峠を越えて - Get over the Pass -

自然を愛する気持ちを忘れずに

13日目、帰国

2011-12-30 | 仕事
長かった今回のタイ出張も今日で終わりです。ランパーンから車に揺られること、7時間。約600kmの移動です。バンコクに戻ったときには、日が沈みかけでした。


高速からみたバンコク市内。こうやってみると、北部の町と違って随分都会です。夕方のラッシュに当たり、高速は渋滞。



高速の合流点では警官が道路上に出て、片方の車線をブロック。ドライバーもこれを守ってます。この方がむやみに混まなくて、合理的かも知れませんね。

帰国はこの日の深夜便です。

今回の出張は、タイの大洪水によって1ヶ月以上延期になってしまったけど、その代わりクリスマスをこの地で暖かく迎えることができた。そしてなにより、田舎ののんびりとした雰囲気の中で異文化を味わうこともでき、去年から始めたランニングも楽しめた。年の瀬の忙しい時期やけど、本当に充実した毎日を送った。何かにつけて慌ただしくせわしなく動き回る日本と比べると、何もかもゆっくりのんびりと時間が流れている、そんな国で暮らすのって、本当は一番幸せなのかもしれないな~、っと思える。

12月30日6時30分。成田の朝は気温0℃。白んでいく空が眩しい。あ~、眠い!

調査最終日 (11日目)

2011-12-28 | 仕事
調査最終日です。いつものようにホテルから2時間ほど車で走ったところで、山に入ります。



山裾から樹木が伐採され、農地化されつつあります。



途中の山道で現地の人と遭遇。竹を切り出していました。
今は乾期なので地道は乾燥し、車が通る度に黄色い砂煙が舞い上がります。道沿いで作業していると、身体中砂まみれになります。ホテルでシャツを洗うと、洗面台が黄色くなったのにはちょっと驚きでした。

山から下って集落に差し掛かると、





ちらほらと農作業の人たちが目につきます。



本当に長閑な風景に心が癒されます。それにしても殆どが手作業のようです。コンバインの様な機械は見当たりません。



この辺りの家屋はとても貧相で、まるで高床式住居です。

最終日なので、夕食後ぶらぶらとランパーンの町を彷徨ってみました。



もうすぐ新年を迎えるので、街中にはこんな電飾がいっぱいありました。若者が結構たむろしていてスナップをとってます。

Chiang Daoの鍾乳洞

2011-12-26 | 仕事
いつものように朝8時に車で出発し、今日はチェンマイから北上しChiang Daoに向かいます。

この辺りには石灰岩からなる鍾乳洞が多く点在しており、その周辺の調査です。
比較的規模の大きい鍾乳洞の前はほぼ例外なく寺院となっており、その中でも立派なところは観光地化されています。折角なので,幾つかの寺院を訪ねてみました。





この入り口から入って下ると、



中は随分と開けています。



仏像や祭壇があります。ここからガイドさんに先導され奥へと進みます。



幅の広いところは難なく通れますが、所々しゃがまないと通れなくなってます。
幾つか鍾乳石が大きく成長していて、



このような見事な鍾乳石も見られます。

1時間ほどの地底探検でした。
外に出て、お土産屋さんを散策。



地元でとれた農産物が売られてます。見たことも無いハーブ(大きなゼンマイの様なシダ類)やショウガの類が殆どでした。

少し離れた別の鍾乳洞も訪れました。ここにも寺院が建てられていていますが、ここは観光化しておらず、誰もいません。



やはり入り口では龍がお出迎えです。



中にはまた仏像が...



遊んでばかりでいけませんね! 仕事に戻りましょう!



山に向かうところです。車窓から見えるこの山に向かいます。



途中の民家。

ひと仕事を終え、町に戻って昼食です。



田舎町にはあまり車も走ってません。バンコクでもそうですが、バイクに乗った人は殆どヘルメットをしてません。



道路脇には、「ヘルメット着用100%を目指そう!」 そんな標識が至る所に掲げられてます。



でも、やっぱり誰も守ってません!

