tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

自分と同姓同名の人が多数いる

2013-02-23 12:58:32 | 雑感
実に無駄な時間の過ごし方とわかっていながらも、なんとなくネットサーフィンをしてしまうことがある。

で、自分の名前を検索してみちゃったりするんだよな。

いるいる、自分と同姓同名の人たちが。
facebookが普及するようになって、ますます検索に上がってくるようになった。

正直、自分の名前は、苗字も下のも、そんなにものすごく一般的とは思えない。
「なんとお読みするんですか?」と聞かれたことは1度もないようなシンプルさはあるとは言え。
その組み合わせでもこれだけかぶるんだな。

でも、「検索で自分だけしか引っかからない」というより、何かと安心かも知れない。
いろいろとうやむやになって。
自分という人間が1クリックで特定されちゃうのって、考えてみたら恐ろしい。
だから、facebookなんてやる人の気が知れない。それを見るのは知り合いだけじゃないんだぜ。
ブログはある意味「演技」だし「創作」だからいい。
facebookには、言い訳の利かないリアルさがありすぎる。

「宝くじなんて当たらないよ」とわかっているけれど、
くだらないネットオークションで得た奇妙な収入を禊ぐために、グリーンジャンボ宝くじを購入。
大当たりした暁には、その事実をひたむきに隠しながら安穏と生きていくので、
なおさら「目立つ」ことはしたくないわけです。
虚飾と誑かしに満ちたブログで世間の人々を翻弄することはあるかも知れないけど(笑)。

それにしても、俺の苗字が「姉歯」とかでなくてよかったよ。

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婚活の現在(3)「お見合い向き」の人

2013-02-22 00:25:43 | 雑感
年明けから婚活を再開している。
と言っても、ネットサイトでの相手探しだけど。
衆人環境下での「お見合いパーティー」みたいなのは気乗りがしない。
今のリアルな人間関係に絡んだ合コンや紹介の類も気乗りがしない。
あくまで静かにやりたい。

つい最近まで、1ヶ月くらいメールをやりとりしていた相手がいたが、終わりにさせてもらった。
なにせ1ヶ月で3往復しか成立しなかったもんな。
こちらは、翌日とか翌々日とか、わりとすぐにメールを返していたが、
相手は、返事を出すまで1週間くらい置くのは普通、と思っているみたいだった。

結婚って、良くも悪くも毎日顔を突き合わせる仲になるわけだよね。
「月に3往復のコミュニケーションがやっと」という状況の延長線上に、
そういう未来が拓けるようには思えなかった。

それに、交際初期にはそれなりの「勢い」ってもんが必要じゃないんだろうか。
ハートに「火がつく」とまさに言うけれど、
マッチだって、火をつけようという「意思」と、軸を擦る「スピード」がなければ火はつかない。
ライターだって、火をつけようという「意思」と、石を擦る「スピード」がなければ火はつかない。
正直、火さえついてしまえば後は勝手に大きくなる。
でも、火をつけるまでにはそれなりに意思的なエネルギーの注入が必要なんじゃないだろうか。

いささか品のない俗な表現で、自分としては嫌いだけど、わかりやすさのために言うなら、
「スペックは高い」人だった。
写真の雰囲気も悪くないし、同世代平均をだいぶ超える収入も得ている。文章も知的で真面目だ。
…でもな、「ちゃんと恋愛できるか」が見えない。
メールの第一声も「結婚後も仕事を続けたい」だった。
僕は共働き賛成だが、何も、いの一番で牽制してくることもないのにな…と感じた。
「仕事を続ける妨げにならない結婚相手」を求めているようなフシもあった。
ふわふわして甘い「互いの趣味嗜好」とか「理想の結婚生活」のような話は出ず、
ソリッドな「結婚後の具体的な生活条件の詰め」のような話に終始してしまった。
二人でドライブに行こうとしているのに、どこに行きたいとか、何がしたいという話にはならず、
自動車保険の話ばかりしているような、そんな「ズレ」も感じた。

