侵害」が起きたら下手すりゃ日本がなくなるんですけど?
あなたの頭の中では何事もなく事件が処理され、戦後の日本は何もなかったかのように戦前と同じ道を歩むことになってるんですね。
随分と雑で御都合主義な未来予定です。

>消防力の拡充が基本

基本がどうであろうがあなた自身言っている、「そのときに存在している自衛隊を活用するのは、国民に責任を負う政府の当然の責務」と。
にもかかわらず実際には自衛隊を出したくない、出さない理由を語っている。
それはつまり「軍隊が国民を守ってしまったら自分達の思想が否定されてしまう。だから国民が犠牲になろうとも軍隊には“助けさせたくない”」からです。
国民の生命を守るより思想を守ることが大事。
それがあなたの目指す未来の日本です。

>警察力は警察力です。警察力は軍事力にはなりません。

だから・・・
そんな区分が9条のどこに書いてあるんですか、と聞いている。
あなたの主観的解釈などどうでもいいです。
「法的に明記されている」部分を抜き出してください。

>ポツダム宣言を受け入れたのですからポツダム宣言に沿った憲法を制定することは当然です。

受け入れたのは帝国政府。
憲法を作ったのはGHQ。
全ては日本国民の預かり知らぬ密室で進みました。
それが当然だと国民がいつ納得したのでしょうか?

>日本国憲法は国民が制定した憲法だと明記していますし、圧倒的な国民が日本国憲法の制定に賛成したのが歴史の事実です。
>この憲法を終戦を迎えた圧倒的な国民が賛成したわけです。

国民投票もしてないのに何を根拠に圧倒的な国民が賛成したと言っているのだろうか?
そもそも賛否を問うてないんですけど?
賛成の法的根拠は一切なし。
もうこの時点で『国民が制定した憲法』の一文が捏造丸出しですな。

国民はただ「黙って従いなさい」と言われただけ。
これが【歴史の事実】です。

あなたの言い分は独裁政権がよく使う『わが国が独裁国家ではない理由』と同じですよ。
曰く「ショウグンサマは国民の圧倒的支持の元に・・・」


東西南北さん・・・永遠に続くものは存在しませんよ。
あなたは認めたくないでしょうけどね。
返信する
2008-12-11 18:35:16さん、kaijiさんへ。 (東西南北)
2008-12-21 12:43:20
 2008-12-11 18:35:16さんへ。

 1:「希望的観測が前提条件では話にならないでしょう。当の国連常任理事国自身が攻撃した来た際にその機能は全く働かない。」「ついでに、『地域の集団安全保障機能』って言葉が大好きなようだが、そんなもの存在しないんですけど?これも希望的観測を前提条件にした妄想ですね。」「要は日本は助けてもらうけど他人を助けることはしないよって意味?そんな安全保障が成り立つはずないでしょ。」「言葉の節々に『いざとなればみんながボクを助けてくれるはず』という考えが滲み出ているが、はっきり言って甘い。」[消防力云々は自衛隊を出動させず米軍の支援も断った理由と全く関係ない。曰く「軍隊が国民を守ってしまったら自分達の思想が否定されてしまう。だから国民が犠牲になろうとも軍隊には“助けさせたくない”」と。


 自衛隊は「(日本は)陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と定めた憲法第9条第2項に明白に違反する「戦力」=軍隊そのものです。自衛隊については、海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる。安保条約廃棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法第9条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる必要があります。

 この「自衛隊の解消」は、国民の合意を得ながら3つの段階を経てすすめる必要があるでしょう。

 第一。現在の、安保条約=日米軍事同盟下の段階です。この段階では、戦争法の発動や海外派兵の拡大など、憲法九条をこれ以上踏みにじることを許さず、軍縮に転換することをめざします。

 第二。安保条約をなくした段階では、自衛隊の民主的な改革―米軍との従属的な関係の解消、公務員としての政治的中立性の徹底、抜本的な軍縮などに取り組みます。

 第三。いよいよ、国民の合意で、憲法9条の完全実施=自衛隊の解消にすすむ段階です。日本の独立・中立を達成したこの段階では、民主的政権が、非同盟・中立という世界の流れに参加し、世界やアジアの諸国と対等・平等・互恵の友好関係を築き、日本の中立・平和・安全の国際的保障の確立につとめながら、憲法9条の完全実施についての国民的合意が成熟することを見定めて、自衛隊解消に本格的に取り組みます。

