工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

大島の桜?!が満開?です

2013年04月21日 | 日記
生徒さんの中に

若かりし頃 

鹿児島・宮崎で大島紬を織っていた方がいらっしゃいます。




「縫い物はしたことないんよ~





っと穏やかな宮崎弁で照れくさそうに笑いながら

教室に通い始められて 約1年ちょっと。







最初は 帽子作りから始められ

バッグにベストなどなど



月に一個のペースで完成されるようになり







そして






今年のはじめから ブラウスジャケットに取り掛かられました。







先日・・・とうとう

形が出来上がり

あとは 釦ホールだけっ!





・・っとなったところで

教室のミシンの調子がうまくいかず・・・



{・・・/m_0210/}




ミシン屋さんの店長さんは あいにく不在だし・・



これは・・・困った・・・






でも


出来れば・・


来週の敬老会のイベントに

着ていきたい・・と生徒さん。





ワタシとしても

せっかくなので ぜひ 着ていっていただきたいっ!






っというわけで




っと昨日 預かってきました。





















毎回 思うことですが



まるで 天女の羽衣?っと見紛うくらい



大島紬は


とっても しなやかで 軽いですね。




特に 9マルキといわれる反物は

糸が細く 柄も細やか。



ほんとに 羽衣です




この反物は

桜の花が 格子状に連なるデザインになっています。


この柄を 一本一本 縦横合わせて

1ピキ分(24M)

手織りで織っていっていた生徒さんは

本当にすごいっと思います。
















桜の柄が とっても可愛く

いつもにこやかで教室のムードメーカー的な

生徒さんにぴったりですね









街の桜は 散ってしまったけれど

これからは

藍色の桜が 

佐世保の街で 花開きますよ
コメント    この記事についてブログを書く
« 念願の山登り | トップ | 市の木 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