余計なお世話を百も承知で言うなら、この女性のような人は、お見合いをすればいいんだと思う。
皮肉を言っているのではない。そういう体質の人っている、ってことだ。

スペックは高い。どこに出しても恥ずかしくない。
賢い人だから、結婚したらしたで、大きな失敗を引き起こすこともないだろう。
でも、恋愛事への関心は高くない。それよりも仕事の方が楽しかったりする。
だから、相手へも「すぐに返事しなきゃ」という意識にはならない。
これが見合いなら(僕は経験がないのであくまで伝え聞くところに基づくと)、
段階を踏むごとに「次はどうするの?1歩進むの?それともやめるの?」と決断を迫られる。
当然、回答の期限も区切られるから、返事に間があいて白けるようなこともない。
世話焼きの伴走者が、事態をどんどん前へ前へと進めてくれる。
恋愛感情が生まれるに越したことはないが、生まれなくたって結婚まで無事に導かれることも可能。

…とにかく、その方にはお断りを入れた。
メールを送ったら、即座に「こちらこそすみませんでした」と返事が来た。
なぜ今回だけ返事が異様に早いのか。意味するところはわからない。
「しまった!」と後悔してくれているのか、「ちょうどよかった!渡りに船」と思っているのか。
わからない。
わからないというのは結局、コミュニケーションが成り立っていなかった、ということの証しでもある。

また別の相手と、一から関係の築き直しだ…。

自分はその繰り返しに耐えられるのだろうか。
希望を捨てずにいられるのだろうか。

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「0102運動」って何なんだよ

2013-02-21 18:48:27 | 物申す
前回に続き、運転中のツッコミシリーズ。

どうやら埼玉県限定らしいのだが、「0102運動」という交通安全運動を展開しているらしい。
その旨が書かれた垂れ幕が歩道橋に懸かっていたりする。

しかし、「0102」と聞いても、何のことやらさっぱりわからない。

埼玉県のHPにはこうある。

前の車が進行方向の目標物に差し掛かったときに、「ゼロイチゼロニ」とゆっくり数え、「ニ」のときに自分の車が目標物にあれば車間距離が2秒以上となります。

「車間距離が2秒以上」という表現がまずピンと来ない。
子どもに聞いても「距離の単位は何?」で「秒」とは答えないだろう。
なぜ「秒」なのか。

通常、車間距離と言えば、前の車と自分の車の間の距離を考えますが、目測で車間距離を図ることは簡単ではありません。そこで、前の車との間隔を「時間」に置き換え、安全な車間距離を保持しようとするものです。

なんか理屈っぽいな。運転中の「感覚」に訴えるものなんだから、
もっと素直で簡単に腑に落ちるものじゃなきゃいけないんじゃないか。
「空間」を「時間」に変換するという過程がすでにまわりくどい。
「ゼロイチゼロニ」というカウントも、ものの数え方として一般的ではない。
「ゼロイチゼロニ」と念仏のように唱える人と、
「ゼロ・イチ・ゼロ・ニ」と区切って読む人と、要する尺も個人差がありそうだ。
「目標物」も、標識にするのか横断歩道にするのかで、「通過」の意味も変わってくる。

さらにHPに説明は続く。「なぜ2秒以上なのか」。

運転中に前の車が急ブレーキを踏んだ場合、急制動の必要性を判断するまでに約1秒、次にブレーキを踏むなどの操作に約1秒を要します。そのため、危険を回避するには「2秒以上」が必要なのです。

そしてその下に、「2秒間に進む距離」が示されている。

時速40km:22m
時速50km:28m
時速60km:33m


ならば、だいたい「時速数値の半分」メートル以上、車間距離を空ければいい、ということではないか。
その方がわかりやすいな。20mとか30mとか、そんなに目測でピンと来ないものだろうか?
誰でも小学生時代に50m徒競走は経験しているんだから、少なくとも50mまでは「体感距離」だと思うけどな。
それでもどうしてもわからない、というのなら、いっそこう言い切ってしまえばいい。

「車間距離は乗用車6台分空けよ」

うん、伝わる。
「ちなみに時速40kmなら乗用車4台分でいいよ」とか、そういう細かい注釈は要らない。
「車間距離を空けなきゃ」というマインドが大事なのであって、
不自然な走行にならない限り、車間は「空けすぎる」ということがないのだから。
もちろん、その区間の法定速度にしたがって、掲出する場所ごとに、
「○台分」の表記にバリエーションをつけたって構わないが。

