tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

トラブル続発のボーイング787…高松空港緊急着陸のニュースで思い出したこと2題

2013-01-16 23:30:12 | 今日の出来事
トラブル続発のボーイング787…高松空港緊急着陸のニュースで思い出したこと、2題。

<ボーイング787が「最新鋭」の機種であることから>

以前乗った国内線。機内に入ると明らかに「新品の内装」の匂いがした。
機長のアナウンスが入る。
「当機は本日より運航を開始しました…新車でして…」

新“車”じゃないだろ、と心の中で突っ込んだが、
出発前の慌しいひととき、他の乗客からは、アナウンス自体がまったくスルーされていたようだった。
(もしかしたらこの時の飛行機、787だったのかも)

<乗客は脱出用のシューターで機外に滑り降りた。転ぶ人も続発したらしいことから>

小学生のとき、校舎の2階のベランダから筒状のシューターで地上へ滑り降りるという避難訓練があり、
なぜか僕一人だけ選ばれた。
子どもなら選ばれてはしゃぎそうなものだが、僕自身もクラスメイトもそんな雰囲気ではなかった気がする。
かと言って、恐怖に怯えていたわけでもない。
先生の指示に従い、ベランダの柵にかかる脚立のような段を昇ってシューターの輪っかの中に入る。
滑り始める。
特に足を踏ん張ったわけでもないのに、途中で引っかかって止まってしまった。
(多分、真ん中まで来てシューターの弛みが激しくなり、充分な傾斜がなくなってしまったのだろう)。
その途端、見ていたクラスメイトがどっと笑った。
仕方ないので、足で漕ぐようにして無理やり前進し、地上へ滑り下りた。
どうということもない出来事だが、妙に屈辱的に感じたのだろう。だから今でも覚えている。
滑り降りる際に摩擦で溶けてしまった上履きのゴム底のかかとのこととともに。

羽田へ行くはずが高松へ行ってしまった飛行機。
先日の積雪の際は、成田へ行くはずが横田基地へ行ってしまった飛行機もあるという。
国際線だと、成田のはずが中部・関西へ行き先変更、というのもよく聞く。
身の危険が伴うようなフライトはもちろん嫌だし、
スケジュールに余裕がなければ予定を狂わされるのも大いに困るが、
この、途方もない土地へ連れて行かれる「突然の行き先変更」、
結構ユニークな体験な気がして、羨ましくもある。

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