 こうして自衛隊解消に取り組む過渡的な時期に、仮に急迫不正の主権侵害があったり、大規模災害にみまわれるなど、必要にせまられた場合には、可能なあらゆる手段でこれを排除する一方策として、そのときに存在している自衛隊を活用するのは、国民に責任を負う政府の当然の責務です。

しかし、これも消防力の拡充が基本であって、消防力を縮小したり維持したりするだけで自衛隊の出動だけを声高に叫ぶのは本末転倒です。災害救助部隊は消防隊なんですよ。災害救助だというのなら常日頃から消防力を拡充する要求運動をすべきでしょう。それをサボっておいて自衛隊を前面に押し出すことは誤りだということです。すなわち、警察は殺し合いの戦争の手段ではなく犯罪を鎮圧する治安維持部隊であるが、軍事力は殺し合いの戦争の手段であり人殺し部隊であるのですから。

 2:「自衛隊であろうが警察であろうが戦う力がある以上は『戦力』である。」

 それは日本国に軍事力が存在し、その指揮下へ入る場合には戦力に当たります。しかし、東西が述べたのは日本国に軍事力が存在しない場合ですから、警察力は警察力です。警察力は軍事力にはなりません。とはいえ、侵略国政府は軍事力を手段に侵略してくるわけですから戦争状態、戦闘になります。それだけのことです。常備軍を持たないわけで警察力による自衛の措置は憲法9条完全実施となり、戦力の行使に該当しません。

 3:「現行憲法が一切の民主的手続きを経ていない以上はその内容が国民の総意に全く基づいていないだけでなく、存在そのものが独裁性を帯びている事実はどこまでも無視」

 ポツダム宣言を受け入れたのですからポツダム宣言に沿った憲法を制定することは当然です。日本国憲法は国民が制定した憲法だと明記していますし、圧倒的な国民が日本国憲法の制定に賛成したのが歴史の事実です。天皇主権から国民主権へ、戦争から戦争放棄へ、臣民の権利から基本的人権へ。この憲法を終戦を迎えた圧倒的な国民が賛成したわけです。自然ですね。

 kaijiさんへ。

確かに、一切の軍事力を放棄している日本国憲法第9条と単に常備軍を禁止しているだけのコスタリカ憲法第12条を比較すると日本国憲法の方が軍事力放棄をより徹底した憲法だと言えると思いますが、「両者は通じているというより、意識の異なる別物の憲法だとして捉えるのは」妥当ではないと考えます。両者の憲法は軍事力放棄の国際平和運動の流れの反映なのであり、源流は同じです。諸国の人民の戦争放棄、軍事力放棄、平和運動が源流だということです。諸国民の人権運動がコスタリカ憲法、日本国憲法の原因であって通じている歴史の法則性、普遍性なんですね。

 

 

 





