うちの事務所きってのナチュラルな彼は、当然、冬でも半袖だ。時には数時間掛けて自転車で通勤することもある。
さまざまな環境保護団体・弁護団に所属しており、年に何回か、環境問題調査と称して、出張する。しかし、その行き先はどちらかというと環境破壊とは無縁でむしろ観光地といってもよいようなところだったりするが、その疑問を彼にぶつけると、気のせいだと笑いとばす。報告書も出すんですよ、などと付け加えるが、いまだに、そのような報告書を見せてもらった覚えはない。
そういうナチュラルな彼が、先日、ダム建設予定地の視察に出かけた。ある山のなか、晴れ渡った春の一日…風が舞うのが目でよく分かるほどの…。ナチュラルな彼は、身を守るようなものを身にまとったりはしない。自然に任せるのが彼の信条だ。帰りがけ、服に粉状のものがうっすらと付着しているのを何気なく、払ったことだけは覚えていたという…。
翌日、彼の目がウサギのように赤く、ティッシュが手放せない体になっていたことは言うまでもない。
さまざまな環境保護団体・弁護団に所属しており、年に何回か、環境問題調査と称して、出張する。しかし、その行き先はどちらかというと環境破壊とは無縁でむしろ観光地といってもよいようなところだったりするが、その疑問を彼にぶつけると、気のせいだと笑いとばす。報告書も出すんですよ、などと付け加えるが、いまだに、そのような報告書を見せてもらった覚えはない。
そういうナチュラルな彼が、先日、ダム建設予定地の視察に出かけた。ある山のなか、晴れ渡った春の一日…風が舞うのが目でよく分かるほどの…。ナチュラルな彼は、身を守るようなものを身にまとったりはしない。自然に任せるのが彼の信条だ。帰りがけ、服に粉状のものがうっすらと付着しているのを何気なく、払ったことだけは覚えていたという…。
翌日、彼の目がウサギのように赤く、ティッシュが手放せない体になっていたことは言うまでもない。
花粉症は高度成長期からの大気汚染公害やそれ以前からの拡大造林政策が遠因の「複合汚染」的公害病だと思うのですが、そちらの「ナチュラルな彼」の見解はいかがなものでしょう。
決して花粉症のことを茶化したのではなく、一緒に視察に行った人全員がマスクをしている中、ひとりマスクをせず、花粉症対策を怠ったことを茶化したつもりです…。
私自身、花粉症ですし…。
いずれにせよ、ご意見、ありがとうございます。
花粉症問題に関する彼の見解は、おそらく杉に偏った植林、大気汚染放置などに関する行政の失策を問題視するものだと思います。
彼が自転車で通勤するのはまさに排ガスを減らす運動を行うための試みです。
私も時々自転車通勤をし、かつては地域の高速道路建設に反対する運動に加わり、今は自家用車を減らして公共交通を充実させようというNPOに連なっています。自然も好きなので、「ナチュラルな彼」には共感します。だから私も「そのクチ」と書きました。もちろんtokyodoさんの憲法観などにも共感しています。
花粉症にはなってみないと悩みがわからないものですね。マスクと、塩をひとつまみ入れた温水での「鼻うがい」が私には一番の対策です。
彼はそれまで花粉症ではなかったのですが、一発で発症したようです。
油断できないですねぇ。