峠を越えて - Get over the Pass -

自然を愛する気持ちを忘れずに

奥伊勢・七洞岳

2010-10-23 | 山行
今日は遠出して、三重県・奥伊勢を訪れました。この地方で比較的知られている七洞岳(778.3m)を目指して、走ってみます。実は今年の春にこの山をメインにしたトレラン大会があったようで、コースから「奥伊勢の山並みや伊勢湾・太平洋が望める」というキャッチコピーに興味をそそられ気になっていました。という訳で、今回の頑張ってやって来ました。
七洞岳にはいくつものアプローチがあるようですが、比較的勾配が緩い「藤ヶ谷コース」を選択することにしました。
しかし天候は一日中薄曇りで気温は20℃を少し超え、先日の裏磐梯と比べると蒸し暑さが際立ってます。



松阪から国道42号線を尾鷲方面に向かい、大台町のJR紀勢線「川添」駅付近から南の七保方面に左折。しばらく藤川沿いの道路を進むと大紀町藤集落に着きます。ここの駐車場に車を止め、出発です。
真ん中奥に見えるのが七洞岳です。


藤の集落を抜けると七洞岳登山道入口の案内板があります。


案内板に従って進むとすぐに未舗装の林道になります。道幅は結構広く、小型の車なら充分通れます。


しばらくは九十九折りの林道を登ることになります。脇から合流する道が幾つかあり一瞬とまどいますが、迷うことはないです。勾配がきつく、走れません!
稜線に出ると地形図に載ってない別ルートが左から合流。


数100m稜線を走ると、登山口駐車場に到着。10台位なら楽に駐車できます。
ここから本格的な登山道です。頑張って走ります。


1km毎にこんな標識が。「Winning Run」のロゴがプリントされてます。どうやら春のトレラン大会を企画した団体?のようです。




お陰様で、ルートを見失うことなく走れました。このあたりは殆ど起伏のない尾根で、スピードアップ。


ここでも別のコース(手前)が、走ってきたコース(右)に合流。七洞岳は左へ。




これまでの平坦な稜線がガラッと岩場に変貌します。表面は苔むして茶緑色になってますが、白っぽい岩がゴツゴツと突き出ています。七洞岳の別名が「白岩峰」と呼ばれるのは、多分この岩の色に由来してるんでしょうねぇ~?


山のほとんどが杉の植林で覆われ、お世辞にも美しいとは言えません。でもその中で唯一色づいていたのが、この花です。


西側から見た七洞岳です。


七洞岳頂上に到着です。先客は初老の男性2人だけでした。頂上は、20~30人でもいっぺんに休憩できる広さがあります。立木も少なくひらけてますが、曇り空では折角の眺望も台無しです。


南方の景色です。遠くに薄っすらと熊野灘が見えるんですが、雲が厚く写真ではよくわからないですね。


こちらは北東側の伊勢・松阪方面です。
流石に頂上は風がよく通り体が冷えるので、撤退開始!


来た道を少し戻り、板取集落へのコースに向かいます。


板取コースは初めのうちは開けた尾根沿いを進むのですが、すぐに踏み跡が消えてしまいコースが分からなくなってます。地形図にはこのコースは載ってません。地形を読みながらが斜面を下っていきます。


最近付けられた(と思われる)新しそうな作業道に出くわしました。ここから快調に飛ばし、距離を稼ぎます。


あっという間に、作業道から林道に出ました。


さらに林道を下り、板取集落に。あとは藤川沿いの舗装道を北上し、藤集落の駐車場へ向かいます。


今日のスタイル!
膝を痛めないように、サポーターで両膝をガード。

<コースタイム>
14.4km:2時間58分


国土地理院発行2万5000分の1地形図「伊勢佐原」,「脇出」の一部を使用

Runの後は温泉です

2010-10-20 | 雑感
五色沼~桧原湖ランニングを終えて帰途につく前に、やっぱり温泉に入らなければならないですね。疲れた体を癒すには一番です!
途中で見かけた案内板を頼りに向かったところは、「香の湯」という源泉掛け流しの露天風呂です。


木立の間に幾つか露天があります。男風呂・女風呂・家族風呂が4つありました。






他に誰もいなかったので、貸し切り状態です。温質は、「カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物温泉」で、無色透明・無臭。熱すぎず、程よい温度で体中が癒されます。


寝転んでお湯に浸かれるのは、本当にありがたいですね。寝てしまいそうでした。


寝転んで見上げた空は、日が沈み青白く輝いていました。
とっても充実した時間 --- 帰るのが億劫になるほどいい気分。

五色沼から桧原湖へ

2010-10-20 | 山行
このところ晴れの日が続いてます。先週末の那須では地図も持たずに下調べ無しのコース探索で失敗したので、今回は用意周到で出かけました.目的地は,裏磐梯です。
これまで訪れたのは冬ばっかりで、秋は初めてです。そろそろ紅葉も始まってるかなと思い、出かけました。


磐越道からみた磐梯山です。午前中は薄曇りで、頂上が見えません。


猪苗代磐梯高原ICを降りて国道115号線~459号線を北上し、30分ほどで裏磐梯の五色沼の駐車場に到着。平日と云うのに、駐車場はもう満車。
さて今日のランニングは,五色沼の自然探勝路から桧原湖畔の探勝路を通って、レンゲ沼までを往復するコースです。
まずは五色沼の1つ、毘沙門沼脇からスタートです。このコース、はじめはいいんですが、途中から道に結構大きい石ころが転がっていて、つまずきそうになります。

折角、色とりどりの沼のほとりを通るのですが、目的は走る事のみ! 景色を眺めずに20分ほどで探勝路を抜けました。それにしても、今日は人出がすごい(^_^;)


半年前に来た時は雪がたっぷり積もっていて、白銀の世界やったな~...