返信する
Unknown (kaiji)
2008-12-13 05:20:18
>東西南北さん

憲法上、日本の武力放棄は恫喝外交否定のためにされているわけではなく、「国際紛争を解決する手段として」放棄されているのです。そのため軍を含め戦力の保持を例外なく認めておりません。
コスタリカは、明確に国防という国際紛争を含んだ事態を解決するための手段として軍隊の組織(武力の行使)を認めています。軍隊、つまり殺し合いの戦争の手段であり人殺し部隊である軍事力を認めているのです。これは日本にはない項目です。
9条とコスタリカ憲法の共通点は単に常備軍を持たないという点だけであり、両者は通じているというより、意識の異なる別物の憲法だとして捉えるのが妥当ではないかと思います。
少なくとも、askさんのように「軍隊を持たないとする憲法を制定」している国にコスタリカを挙げて、「こんな憲法を持っているのは日本だけだという批判はあたらない」とするのは間違っていると思うのですが。
返信する
アメリカ様に縋って兵器買いを続ければジリ貧。 (田仁)
2008-12-12 16:17:04
グルジアの一件がイスラエルの陰謀だと騒がれてる事も知らない癖に、現実とか言われると片腹痛いです。
幾らロシアのプーチンが強権で知られようが、欧州ではあの電撃作戦はイスラエル仕込みって、共通認識ですよ。
まあ、今現在有権者で無い子供に何の権利を認めようが票田にならん!てのが自民の「規制緩和・構造改革・自己責任」路線で、非正規雇用を経団連の言いなりに拡大した癖に自民子飼いのネット右翼は「貯蓄しない非正規雇用が悪い!」と竹中平蔵の貯蓄削減政策はスルー、現実とは既得権益の保全と思っているからねぇ。
確かに彼等にとっては、「>今現在(まだ)存在しないアジアの多角的安全保障」が「非現実的」と感じられるばかりでなく、自分達の米国軍産の右舷複合体との癒着に邪魔になる存在として「リベートの敵!!!」と敵意を以って見たくなるだろう事情を知ってはいるが承認はしません。
人類としての未来を否定するものだからね。
返信する
危機管理は最悪の事態を前提にすべし (Unknown)
2008-12-11 18:35:16
>国連の集団安全保障措置が実現するまでの間

実現しなかったら?
希望的観測が前提条件では話にならないでしょう。
そも、当の国連常任理事国自身が攻撃した来た際にその機能は全く働かない。

>2

何を言ってるのか理解できない。
要は日本は助けてもらうけど他人を助けることはしないよって意味?
そんな安全保障が成り立つはずないでしょ。

>憲法9条が軍拡の歯止めとなる実効力を持つんですよ。

日本周辺諸国は大軍拡の真っ最中ですけど?
9条は全く歯止めになってませんね。
むしろ日本は何もしないと安心して軍拡に励めている。

>3

自衛隊であろうが警察であろうが戦う力がある以上は『戦力』である。
組織の呼び名など関係ないし侵略軍と交戦すればその瞬間に「国際紛争を解決する為の武力の行使」要件が成立する。
9条のどこにも警察力は戦力ではない、などという付帯条項はついていない。
警察力は戦力ではないという“解釈”をするなら自衛隊は戦力ではないという現状の“解釈”もまた有効。
それでも気に入らないなら自衛隊と警察の区分をなくして全部『警察』ってことにしてしまえば万事解決ですな。
ただ『警察』であるだけで戦力にカウントされないんでしょ?

>4

グルジアのサーカシビリのような馬鹿がいまだに存在するのがこの世界。
北朝鮮のような『地上の楽園』がいまだに存在するのがこの世界。
中国によるチベット支配がいまだに継続しているのがこの世界。
南朝鮮による竹島侵略は日本が主権を喪失し自衛できない期間に起きた。
北方四島への侵攻も日本の降伏後の出来事。
そして外交手段とやらでそれらが全く解決されない現実。
身を守る術を持たないものは平然と踏み潰されるのが我々が生きているこの世界なのである。
目を背けたところで現実は変わらない。

ついでに、『地域の集団安全保障機能』って言葉が大好きなようだが、そんなもの存在しないんですけど?
これも希望的観測を前提条件にした妄想ですね。
そもそも日本にとっての危険な国々こそがその【地域】の連中でしょ。
言葉の節々に『いざとなればみんながボクを助けてくれるはず』という考えが滲み出ているが、はっきり言って甘い。

>5

消防力云々は自衛隊を出動させず米軍の支援も断った理由と全く関係ない。
最後の一文が本音ですよね?
曰く「軍隊が国民を守ってしまったら自分達の思想が否定されてしまう。だから国民が犠牲になろうとも軍隊には“助けさせたくない”」と。
本末転倒もいいところ。


