３月１８日

今日は、花粉がすごかったですね。杉対策は国家的課題として取り組むべきですね…。

さて、今日は、朝８時半に神奈川県内小田急線沿線の警察署で、入管法違反で勾留されている外国人女性と接見し、兄弟がガンであることを伝えた。機械につないでいる状態で、もう長くない…。公判期日は４月後半だから、もう生きて兄弟には会えないだろう。もっと裁判が早くならないのって聞かれたが、それは無理…。入管法違反は、悪質なケース以外は裁判手続きからはずして直ちに帰国させた方が税金面からもいいのにね。

実は今日、二ついいことがあった。そのことが報告できるように（結果が出るように）頑張ります。

政党が特定新聞社にこのような圧力をかけてよいのか？

2005年03月16日(水)の共同通信http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20050316/20050316a1340.htmlは、
「自民が朝日新聞に通告書　自己弁護的な編集と指摘」という見出しのもと、次のような記事を流した。

　自民党の「朝日新聞の問題報道に関する調査プロジェクトチーム」は１６日、衆院総務委員会で１５日に行われたＮＨＫ番組改編問題の質疑に関する朝日新聞の報道について「自己弁護的な編集に腐心しているのではないか」と指摘、慎重で客観性のある記事にするよう求める通告書を同新聞側に送付した。
　それによると、同委員会でＮＨＫ幹部は、問題の番組が放送された事前、事後を問わず番組説明のために中川昭一経産相から面会の約束を取ったことはないと答弁した。しかし、朝日新聞の報道は番組内容の事前説明のために面会の約束を取ったと誤解を与えかねない記事になっていると指摘している。

議事録をみたが、朝日新聞の　
【また、中川昭一衆院議員とＮＨＫ幹部との面会をめぐり、塩川氏が「事前に中川氏に、事前説明のためにアポをとったか」と質問したのに対し、ＮＨＫの宮下宣裕理事は「アポを取ったということはある」と答えた。ＮＨＫの役職員が放送前に中川氏の事務所を訪問したかとの質問には否定した。】http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20050316/K2005031503880.html?C=S　という記載は正確な引用だ。
したがって、自民党の指摘は、「ＮＨＫ幹部は、問題の番組が放送された事前、事後を問わず番組説明のために中川昭一経産相から面会の約束を取ったことはないと答弁した。」ことについて、朝日新聞なりの解釈、すなわち、ＮＨＫは否定はしているが、中川議員に予算の件で会う必要性がないなどといった状況からは、番組説明のための面会の約束をとったというほかないという解釈を許さないという非常に傲慢な指摘というほかない。これまで、政党がこのようなことについて、新聞に通告書を出したことがあるのだろうか。
非常に危機感を覚える。
新聞協会や新聞労連はこの事態にどのように対処するのか？