道端の食堂で、昼飯を注文。ここはかなり立派な食堂ですね。



こちらでも「招き猫」が店先に鎮座してます。でも金ピカ!
ご飯と鍋から3品(皮蛋,豚足,カレー)を注文して、胃袋を満たします。

午後も仕事、頑張りましょう!

今夜は、再びランパーンに戻ります...


早朝Run in Chiang Mai (9日目)

2011-12-26 | ランニング
9日目の早朝、4日ぶりの朝ランです。6時前のホテル前です。クリスマス休暇でチェンマイの町は深夜遅くまで賑わっており、ホテル横のお店では3時頃までオープンテラスでライブ演奏が続いてました。お陰でうるさくて、よく眠れません。



ホテルはライトアップされ、幻想的な外見です。



繁華街を少し過ぎると通りは静かになり、街灯の明かりが鈍く輝いています。



チェンマイ大学が近くにあり、ここでUターン。道沿いでは屋台が数軒、朝食の準備を始めていました。どこの町でも、こちらの人は屋台で朝ご飯を食べるようです。



目抜き通りには、こんな風景が見られます。 今朝も5km・30分のランニングでした。

南国クリスマス (7日目)

2011-12-24 | 仕事
今日は12月24日、クリスマス・イブです。ここチェンマイはタイの北部とはいえ、日中は30℃を超える日々が続いています。朝夕はさすがに気温は下がり、ジャケットを一枚羽織らないと肌寒く感じます。



朝、ホテルの窓から西を眺めると、遠くに高い稜線が見えます。この山を越えるとミャンマーとの国境の町・メーホーンソーンがあります。当初はメーホーンソーンまで行く予定でしたが、洪水で出張が12月に延期になり、期間も短縮せざるを得なかったので、今回は計画から外した訳です。今回は眺めるだけにしましょう・・・

さて目的の調査では、道路沿いの切り割りで試料採取することも多いんですが、今日の場合、チェンマイからランパーンに至るスーパーハイウェイ(無料のバイパス道みたいな道路で、100km/h以上で車がガンガン飛ばしてます)沿いで敢行です。



こんなところで作業をしていると、通り過ぎる車が必ず「プッ,プッ,プッー」やら「パーン,パーン,パーン」と、クラクションを3回鳴らします。はじめは我々に注意を促しているのかなっと思っていたけど、どの車も例外無く鳴らすもんやから不思議に思いタイ人スタッフに尋ねたところ,
  「峠の仏様に祈願している」
とのことでした。本来はきっちりとお参りするはずやけど、車で通る際には代わりにクラクションで済ましていいそうです。





こんな立派な仏像がありました。

昼食に向かう途中、象の保護センターを発見。



見学もできるようですが、ここはパスしました。

ハイウェイ沿いに、屋台とお土産屋が軒の並べた通りでお昼をとります。



ここには長距離バスや観光バスも停車し、大勢の人で賑わってます。





焼き鳥や焼き魚(ナマズの様な魚)など、美味しそうなものが並んでます。



これは鳥の丸焼き。

こんな食材も売られてます。



イナゴか蜂か?



こちらはタガメの様です...ちょっと食べる気がしませんね...



タイで有名なバロット? 半分孵化した鶏の卵かも知れません。これも食べるにはちょっと勇気がいりますが、とても美味しいそうです...



元気のいいお兄ちゃんが手招きするので、この屋台でお昼です。





食後にお土産屋さんを散策。するとこんな訳のわからないお菓子を発見。



何語? タイの文字でもないし、何となくカタカナにも見えるし...


こうして今日の仕事も終え、チェンマイのホテルに戻ります。

今夜は、クリスマス・イブ。夕食後、ちょっと洒落たお店でワインで乾杯。その後ナイト・バザールへと繰り出しました。





今日の昼食も...

2011-12-23 | 仕事
ランパーンのホテルをチェックアウトし、今日はここから150kmほど北東に向かったところで現地調査でした。ちょっと遅めの昼食(2時を回ってたかな?)は、相変わらずこんな感じの食堂でした。



店先にある食材を適当に注文すると、店のおばさんは手際よく調理(といっても釜で茹でるだけ)してくれるので、さっさと食べることができる。結構便利な食堂です。

午後は、道路沿いで作業です。
すると、バンが先導するバスが停車。我々の仕事を見学か...? と思いきゃ、タイ人スタッフの同僚がたまたまここを通りかかって、我々に挨拶ということでした。



それにしてもタイのバスってとっても派手。



車体には、アニメ?のキャラが大きくプリントされているではないか! こちらでもアキバ系が流行ってるんでしょうか?