それにしても、、、現行憲法が一切の民主的手続きを経ていない以上はその内容が国民の総意に全く基づいていないだけでなく、存在そのものが独裁性を帯びている事実はどこまでも無視するのですね。
返信する
出鱈目! (田仁)
2008-12-11 18:31:23
ふーん、最近の右翼は「憲法9条の所為で阪神大震災の死者が増えた」と迄、インチキ国粋主義カルト教義が遠い異次元世界にトンで行っちゃったんですか。
Oh,no!He is go on!!
まあ、彼等は元々現実世界が嫌いみたいでしたが。
第二次世界大戦で日本を滅ぼそうとするし、今は米国に日本を売り払おうとするし。
災害は甚大であれはある程、現地は壊滅的で情報すら発信でき難い常識を、地震国日本の住民の癖に知らないのはさて置き。
しかし、官邸の危機管理元年とも言うべき阪神大震災を、9条を目の敵にする汚い自分達の欲望を剥き出しにして、兵器売買リベート拡大の口実に使うとは!!!
売国右翼の死者への冒涜は際限を知りませんな。
返信する
2008-12-10 14:35:33さんへ。 (東西南北)
2008-12-11 06:44:00
 1:集団安全保障を肯定するわけですね?

 当たり前です。例えば、今日現在、日本国へ急迫不正の侵略行為があれば、国連の集団安全保障措置が実現するまでの間、自衛隊、米軍、警察力などあらゆる手段を活用します。

 2:日本も同盟国の安全を保障し同盟国の危機に際して戦わねばならない。

 この点が、飛躍なんですよ?1の措置を執るのであるが、常日頃は、憲法9条完全実施を目指して軍縮の措置をとるということです。その過程・途上での措置が1ということです。ここに憲法9条が軍拡の歯止めとなる実効力を持つんですよ。

 3:【交戦】した瞬間に警察力は『戦力』と化し、その存在は“国際紛争を解決する手段”としての“陸海空軍その他の戦力”の範疇に入ってしまう。

 それは日本国に軍事力が存在し、その指揮下へ入る場合には戦力に当たります。しかし、東西が述べたのは日本国に軍事力が存在しない場合ですから、警察力は警察力です。警察力は軍事力にはなりません。とはいえ、侵略国政府は軍事力を手段に侵略してくるわけですから戦争状態、戦闘になります。それだけのことです。常備軍を持たないわけで警察力による自衛の措置は憲法9条完全実施となり、戦力の行使に該当しません。

 4:「自分が攻撃しようと画策している側の思考に立てば武力を持つ相手と持たない相手、そのどちらが『急迫不正の軍事侵略行為』を仕掛ける相手としてのハードルが低いか」

 これは何時の時代のことでしょうか?今現在は侵略・植民地支配が民族自決権運動、平和運動によって成り立たなくなっている時代です。とはいえ、万が一の場合には、どうするのか?という議論です。これが大前提。その上で、日本国においても自衛隊は軍事力ですが、海上保安庁、警察は軍事力ではありません。憲法9条が禁じているのは自衛隊であって警察・海上保安庁を禁じているわけではありません。ゆえに、仮に自衛隊も日米軍事同盟も存在しない日本国に急迫不正の軍事侵略行為が発生した場合には、地域の集団安全保障機能で侵略軍を排除することと併せて、警察力を含めた自衛の措置を講じることは当然です。

 5:阪神大震災の折、己が思想を優先して自衛隊を出動させず米軍の支援も断った村山富一の轍を自ら踏みたがるとは。

 災害救助に自衛隊を出動させることは当然ですよ。1ですら当然だというのに災害救助に自衛隊を出動させることは当然です。しかし、これも消防力の拡充が基本であって、消防力を縮小したり維持したりするだけで自衛隊の出動だけを声高に叫ぶのは本末転倒です。災害救助部隊は消防隊なんですよ。すなわち、警察は殺し合いの戦争の手段ではなく犯罪を鎮圧する治安維持部隊であるが、軍事力は殺し合いの戦争の手段であり人殺し部隊であるということです。
返信する
Unknown (Unknown)
2008-12-10 14:35:33
>東西南北氏

自分で書いてて少しもおかしいと思わないのかな?

>日本国に急迫不正の軍事侵略行為が発生した場合には、地域の集団安全保障機能で侵略軍を排除することと併せて、警察力を含めた自衛の措置を講じる

集団安全保障を肯定するわけですね?
ということは日本も同盟国の安全を保障し同盟国の危機に際して戦わねばならないのだが、その手段が・・・警察ですか?
警察を外国に派遣して侵略者を「逮捕」させるおつもりか?
警察が軍隊に勝てると思ってるところがまたおめでたいが・・・。

そもそも【交戦】した瞬間に警察力は『戦力』と化し、その存在は“国際紛争を解決する手段”としての“陸海空軍その他の戦力”の範疇に入ってしまうのが理解できませんか?

