

6:45 近くの大洗磯前神社にお参り。崖の上にある。津波が来たらこの石段を駆け登るんだろうな。ホテルにも看板があったが、大洗を舞台とするアニメがあるようで、そのスタンプなどが置かれていた。

10:26 ここでは工場見学もできる。焼く前の器が並べられている。今日は日曜のためだろうか、陶器市で従業員が駆り出されているためだろうか、作業している人はあまりいなかった。木造で冬は寒さが身に沁みそうな作業場だった。ここ「つかもと」では、信越線横川駅の「峠の釜めし」の釜も作られている。


益子の陶器市は、笠間のそれに比べるとだいぶ規模が大きい。客も多い。
カフェとか屋台とか、古道具とか手芸品とか、果ては占いとか、店も陶芸にとどまらない。
テントも数多く出ている。それらをひとつひとつ見ていく。
「素敵なのがいっぱいありすぎて目移りしちゃう」と言う同行者に対して、
僕はいまひとつ、気に入りそうなものを見つけられない。
気に入ったものが見つからないと、なんだかテンションが下がってくる。
それでも、通りの店とテントをすべて見終え、2時も回った頃、
「壷々炉」でクリームあんみつ(同行者はケーキ)を食べて休憩。
その後、昨日の笠間と同様に、30分後くらいに集合時間を決めて解散。
僕は通りのはずれにある店に行き直し、カップを買った。
待ち合わせ地点でお互いを見つけると、「買ったどー」とばかりに、
買い物の白いビニール袋を高々と掲げる。自然と笑みがこぼれる。
日も暮れかかり冷え込んできた益子の町を後にする。