ランパーンをチェックアウト (6日目)

2011-12-23 | 仕事
昨晩はLampangに一泊だけしました。



ホテルは市内一立派なWienglakor Hotel。



内部は伝統工芸品が飾られ、アンティークな雰囲気が漂ってます。お値段は朝食が付いて、ちょっと高めで1,600バーツ(約4,000円)。



朝食は、タイ・スタイル、アメリカン・スタイルが選べるが、アメリカンのトーストはむっちゃ不味かった。

昼飯500バーツ

2011-12-21 | 仕事
仕事現場は何処も、町から車で国道を100km/hのスピードで2時間くらい走りそこからさらに奥に入るという、かなりの田舎(というより山岳地域)です。当然食堂などは無く、ちょっと下山して近くの集落でとります。



今日は、田舎道沿いにあった掘建て小屋の様な食堂?と市場を見つけ、ここで昼飯としました。6人とも麺類とビール+コーラを注文し、あわせて500バーツ。1,000円もしません!



食堂の横には、こんな風景が広がってます.

朝Run in Sukhothai (4日目)

2011-12-21 | ランニング
一夜明けたスコタイの街中を朝ランしました。これまで朝早く起きて走るなんて全然したことがないけど、ランニングを始めてから海外で走ることがちょっとした「夢」でした。



薄明るくなっていく町並みに市役所の電飾がまぶしい。

お店は当然閉まっているが、朝食用の屋台がもう準備を始めていて、そして人出が少しずつ増え活気立っていく。これから一日が始まる、そんな瞬間です。



朝日に照らされた通りに今自分が立っている(いや、走っている)、その事実が何とも新鮮。

まだ星が出ている時間にホテルを抜け出して、目抜き通りを往復5kmほどのランニングでしたが、とっても気持ちが良かったです! 

スコタイへ(3日目)

2011-12-20 | 仕事
いよいよ今回の出張の目的、タイの資源ポテンシャル調査に向けて出発です。
ホテルに迎えの車がやって来た。自分を含めて我々3人にタイのスタッフ2名と運転手が加わり、合計6名。



バンコク市内の渋滞を避けるため、ホテルを7時半に出発し高速に乗る。
車は順調に北上し30分ほどでバンコクを抜けた。





その後も快調に進む。1時間ほど経って車窓から外を眺めると、高速の両側に広がる田園地帯には湖の様な光景が目に入った。朝日を受け水面はキラキラと輝き長閑でもあり美しい景色だが、「これが洪水か!」とため息が出る。この辺りはまだまだ水が残っているのだ・・・



高速はそのまま国道へと繋がり、幾つかの地方都市を抜けていく。



ここでも金色に輝く寺院が目に入る。タイはやっぱり黄金に輝く国。



そしてコンビニもよく見かける(すべてセブンイレブン!)。

途中の小さな町まで約4時間。ここで昼食の休憩をとった。





ここで、この地方でしか食べられないというメニューをタイ人スタッフが勧めてきた(当の本人も数回しか食べたことが無いらしい)。



野菜と米粒ほどの白い物が炒められた料理だが、食感は良くない。噛むとプチっと弾け、中から酸っぱ味と苦味が混ざった、何とも不思議な味だ。



店内には瓶詰めされたこの白い物が売られていたが、その正体はその前に並べられた蟻の卵・・・ お土産としてか、それとも自宅で食べるのか、とにかくこれを好んで買っていく人が少なからず居るということなんやろう・・・

スコタイへ入る前にその西へさらに進み、2時間ほど現地視察し、再びスコタイ市内へ戻ることとなった。

今日の宿泊地のスコタイは、12~13世紀頃のスコタイ王朝の古都。郊外には幾つもの遺跡が遺されている。時間があればゆっくりと散策するのも楽しいであろうが、今回はお預け。





宿は市街地から少し北に外れた住宅街にあるRuean Thai Hotel。外見だけでなく内装もリゾート的。我々以外の宿泊客は、自転車でツーリングを楽しむ欧米人だけ。



ツインの部屋を1人で使用。これで1泊1,000バーツ(約2,500円)、安い!