「0102運動」、いかにも役人が考えそうな理屈っぽい説明に満ちているが、
「この字面だけでは何も伝わらない」ということがまず致命的。
しかも、啓蒙活動を行なっているのは埼玉県だけ。極めてローカル。
まして、「埼玉県民なら誰でも知ってる」わけでもないし、埼玉を走るのは埼玉県民だけでもない。

お役所って、標語とかキャッチコピーを考えさせると、本当にセンスがない。

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「車の後部にステッカーを貼りたがる人たち」は永遠に謎だ

2013-02-17 23:00:00 | 物申す
運転中、前を走るトラックのナンバープレート脇にステッカーが貼ってあるのが目に入った。

「おかま現金」

何のことだろうと思った。前車の後部に追突する=「おかまを掘る」は知っている。
「現金」って何?

ほどなくして気づいた。…ああ、「厳禁」ってことね。
で、なんで「現金」に変換する必要があるの?
「追突事故を起こすと金がかかる」とでも言いたいのだろうか。
もっとも、追究したところで、その手合いの、底の浅い理屈しか出てきそうにない気がする。
なんとも貧相なダジャレセンス。

今、このブログを書こうとして、何気なく「おかま現金」と入力して検索してみたら、
このステッカーが実に数多くのブログでネタにされているので驚いた。
記事の中身も、「運転中に面白いもの見つけちゃいました!」
という好意的なトーンのものが多いので、なお驚く。
ご丁寧にも、運転中に撮影したと思われる画像までUPされちゃったりして。

…これ、そんなに面白いか?

まるで、あの「ゲッツ!」の芸人…(名前が出てこないので一旦検索する)
ダンディ坂野の一発芸を見せられたかのような、
「はあ…そうですか。で、それが…?」という「トホホ」な感じしかしないんだけど。

車を走らせていると、往々にしてこの類の「後続車向けメッセージステッカー」を目撃することがある。

「熊出没注意」

「乗車定員:乗れるだけ 最大積載量:積めるだけ」

「妻が夫に乗っています」

もちろん、僕がそれを見てクスリとすることなどない。
それらを列挙できるくらい覚えているのも、当然、「フレーズにユーモアを感じたから」ではなく、
「ああ、これでまたひとつバカの標本がそろった」という気分でこの実例をコレクションしていたからだ。

車のオーナー=ドライバーが、自分の意思でこういうステッカーをお金を出して買い求めて、
(「おかま現金」はネット通販で1200円で売られている)
せっせと手を動かしてボディーに貼り付けているわけだよね。
貼った後は、それを眺めて、「うーん、いいねえ!」なんて悦に入っちゃったりするのだろうか。

彼らはいったい何を狙っているのだろう?

後続車のドライバーを「笑かしたい」と思っているんだろうか?
なんらかの装飾あるいは捧げ物として、自分の車に対する愛情を表現しているんだろうか?
それとも、魔除けの札のような効力を信じているのだろうか?

彼らがどんな人種なのか想像してみる。

ウケ狙いがえてしてスベりがちな「イタい」人たち。
笑いの閾値の低い、幼稚さが抜けきらない人たち。
(「ウンコ!」と叫ぶだけで大はしゃぎできる小学生のような)。
「このステッカーで、後続車のドライバーはほっこり笑顔になってハッピーになっているはず」
と信じ込んでいる、善良な(だけど愚かな)人たち。

「車の後部にステッカーを貼りたがる人たち」。永遠に謎だわ。

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さよなら東横線渋谷駅

2013-02-15 23:00:00 | 今日の出来事
東横線に乗る用があって、多分今の渋谷駅を使うのはこれが最後だと思ったので写真に撮った。


この空間の広がり方が好きだった。吊り広告を全部同じものにして「ジャック」することに意味があるのも、この巨大空間の見晴らしがあってこそ。


車止めで行き止まりになり、列車も最徐行で重々しく進入してくる、そんな、「終着駅」らしい味わいや風格もなくなってしまう。これほど思い入れの持てる駅もなかった。いいものがひとつ、消える。


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