POCO  A  POCO  協働舎

住まいは人権! 一般社団法人協働舎
暮らしを高めるのは福祉制度の充実。
福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

声をきく 扉をひらく 社会をかえる

2018-05-28 | まいにち

26日は午後から、大阪精神医療人権センターの総会と記念パネルディスカッションに参加してきました。テーマは「精神科病院における医療保護入院を考える」


コーディネーターは広島地域生活定着支援センターの研修にお越しいただいたことのある竹端寛さん、4月からは兵庫県立大学へきておられます。

基調報告は3つありました。まずは有我譲慶さん「増え続ける医療保護入院の実情」について話されました。

1999年から医療保護入院は年々増加し、素†い入院・医療保護入院は16年間で2倍に、隔離件数は10年で33%増え、身体拘束は2倍になっている。強制入院率は欧州の3から4倍、人口あたりでは欧州の約15倍の入院件数となっている。この裏には医療保護入院の要件が曖昧過ぎ、精神医療審査会は強制入院のチェック機能がない(医療保護入院の適否のチェックは現地調査がなく書類審査のみ、2014年衛生報告例の統計では入院届け・定期報告267873件だが入院携帯の変更となったのは18軒また入院不要となり退院したのは5件・・・。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする