工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

紺大島紬でコートドレス

2018年12月18日 | 大島紬

男物の紺大島紬で 三段切り替えのコートドレスお作りしました。

 

 

 

衿は、ギャザーフリル。

 

 

切り替えに 赤系のパイピングを挟み込み。

 

 

 

サイドにスラッシュポケット

 

 

 

袖口は、ギャザーたっぷりいれて ふんわり袖。

 

 

後ろ見頃も ギャザーたっぷりで・・

 

 

こんな感じ。

 

ウエストに 細いベルトをお付けして

 

 

 

ちょっと絞って・・こんな感じにもできます。

ベルトは 取り外し式なので

気分でいろんなアレンジ楽しめます。

 

 

裏は 総裏地付き。

 

 

 

裏地と 切り替えのパイピングには 赤の鮫小紋をお付けしてます。

 

 

 

鮫小紋は 洗い張りしたまま箪笥に眠っていたそうで

今回、大島紬とともに 裏地として生まれ変わりました。

 

赤系で派手かな?っと懸念されていましたが 

赤の色も柔らかく 紺色との相性もばっちりでした。

 

どちらも絹なので 暖かさは保証付き。

 

 

今日 納品してきましたが

「さっそく着られるわね~。」と

喜んでいただけました。

 

会合やお出かけの多いお客様。

ぜひぜひ いろんなところに着ておでかけくださいませ

 

 

********************

 

 数か月前に 隣のおじさんが

 

「唐辛子 いる?よしっ!持ってきてやるけん。」

 

そう言って 一抱え?!もある唐辛子を

畑から刈り取って持ってきてくれました。

 

青々とした葉っぱの影から覗く赤い唐辛子の実。

 

しばらく ドライフラワーとして台所に吊るしておくことに。

 

一気に我が家の台所が華やぎました。

 

・・っで すっかり緑の葉っぱが枯れたころ

母は 実だけ積んで 冷蔵庫へ。

 

私は 枝付きのまま

 

 

 

 

作業部屋に飾ることにしました。

 

畑では 唐辛子は 害虫よけ として 隅っこに植えておくと聞いたことがあります。

 

長崎では 唐辛子は 魔除け として飾られます。

 

長崎新地中華街に行くと

唐辛子(プラスチック製)のストラップや壁飾りが店頭に並んでいるのを

よく見かけます。

 

以前 知人は たくさん唐辛子の付いたストラップを

携帯につけてました。

 

最初 唐辛子は 10個ほど付いていたそうですが

その時は 取れて 2個までに減ってました。

 

 

ほぼ 紐だけになっているストラップ。

お洒落な彼女にしては 珍しいなぁ~っと

思っていたら

知人曰く

唐辛子は 魔除けだから

(唐辛子が)取れた分 災難の 身代わりになってくれているのだと・・。

 

なので・・今まで8個の災いから守ってもらったということに・・。

 

 

なるほど・・

だから 最後の一個が取れるまで 新しいのには変えないそうな。

 

そういえば・・

よく 宝石(天然石)は 身代わりになるといいますが

私も 以前 車の衝突事故を起こしそうになったことがあります。

危機一髪助かったのですが

家に帰り

はめていた指輪の”石だけ”が 取れてなくなっていたことがありました。

 

旅行先のお土産屋さんで買った 安い指輪ではありましたが

まさに・・身代わりになってくれたのか?!と

不思議に思ったことがあります

 

 

偶然といえば偶然。

 

ですが 世の中には 化学では説明できないことも

 

た~くさん ありますし

 

知人の言った 魔除け にあやかり?

 

唐辛子を部屋に飾ることにしました。

 

今年もあと2週間。

 

来年は 年女でもありますし

唐辛子の魔除け効果で

平穏な年になりますように・・。

 

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