情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

8法科大学院に早急な改善要求~中教審特別委員会報告書

2011-02-19 18:55:02 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 ロースクールを卒業すれば弁護士になれる、という触れ込みで始まった新司法試験制度だが、開校数が多すぎたこともあり、司法試験合格率は低迷を続け、同時に、弁護士の数が増えすぎたため就職すらできないということで、人気も低迷。ロースクールの志望者のレベルが落ちているという。これでは、いったい、何のための司法制度改革だったか分からない。

 そういう悪循環に楔を打とうとして、中央教育審議会・法科大学院特別委員会・第3ワーキンググループは、昨年1月に早急な改善を促した13校のうち8校について「改善の取組が進んでいるとは言いがたく、早急に取り組む必要がある」とする調査報告書を公表した(http://ow.ly/3ZwPl)。

 報告書には、全ての法科大学院の評価を記した一覧表が掲載されている。この一覧表のうち問題ありと指摘された8校のみを取り上げた表を「週刊法律新聞」が作成している。下の表は、その引用だ。








 いずれも司法試験の合格率は20%以下。卒業した年に受験した人の合格率は数パーセント台がほとんどという状況だ。

 このような状況をマスメディアが大きく取り上げることはないと考え、上記表を掲載することとした。

 クリックすれば拡大するので、状況を確認してほしい。


【付記】
 なぜ、この8校なのか、恣意的なものを感じるというご意見をいただきました。そういうことも含めて、きちんと検討がされなければならないと思います。この状況でハッピーな人がいるのだろうか?
 なぜ、こんなシステムを始めてしまったのか?
 誤っていたと分かったなら、早期に修正するべきではないのだろうか?
 ほかの国なら、国賠ではないだろうか…。



 



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