そしてご自分でおっしゃっておられる、『急迫不正の軍事侵略行為が発生』と。
つまり事前の折衝も多国間での戦争回避の努力も全てが徒労に終った結果そうなる場合がある、とご自分で認識しておられる。
あれ?
『国益は外交手段のみで追究・実現していくということを国として実現する』に既に失敗していますよ?
そして失敗した結果が『急迫不正の軍事侵略行為』による多大なる物的、経済的、そして人的損失です。

軍事力があれば100%阻止に成功するのか、ですか?
もちろんしませんよ。
ですが自分が攻撃しようと画策している側の思考に立てば武力を持つ相手と持たない相手、そのどちらが『急迫不正の軍事侵略行為』を仕掛ける相手としてのハードルが低いかなど考えるまでもないでしょう。

理想実現のために国民の生命を軽んじる。
阪神大震災の折、己が思想を優先して自衛隊を出動させず米軍の支援も断った村山富一の轍を自ら踏みたがるとは・・・困ったものです。
返信する
軍事力を手段に国益を追究する結果は戦争です。 (東西南北)
2008-12-08 04:57:56
 これが歴史の教訓です。軍事力を手段として国益を追究する路線は戦争へ帰結するわけです。だから、軍事力は外交の手段であるという恫喝外交を否定しているのが日本国憲法ですし、常備軍を否定している国の憲法です。国益は外交手段のみで追究・実現していくということを国として実現するわけです。

 コスタリカは常備軍を廃止している点で国益を外交手段のみで実現するわけですから、その点が憲法9条に通じるのではないでしょうか?なお、警察力を常備軍とはいわないし、警察と軍事力は明確に区別する必要があります。すなわち、警察は殺し合いの戦争の手段ではなく犯罪を鎮圧する治安維持部隊であるが、軍事力は殺し合いの戦争の手段であり人殺し部隊であるということです。

 日本国においても自衛隊は軍事力ですが、海上保安庁、警察は軍事力ではありません。憲法9条が禁じているのは自衛隊であって警察・海上保安庁を禁じているわけではありません。ゆえに、仮に自衛隊も日米軍事同盟も存在しない日本国に急迫不正の軍事侵略行為が発生した場合には、地域の集団安全保障機能で侵略軍を排除することと併せて、警察力を含めた自衛の措置を講じることは当然です。

 
返信する
「皆一緒」でないと落ち着かない?憲法も? (田仁)
2008-12-07 20:44:01
コスタリカやパナマは、パナマ運河や長細い回廊状である、その他の地政学的条件から大国に蹂躙され易いが、しかし日本と違って世界大戦で負けてない!って個別の状況はどうしても勘案したくない?
皆が皆、チイチイパッハチイパッハの雀の学校かメダカの学校で平等であると、信じないと居ても立っても居られない?
個性的な生徒を潰すとか、悪平等に出る杭を打つ日本的悪習を憲法にもキッチリ完全に適用しないと、気が狂いそう?
大変~!現実は侭ならず、人生は斯くも辛いね!
返信する
Unknown (kaiji)
2008-12-06 22:21:17
コスタリカもパナマも有事の際の戦争や軍隊組織や武力行使を放棄していません。
こんな憲法は9条と無関係というか、無理に9条と絡めるなら、これらは武力による防衛手段を持たない9条の不備を指す憲法だと思います。


1949年コスタリカ共和国憲法第12条  (吉田稔訳)

恒久制度としての軍隊は廃止する。公共秩序の監視と維持のために必要な警察力
は保持する。
 大陸間協定により又は国防のためにのみ、軍隊を組織することができる。いず
れの場合も文民権力に常に従属し、単独又は共同して、審議することも声明又は
宣言を出すこともできない。      

