峠を越えて - Get over the Pass -

自然を愛する気持ちを忘れずに

バタバタと休み無く

2012-04-08 | 雑感
5日に帰国し自宅に戻り,必要最低限の用事だけ済ませて,羽田から福岡に飛びJRで長崎入り,そして昨日の夜に自宅に着きました.
というのは,4日の朝(このときはフランクフルトにトランジットで一泊していました),家内のお母さんが急死したとのメールを受けたので,とにかく葬儀に出ようと思ったわけです.でも,結局のところ時間には間に合わず,随分と遅れてしまいました.
葬儀には300人ほどが集まったそうです.やっぱりこういうときに生前の人柄が表れるもんやなと,つくづく思う.

今日の日曜日,海外出張+長崎の疲れを癒そうと思ったけど,掃除・洗濯のほか,家内と先に長崎に行ってた娘を連れ帰ってきたもんやから,その相手で余計疲れた~!

帰国:スペインの旅

2012-04-05 | 仕事
いよいよ帰国です.
2週間のスペインの旅(仕事です!)は,長くもあり短くもあり,いろいろな経験もできました.
ここに書ききれなかったハプニングやちょっとしたトラブルもあり,いずれ整理して書きたいと思います.



こいつに乗ってあと11時間.

Frankfurtを歩く(12日目)

2012-04-05 | 雑感
旅の最終日.9時頃起きだし,ホテルのレストランに朝食をとりに行く.流石にこの時間では他の宿泊客はいない.すぐにでも日本へ発ちたいが,予約は夜の便.どうすることもできない.予定通り,夕方まではフランクフルトの街をブラブラする.



ホテルで中央駅への行き方を聞いて,最寄り駅まで散歩のように歩いていった.
昨日の晩は夜中にタクシーで来たんで,周りがどんな様子なのか全然わからなかった.ここは,フランクフルト中心街からSバーン(ドイツ国鉄)で5駅ほど離れたところ.空港にも近いが,綺麗な林に囲まれた郊外の住宅街のようだ.



家並みは,日本のちょっと高めの住宅街と変わらず,良く言えば落ちるいている街やけど,あまり風情は感じられない.



20分ほどで駅に到着.改札もない無人駅.ホームには4~5人ほどのお客が列車を待っていた.



ローカル列車より特急列車の方が多く通過する駅.

しばらく列車に揺られていると,フランクフルト中央駅(Frankfurt am Main)に着いた.







駅舎の外観.

駅から真っすぐに大通りを歩いていくと,路面電車が走っている.ん~ん,如何にもヨーロッパという感じがする.



一際広い交差点に出ると,正面には近代的なビルが聳え立っている.フランクフルトはドイツの中でも古くから経済の中心地であり,今でもヨーロッパ経済の中心地の一つ.幾つもの金融機関のオフィスビルが並んでいた.



欧州中央銀行の本拠地.ユーロの看板が目を引く.

さらに進むと人通りが多くなり,観光客が集まる広場に出ました.



レーマー広場です.旧市庁舎とそのほかの建物が並んでいます.これがドイツ特有のものなんでしょうか,随分とメルヘンな風景です.
この広場から少し東側に入った場所に,綺麗な聖堂がありました.



バルトロメウス大聖堂というらしいです.

そろそろ時間がなくなってきたんで,駅に戻りつつ,ぶらぶら歩きました.



公園の一角に有名な詩人・シラーの銅像がありました.公園とその背景の近代的なビルが,今のフランクフルトを象徴しています.

この後一旦ホテルに戻り,荷物をまとめて空港に向かいました.