真ん中のプールを挟んで2階建ての客室が20部屋ほど。2泊だけではもったいない、そんなホテルでした。

タイ・2日目(バンコク)

2011-12-19 | 仕事
タイ・バンコクに着いて2日目。午前中に我々のカウンター・パートを訪問し,タイ人スタッフとこれからのスケジュールや事務手続きなどの打ち合せをした後、近くのショッピングセンターで一緒に昼食をとった。

打ち合せは予想外にスムーズに進み、午後の時間が余ってしまった。初めての訪泰ということなので、ちょっと街中に出る(つまり観光ですね!)ことにした。しかし何の下準備もしてなかったので,さて何処に行ったらいいのやら,全く見当もつかない.とりあえず横になった仏陀で有名なお寺があったことを思い出したので、ガイドブック片手にタクシーに乗り込んだ。

「ワット・ポー」って伝えると、これまで多くの外国人観光客を乗せてきたであろう運転手は異様な上機嫌で車を発車させた。と、ここまでは良かったが、中華街を抜けるのに酷い渋滞にはまってしまった。その間この運転手は片言の英語と身振りで,「これから何処行くのか?」と尋ねて来たので「チェンマイに行く」と答えると、もっと楽しい所があるから連れて行ったやると言わんばかりに「あんな寒いとこ行ってどうするのか?」と、大袈裟に驚いていた。こちらとしては「仕事やからし方が無い」と答えて無視しておいた。

30分ほどしてワット・ポーに着いた。



現タイ王国を築いたラーマ1世が1788年に建立したワット・ポー。タイの寺院は日本や中国のそれとは大きく違って,石と瓦と木がとても複雑に絡み合った建築様式で,おまけに金色に輝き煌びやかだ。





この寝仏はこれまでにも映像で見たことがあるので然程感動は無かった.むしろ,仏像の前に幾本もの柱が邪魔をして全体を見ることができないのが、残念とさえ思える・・・


王宮の外壁


官庁の建物

ワット・ポーを後にして北に回ると、左側に白壁で囲まれた王宮と右側には幾つかの官庁が並んだ通りに出た。この辺りはバンコク市街地とは趣を違え、落ち着いている。



大きな交差点には、こんな象の像があった。この国のシンボルなんやろうか?



王宮のそばにあるワット・プラケオ。円錐の頂部がとても綺麗。しかしここより先は、肌を露出した格好では入れない。自分も入り口で制止されてしまった。幾らかお金を払って身に布をまとえばいいみたいやけど,そこまでして入るつもりは無い。そそくさに退場し、街中をぶらぶらすることを選択した。

夕方まで街中をぶらぶらしながらホテルに戻り、夕食で同僚たちと合流し、この日は終えた。

Bangkokに到着

2011-12-18 | 仕事
成田をほぼ定刻どうりに出発して,約7時間でバンコク国際空港に到着.イミグレーションでは長い列の後に並びうんざりです(こちらの入国審査って入念にチェックされ時間がかかります).荷物をピックアップしタクシーに乗り込みようやくホテルにチェックインしたのは,午後の6時前です.日本と違ってこの時間でもまだまだ明るく,気温も30℃はあるようです.

このホテルは地下鉄駅のすぐ上にあり,市内の移動は非常に楽です.が,今日は,近くのレストランで軽く夕食をとって,明日からのハード・スケジュールに備えます.

やんばる島紀行 Part 3(最終日)

2011-12-10 | 旅先
今回の島紀行も最終日.
昨日から一段と寒くなった沖縄.内地より夜明けが遅いこともあるが,朝は薄暗く,活気がない.
朝食も8時.昨晩「朝食,何時にしますか?」と聞かれて,「7時かな?」と答えてみたが,どうも雰囲気的には早すぎるような反応やった.仕方なく,「8時ころでいいですか?」と言ってしまったのだ.

