情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

憲法改正国民投票法案ブックレットお披露目は、7月27日のシンポで

2005-07-16 01:36:44 | 憲法改正国民投票法案そのほか
報道と表現の危機を考える弁護士の会が、作成している憲法改正国民投票法案ブックレット「憲法を決めるのは誰?戒厳令下の国民投票」が7月27日開催されるシンポ「メディアの危機、憲法の危機」で発売開始されることになりました。

ぎりぎりの進行ですが、この週末、編集担当者が突貫で、校正してくれることになっています。

ブックレットの表紙のキャッチは、「改憲が現実のものとなる日が近づいている。その日、私たちが手にする憲法は、本当に私たちの民意を反映したものとなっているだろうか。現在、検討されている国民投票法案は、私たちが十分に考え、選べる仕組みとはなっていない。このままでは、憲法は誰も納得できないものになってしまう!」


一方、シンポの趣旨は、

マスメディア(大量に情報を伝達する媒体)がその伝達機能を奪われようとしている。それはすなわち、私たち市民が情報を得る手段を失うことである。
 いま、社会で何が起こっているのだろう。
「NHKの番組に政治家が圧力をかけた」と朝日新聞が報道したが、自由な情報の伝達過程に政治的圧力が加えられたという非常に重要な問題が、朝日新聞の取材のあり方に関する批判や記事の真偽の問題に矮小化された。
そして今、憲法改正の国民投票法案には大幅な報道規制が盛り込まれている。まるで国民に改憲案に関する情報を与えないようにして投票をさせようとしているようである。
 いま、表現の自由は、政治権力によってあからさまに制約され、本来制約に抵抗すべきはずのメディア内部で崩壊しつつあるのではないか。
メディアの危機、憲法の危機。その現状を分析する。

というものです。


日時:2005年7月27日(水)午後6:10~午後8:20
   (午後6:00開場)
場所:弁護士会館5階502ABC室
地下鉄霞ヶ関駅(丸の内線、日比谷線、千代田線)からB1-b出口より直通
内容(予定)
(1)憲法改正国民投票法案の問題点の指摘
(2)NHK番組改変事件の経過報告
(3)パネルディスカッション
~正面から迫りくるメディア規制・表現規制~
[パネラー・敬称略]
吉岡忍(作家)
野中章弘(アジアプレス代表)
藤森研(朝日新聞記者)
内田雅敏(弁護士)
[コーディネーター]
梓澤和幸(弁護士)
入場無料

参照
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/0df5657f3e24acb256fd4128b8fbe0ee
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/fc39352bab7975985211efedf2ca8083

最新の画像もっと見る