国道沿いの歩道をしばらく走り、次は桧原湖畔の探勝路です。
ですか、長峯の入り口を見落としそのまま真直ぐ走って通り過ぎてしまった。小野川湖の手前まで来て、そのことに漸く気がつきました。仕方なく、入り口まで引き返したわけですが、なんで見落としたんやろうね? 入り口には看板があるのに...


入り口からすぐのところに工事の「お知らせ」が出ていました。この先のつり橋が工事で通行止めとの事。まあ、行けるところまで行きましょう!


でも、完全に行き手を遮られました。橋桁が外され、修理中です。湖畔の道はまだまだ続くので、なんとかこの橋を渡りたかったんですが、工事のおじさんが「ダメ!」という目つきで睨むので、敢えなく引き返す事にしました。


来た道を戻ってもう一度国道に出て、小野川湖の手前を左折。そして中瀬沼・レンゲ沼を目指します。


ここの道は木々に被われていて、とっても気持ちがいいですね。


展望台から見た磐梯山です。

このあとは五色沼の駐車場まで、ひたすらのRunです。そろそろ、足が疲れてきました。
今回の走破コースとタイム(19km・2時間20分)です。途中、林の中で道に迷ったりしましたが、秋の清々しい一日を過ごせました。
またいつか来たいですね(^O^)/


国土地理院発行25,000分の1地形図「磐梯山」,「桧原湖」の一部を使用

那須塩原で下見を

2010-10-16 | 雑感
ようやく秋らしい天気になってきたので、ちょっと遠出して楽しくランニングできるコースを開拓しようと、那須に行ってきました。とくに目的地は無く行き当たりばったりでしたが、東北道の那須ICから北上し、途中の道の駅でもらった観光案内の地図を頼りに、那須ハイランドパーク周辺をうろうろしてました。で、道路脇の「沼原湿原・自然散策路」という看板が目に付き、その方向に車を走らせてみました。
6kmほどの山道を登っていくと、アスファルトが砂利に変わり、「いいコース」に巡り会えるかもと、期待が膨らんでいきます。が、しかし、着いた沼原[ぬまっぱら]湿原には発電用?の人工のダムが出現。一気に興ざめです。湿原の周りの景色は申し分ないのですが。。。
散策路にも足を伸ばさず、写真も撮らず、そそくさと帰ることにしました。


帰り道は那須ICではなく、黒磯板室ICに向かいました。途中「乙女の滝」というのがあり、寄ってみました。落差は10m程でしょうか? 何の変哲もない滝でした。


ここは板室温泉。那珂川上流沿いの風情ある温泉街です。

今日の反省・・・やっぱり下調べは大事です。折角、高速を使ってまで来たのに目当ての「コース」を開拓できず、とんだ無駄足になってしまった。

10月10日は晴れの特異日?

2010-10-10 | 雑感
3連休の初日は一日中雨でしたが、「10月10日は晴れの特異日」とはよく言ったものですね。二日目の今日は、激しい雨は朝方には小雨になり、昼過ぎから晴れ間が出てきました。でも実際は10月10日って、最近の30年で晴れは19回。むしろ10月14日が晴れの特異日だそうです。
ともあれ、家にいてはちょっともったいない気がしてきたので、近所のD峰公園までジョギングしてきました。


公園までの道は遊歩道が続いているので、軽快に走れます。時折、ウォーキングやランニングをしている人とすれ違いますが、都会と違って疎らです。これでも、いつもの休日より人出は多い方ですが...


D峰公園に着きました。西からの日差しが意外と強く、汗ばんできました。




公園内はこんな感じです。池の周りにジョギングコースがあり、長いコースで1周1,630m。
アスファルトがまだ湿気っていて,それに落ち葉もかなり残ってたので、ちょっと滑りやすかったですね。
今日は1時間ほど走り、約10kmのランニングでした。

沢登り(福井編)

2010-10-02 | これまでに訪れたところ
これは2003年春、福井の某所で沢登りをした時の写真です。沢をつめると最終的にはこの山の北壁に出ますが、距離が長く、途中で引き返しました。テント携行じゃないと、ちょっと無理ですね。


この山,わかりますか? 福井と岐阜の県境にある標高1,256mの山です。西側の林道から撮影しました。




いい写真があまり無かったので、こんなもんでご勘弁を・・・
水量が多く、岩肌も苔むして滑りやすい沢だったなあ~