情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

一切を棄つるの覚悟~石橋湛山元首相の1918年の発言

2007-05-06 12:45:01 | 有事法制関連
 【例えば満州を棄てる、山東を棄てる、その他支那が我が国から受けつつあると考える一切の圧迫を棄てる、その結果はどうなるか。

 また、例えば朝鮮に、台湾に自由を許す、その結果はどうなるか。

 英国にせよ、米国にせよ、非常の苦境に陥るだろう。

 何となれば、彼らは日本のみかくの如き自由主義を採られては、世界におけるその道徳的位地を保ち得ぬに至るからである。】


………1918年7月23日号「東洋経済新報」社説「太平洋会議に対する我が態度~一切を棄つるの覚悟」



 いま、米国は、日本に憲法9条があることを恐れている。日本が9条に従った、平和主義外交を推し進めることを恐れている。9条が残っていたら、いつかは、日本人が目を覚まし、世界をリードすることになるであろうことを恐れている。

 韓国は、わずかの間に民主化を成し遂げ、日本よりもシステムとして民主化が進んだ国となった。その結果、国連事務総長を輩出するに至った。

 いまこそ、日本が誇り高き地位を占めるよう、石橋湛山の言葉をかみしめたい。もし、日本が石橋湛山の道を選んでいたら、何百万人もの尊い命を失うことはなかった。多くの者が戦場で、空襲で、犬死にをすることはなかったのです。









★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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-9条を けっとばして 戦争できる国-橋本勝の政治漫画再生計画第69回

2007-05-06 01:30:30 | 橋本勝の政治漫画再生計画
【橋本勝さんのコメント】
 ~5月3日の反改憲のパレードにポスター持って参加しました~
 憲法施行60周年ということで「生かそう憲法、守ろう9条」の集会があり、その会場の日比谷公会堂前からの銀座パレードに、私も20数枚の手作り反改憲ポスターを持って参加しました。上記の作品はその内の1枚です。
 現在、安倍政権ががむしゃらに進めようとする、憲法を変えて戦争できる国への歩みへの強い危機感をいだいた7000人を超える人たちが参集、熱気あふれる集会となりました。自民党が考える改憲の最短スケジュールによれば、なんと2011年秋に改憲が実現するらしい。つまり安倍政権の任期中に、憲法改正という悲願が成就することに。もちろん我々としても、その進展を、指をくわえて見ているわけにはいきません。
 戦争のない世界を実現するための重要なコンパスである9条をなくすという、人類に対する大罪を許すわけにはいかないのです。


【ヤメ蚊】
 イラク戦争がでっち上げだったことが分かってもなお自衛隊を撤退させない安倍って、本当にどす黒い。人の命の大切さなんて全く考えない鬼●●だ。
 ジェットコースター事故で亡くなった方を目撃した人の精神的ショックの大きさが伝えられている。しかし、イラクの子どもたちの毎日のショックを、そして、今後の人生の困難さを、私たちは、受け止めているだろうか。毎日1回は、イラクの子どもたち、そして、紛争地帯で苦しみ多くの子どもたち、北朝鮮などの独裁国家で辛い思いをする子どもたちに思いを馳せたい。
 















★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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