ここのオーナー,ヘルシー志向というかスローライフというか,内地の人間が沖縄のゆったり時間にあこがれて移住した人にありがちな,マイペース人間.
昨日の夕食も,自家製野菜のチャンプルーがメインのおかずで,島豆腐,もずく,それに五穀米のご飯.量も大の大人には物足りない.朝食はニンジン入りの炒り卵と自家製パン2枚.それにハーブティー.できればもう少しボリュームがあれば・・・

ゆっくりのんびりと朝の時間を過ごして,そろそろ出発.
今日は近くの慶座バンタという絶壁を見に行った.


ここは石灰岩からできた高さ数10mの崖が広がっていた.つくづく天気が良かったら綺麗やろうなあと思うが,仕方ない.崖下に降りでうろうろと歩き回っていると,遠くに人影が見えた.


かなり高齢のおじいさんが海に入って投網を打っていた.何回も何回も網を投げては手繰り寄せ,ある時は投げた後にそのまま海に潜って魚を追っていたようだ.近寄ってちょっと話しかけてみた.「なんていう魚なんですか?」,「○○(沖縄の方言なんで,聞き取れません!)」.バケツの中をのぞくと10cmくらいの綺麗な魚が30尾ほど入っていた.形を見るとどうやらイワシの仲間のようです.

民宿のオーナーが「近くに美味しいそば屋がある」と教えてくれたので,お昼に行ってみた.そういえば沖縄に来てまだそばを食べてなかった.


「清風」と書いて「せーふぁー」というみたい.「清風」なら「しーかじ」やないかと思うが,当て字なんやろか?


こちらも古民家でお店をやっているところは,昨日の「てぃらぶい」と同じ.そして観光地から離れた人の来ない集落の中にあるところも同じ.偶然にも同じようなコンセプトのお店でお昼を食べることができた.

今回の旅で感じたことは,ちょっとnegativeな沖縄.

12月になってそろそろ冬の様相に変わりつつある気配.空は薄暗く時折強く冷たい風と雨.初めは25℃を超える夏の季節が,一つの前線が通過することによって一変した.自分の身がそんな瞬間の世界に包まれたことを実感した.

やんばる島紀行 Part 3(4日目)

2011-12-09 | 旅先
浜比嘉島は,沖縄島の勝連半島から海中道路をわたって平安座島に入り,そこからさらに橋を渡ると到達できる.とても交通の便がいいわりに,殆ど人が訪れない.島内の道路は橋のある北端から,それぞれ東側と西側に回るが,どちらも途中で終わってしまって一周していない.東の終点は比嘉集落,西の終点は浜集落,合わせて浜比嘉島というわけだ.

午前中,宮城島から伊計島をぐるっと回り,大泊海岸に降りてみた.やっぱり誰もいない.対岸の本島がはっきりと見える距離なので,夏場は海水浴客で賑わうのであろう...

初日の晩おもろまちで教えてもらったお店でお昼を食べることにした.



お店の名前は「てぃらぶい」.



80年ほど前に建てられた民家を改築して今年の7月にオープンしたばかりで,あまり知られてないようだ.普通の民家より天井が高く部屋数が多い.縁側も広い.ある程度裕福な一家だったそうだ.



お昼の定食は二通りだが,それぞれおかずを選べたりご飯の種類を選べたりで,ある程度食べたい物を選べる.量は結構ある.そして優しい味だ.
食後も,ご主人とおしゃべりしながらゆったりと過ごした.

この後那覇に寄って用事を済ませてから,今度は糸満に向かった.


そして今夜の宿はここ.

この民宿のオーナーは内地出身の30代くらいの若夫婦.3歳くらいの女の子と生後1ヶ月半の赤ちゃんが迎えてくれた.
宿泊客は我々3人と9時頃にやってきた女性1人の2組だった.この方,高3の受験生を家に置いて沖縄の友達を訪ねてやってきたそうだ.夕食はこの3歳の女の子も一緒にテーブルを囲んでいただいた.子供たちが寝付いてからはオーナーさんたちも加わり,12時過ぎまでおしゃべりで過ごしすことになった.