急に逝く

2012-04-04 | 雑感
昨晩(4/3),マラガ空港でのもたもた出発で,フランクフルト空港には3時間以上も遅れた.
空港郊外のホテルにチェックインしたのは24時前.部屋に入って携帯を見ると,家内からメールが入っていた.
「家内のお母さんが4日の未明,急に亡くなった」というメッセージに,一瞬呆然としてしまった.
移動の疲れでぼーっとなってはいたが,しばらく動けなかった.
2ヶ月ほど前に骨折で入院し,ちょっと元気が無かったとは聞いていた.
でもまさか,こんなに早く逝ってしまうなんて,本当に信じられない.とにかく家内にメールした.
返事はすぐやってきた.娘を連れて実家に帰る準備をしていた.
家内も突然の知らせで慌てているようだが,最後を看取ることができ無かったのが,悔しいやら悲しいやら,そんな気持ちはメールでも伝わってきた.
日本に,仕事の日程変更その他の連絡をしてると,あっという間に日付が変わり,ベッドに入ったのは多分3時を回ってたやろう...
お通夜や葬儀は,まだいつか決まってないようだ.とにかく成田に着いたらそのまま長崎に向かおう!

グラナダ発,マラガ経由,フランクフルトへ(11日目)

2012-04-04 | 仕事
グラナダを発ちます.
ホテルからタクシーで15分ほど.グラナダ市内の北部に,Alsaのバスターミナルがあります.





通常,チケットはこの窓口に並んで買うことになります.
でも,かなり混むということを聞いていたので,事前に日本からwebサイトで買うつもりでした.
しかしクレジット決済がどうしてもできなく,予約できませんでした.
そこで今回は,前もってLuisさんに頼んで予約してもらってました(感謝!!)

階下へ降りると,乗車場が見えてきます.



出口には,行先案内の掲示板があります.



左段下から2番目に「DESTINO Malaga, ANDEN 10, HORA 12:00」の表示.
「Malaga行き,10番,12:00時」です.



右側のバスに乗ってマラガに向かいます.乗車時間は,高速道を通って約1時間半の旅です.
乗車の際に支払済の予約券を見せればOK.



マラガのバスターミナルに到着.こちらの建物の方が綺麗です.



ターミナルの近くにRenfe(国鉄)の駅があるはず.
でも,大きい荷物を持って探すのは面倒くさいなーっと思ってたら,目の前にタクシーが...



気がつけば,もう空港です(やっぱりタクシーは楽ちんでんす!).

今までマラガという地名を知らなかったので,「どうせ田舎の小さな空港」と侮ってたら,とっても近代的な空港
空港内には,モデルなみの超セレブな金髪美人やイタリア人っぽいイケメンばっかり.殆どアジア系はいません.
で,空港カウンターに「Aeropuerto de Malaga Costa del Sol」をいう文字を見つけてしまった.
思いだした!.Costa del Sol
「太陽海岸」とでも訳すんやろか,地中海に面した高級リゾート海岸があるのは知ってたけど,このマラガやったんか!
納得,納得.

こんなセレブを間近で見てたら,自分もちょっとセレブな気分になってきた(ような気がする)...
空港についたのが14時過ぎ.搭乗機は17時発の予定.まだまだ時間はあるが,発着案内にはまだ何にも掲示されていない.
することも無く,ただ時間が過ぎるのをまってたら,漸く掲示が出た.
   Delay

この飛行機が空港にやってきたのが,18時半過ぎ.そして搭乗開始が19時予定.
でも,やっぱり,搭乗時間もずるずると遅くなるばかり.全然機内に入れません.



なんとか機内に入り座席に着いた頃には,日が暮れて外は暗くなり始めてました.
これでやっと出発! と思ったのは,大きな間違いでした...

出発が2時間以上も遅れたので,
フランクフルト到着は23時を過ぎる.そこからの乗り継ぎ便は無い可能性がある
という機長(パーサー?)のアナウンスがあった途端,一部の乗客が騒ぎだし,
「○○まで行けるのか?」,「どうしてくれる!」と乗客が詰め寄れば,
「私の責任ではない!」と突っぱねるパーサー.

こんなやり取りが30分以上も続き,飛行機は出発できない.
すると,機体の下で操作音がしてきて,積み込んだコンテナを出しはじめている.
どうやら,怒った乗客が預けた手荷物を機内に入れるようにしたようだ.
コンテナを出し,荷物を出し,またコンテナを入れ.
こんなことで何10分もかかってるんやろか? その分,出発が遅れるやんか?
騒がず,さっさと離陸すれば,その分早くフランクフルトに着いて,乗継ぎに間に合うやんか!

と,口には出せないけど,
   早よせーや!!