1979年キリバス共和国憲法第126条


1994年パナマ共和国憲法第305条

パナマ共和国は軍隊(ejercito)を保有しない。すべてのパナマ人は、国家の独
立と領土の防衛のために武器を取る義務がある。公共の秩序の維持、国家の管轄
権に属する者の生命、名誉、財産の保護のため、および違法行為の予防のため、
法律により、個別の指揮権と職員名簿とともに、必要な警察組織を編成する。外
部からの侵略の脅威のある場合、一時的に法律によって、共和国の国境と管轄を
保護するために、特別警察組織を設置する。共和国大統領は、本章において設置
されるすべての組織の指揮官である。警察組織職員は文民に属する。そのため、
職務の遂行に当たっては、国家、州、地方当局が発する命令を尊重する。


日本国憲法第9条

1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
返信する
平和憲法 (riz)
2008-12-06 14:38:58
「戦争放棄」と「軍事力をもたない」を憲法で採用しないのは、戦争と軍事産業が非常に金儲けになるからなのでは・・?
(それに…白人の国では、有色人種のアジアの島国など良くて同等、普通は大抵、下等・劣等と見做しているでしょうし・・)
返信する
コスタリカへの妄想 (Unknown)
2008-12-06 05:53:15
http://hiroshima.cool.ne.jp/kotodama-era/zatugaku_02.htm

いまだにコスタリカを“意図的に”誤解する人が後を絶ちませんね。
しかも数少ない例外を持ち出しては「~だから間違ってはいないのだ」と来る。
その論理でいくなら世界にはいまだに数多くの独裁国家が存在できているのだから,あながち独裁も間違ってはいないのだと言い張る事も可能。

見たいものしか見ない者は歴史から何も学ぶことはない。
学んだつもりになるだけだ。
返信する
日本だけ? (ask)
2008-12-05 08:54:28
9条の条文そのものを採用する国はないでしょうが、軍隊を持たないとする憲法を制定している国ならばコスタリカとパナマがありますよね。
少なくともこんな憲法を持っているのは日本だけだという批判はあたらないと思うんですけどね。
返信する
歴史から学ぶもの。 (東西南北)
2008-12-05 04:42:46
 1:「歴史から学べるのは、人は歴史から学ばないってことである。」

  歴史から学べるのは、諸外国の政府は歴史から学ばないってことである。戦争の原因は政府にある。平和の原因は諸外国の人民にある。これが歴史であり、法である。
返信する
もう既に、米国は縮小傾向に入っています。 (田仁)
2008-12-04 17:44:26
B層な日本人は勿論、大概現状追認型のニンゲンは、もう既に起こり始めてるけど自分達には不都合に感じられて信じたくない新しい出来事に対応するのがトテモ下手ですね。
だから、これから大変ではありますが、一応麻生政権の発足イキナリの低迷とか、兆しは日本なりに起こり始めてんじゃないんですか?
米軍のロジスを嬉嬉として引き受けるパシリの自衛隊とか日米安保とか、今に梯子が外されて…。
返信する
横暴な夫と似てる!! (sakura)
2008-12-04 00:36:37
浮気を始めた夫に、「お願いだから、浮気を止めて!!」と懇願しても・・・・・

「始まっちまったんだから、しょうがねぇだろうよ!!」と居直る夫。


力で抑えつけて、聞く耳を持たない態度・・・・
これが、政府も同じとは、悲しい現実。。。。
返信する
歴史から学ぶもの (YO!!)
2008-12-03 15:04:23
>始まった以上仕方がないっていうことでずるずる来たのは、確か、戦前の話。われわれは、あれだけの犠牲を払っても、結局、何も学ばなかったのか…。

歴史から学べるのは、人は歴史から学ばないってことである
返信する
民主的手続きを一度も踏んだことのない「世界に誇る平和憲法」 (Unknown)
2008-12-03 11:06:41
九条の条文に国を守る力など欠片もないことは戦後60余年にわたってあの条文を採用する国が一カ国も現れない事実によって証明されきっている。
愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶという。
ただひたすら第二次大戦の『経験』のみを頼りにする九条真理教の信者達には国防を怠った国がどういう末路をたどったかという『歴史』が目に入らない。

北朝鮮は自らを「世界が羨む地上の楽園」と称しているが「世界に誇る平和憲法」との共通点は誰も追随する者が無く、当人達が自称しているだけという滑稽な姿にあるだろう。
返信する