tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

雑感0704

2014-07-04 16:34:57 | 雑感
先日無印良品でボタンダウンのポロシャツを買った。色違いで3枚いっぺんに。
着てみたが…前から思っていたが、やっぱり自分にはポロシャツは似合わない。
ポロシャツは「胸板が暑い人」「腕が太い人」でないと似合わないように思う。
そこまで「筋肉質」とは言わずとも、せめて「肥満体」なら似合う。
でも、僕のような「痩せ型」は似合わない。
痩せ型なら体にぴったりフィットするようなタイプのを買えばまだいいのだが、
無印良品のはサイズ小さめのを選んでも僕に「フィット」まではしない。
そうすると、胸元がだらしなく開くし(かと言ってボタンを一番上まで留めるのも見た目に気持ち悪い)、
細い腕が出る袖口に余裕が生まれて少しヒラヒラするような感じになるのもカッコ悪い。
体の痩せ具合が強調されてしまい「貧相」に見えるのだ。
会社に着て行く時、ポロシャツの裾をスラックスに「タックイン」するかどうかも迷う。
オフィスのコードとしては「イン」だろうが(クールビズカジュアルではよくある)、
「イン」したらしたで、今度はベルト回りの痩せ具合が強調されてしまう。
つまり、胸・腕に加えて、腰にまで貧相さが出てしまうのだ。
外に出せば、裾が思ったより長く尻にまで達し、だらしない印象。
要するに僕のジャストサイズより「大きい」のだ。
…ああ、シャツだからと遠慮せずに、試着してから買うんだったなあ。しかも3枚も。
とかくポロシャツは難しい。

     ◇

傘をなくした。
震災の年の2011年春頃、仕事の出先の浅草、駅ビルのユニクロで買った傘だ。
なぜ時期や場所を覚えているのか。
傘を持たずに地下鉄で浅草に着き、外に出ようとすると結構な降り方の雨で、
駅から出ずに傘は買えないかと駅ビルを歩き、見つけたユニクロでこれを買い、
「今すぐ差すので」とレジでタグを切り落としてもらい、
それを差して商店街を歩き始めたら大きな「余震」に襲われ、
車道を見たら雨に濡れたアスファルトにピキピキと亀裂が踊った。
…震災後まだ日も浅かったあの頃の「ピキピキアスファルト」の光景が印象的で、
この傘を買ったことはその記憶と一緒にあった。
失くしたのは地下鉄車内。雨は降っていなかったが用心に傘を持ち歩いていた。
車端部の、機器が収まっている箱のような高いでっぱりの上に寝かせて置き、すぐ横のシートに座り、
高いでっぱりだったので座っているうちに傘の存在を忘れ、そのまま置き忘れた。
降りてすぐに「あっ、傘」と気づけば悔しさも募ったものだろうが、
何日かした後で「あれ?そう言えばあの傘どこ行っちゃったろ?」と
ようやく気づいたような有り様だったので、あまりにも間が抜けていて、悔しさも込み上げなかった。
値段も1990円とかだった気がする。キツい痛手というほどではない。
それでも、僕が持っていた傘では一番新しかったので、欠落感があることに変わりない。
「傘なんていいんだよ、ビニール傘で」とも開き直れない。
うちには使い道のない5000円分の商品券がある。
母親にあげようとしたのだが、うちの母親もけなげなもので、
「5000円を超える買い物なんかしないから…」と固辞された。
これを使って、いっそ5000円オーバーの傘を買おうか。
1990円傘とどう違いが出るのかわからないけど。

     ◇

今日はこれから、初めての相手とデートだ。
そろそろ歯を磨き、靴を磨こう。

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