峠を越えて - Get over the Pass -

自然を愛する気持ちを忘れずに

与那覇岳

2014-01-23 | 山行
沖縄出張の合間に,沖縄島最高峰の与那覇岳に登ってきました.

宿泊の名護市内から車で1時間ほど.国頭村(クニガミ)・奥間で国道58号線からそれ,
山の中に向かいます.

舗装された林道をしばらく行くと,登山道入り口手前に駐車場が見えてきます.



朝の10時頃にはもう,数台の車が停まってました.
そのうち1台は,ツアー会社のワンボックスでした.
大勢で山登りでしょうか?

50mほど進むと,登山道の入り口があります.迷うことはありません.



入り口には,2月8日に開催される「第1回 国頭トレイルランニング大会」の案内看板がありました.



どこもトレランブームなんですね!


山に入るとしばらくは,こんな感じの道が続きます.
折角トレランが行われるんで,軽く走ってみました.




1kmほどで道が分岐します.標識に従って,ここを右に向かいます.



植生が多くなってきましたが,まだ道はしっかりしてます.



先ほどの分岐から数100m行くと,林道からそれて尾根沿いの道を行くことになります.
ここには看板と記念碑があります.



看板の左側のロープをつたって斜面を登ると,いよいよ尾根沿いの道です.



亜熱帯の濃い植生はいい雰囲気を出しています.
が,しかし,その影に倒木の根が隠れてます.
何回か足を強打しました.

与那覇岳の頂上は,たったの498mです.
ですがピークはその近くにあり,それでも503mしかありません.
その地点,気づかずに通り過ぎてしまいました.



頂上まで,後少し.



頂上はこんな感じです.周りの木々で,景色は全く見えません.
ヤンバルの密林を期待したのですが,興ざめですね.


これから与那覇岳に登ろうとする方,期待しない方が良いですね.
それより,沖縄県の最高峰,於茂登岳(石垣島)の方が,遥かに感動的です.







Foxfireの帽子

2013-10-14 | 山行
最近,気に入ってるアウトドア・ブランドが,Foxfire

去年の冬に黒のジャケットを1着買っています.もともとフライフィッシングのベストから始まったアウトドア服メーカー.そのせいか,コアな山岳登山のような堅苦しさのない軽いデザインなので,カジュアルな街着感覚でいつでも着れます.

そして今日は帽子を購入しました.



今からの季節,そんなに日差しは強くないのでかぶる機会がないかもしれないけど,いままでcapでなくhatは持ってなかったんで,買ってみました.



親子熊?

2013-05-19 | 山行
今日は,岩手・軽米町を散策。緩やかな起伏の低山を歩きまわってると,林道に長さ約20cmの獣の足跡を発見.

無数の足跡の周りは,雑草が押し倒されていて,その進行方向には,笹藪が倒されたような痕跡が... 



しっかりと指の形も残ってます.
大きさと数から判断して,ツキノワグマの親子かなと思われる... 



人里から2~3kmくらいしか離れてないところで,熊がうろついていたんですね.
自然っていいですな~

青峰山

2013-03-04 | 山行
青峰山・・・志摩と鳥羽の境にあって,標高は336mと高くはないけど,伊勢湾や熊野灘からも見通せるらしく,昔は廻船の船乗りたちから目印とされてきたそうだ.



そんなことは関係なく,今の自分には,無理せず登るのに丁度良い高さということだけが理由で,登ってきました.

宿泊している鵜方のホテルを出て国道を北上,近鉄・沓掛駅から東に少し入ったところに登山口がある.



登山道は道幅が広くよく整備されている.傍らには一丁ごとに「丁石」が置かれ,頂上まで17丁(約1.9km)と短い.標高差も300m程.



登り始めて2時間足らず.あっという間に山頂(天跡山)に到達した.頂上からはさぞかし遠望が素晴らしいやろ!っと期待していたが,TVや携帯の電波塔が3つも立ち並んで,見通しが全くない.



仕方なく休憩も取らず,そそくさと下山することにした.



山頂の北東側に立派なお寺があった.奈良時代に行基が建立したと言われる「正福寺」をちょっとのぞいてみた...

階上岳登山

2012-10-07 | 山行
3連休中日の今日は,八戸から久慈街道を車で40分くらい南下した所にある階上岳(はしかみだけ)を登ってきました.



久慈街道沿いから遠望した階上岳.天候は朝から曇りがちで,やや肌寒さを感じた.

登山道の入口がわからず,車で行ったり来たり.ちょっとウロウロしてしまったけど,なんとか西登山口を発見.ここはBBQなんかもできる公園になっていた.



頂上までの約6.4kmの道のりは,はじめの2kmほどは砂利道の林道です.そのあとが山道となっていた.





このあたりから登山道は山道らしくなってきて,歩いていて気持いですね.






しかし連休と言うのに人出が無く,途中1人だけ登山者を追い抜いたくらい.
頂上まで1kmくらいになると,坂が段々きつくなり,足も滑りやすくなってきた.



あと0.4km.



頂上が見えてきた!


頂上まで1時間40分で到着.



頂上には10人くらいがもうお昼ご飯を食べていて,後から後から絶え間なく年配のグループや家族連れが,反対方向から登ってきていた.西登山道は人気が無いんやろうか?



記念撮影! 背景には八戸の市街と右端には薄っすらと下北半島が見えます.天候も良くなり,この時は晴れ間のありました.


帰りは来た道を小走りでトレラン.坂がきつかったんでスピードを控えて下山.58分で登山口に到着でした.

帰り道の途中で,お土産に「山ブドウ」1kg 550円を購入.



これで10日間の八戸出張は終わりで,明日帰ります.

奥伊勢・七洞岳

2010-10-23 | 山行
今日は遠出して、三重県・奥伊勢を訪れました。この地方で比較的知られている七洞岳(778.3m)を目指して、走ってみます。実は今年の春にこの山をメインにしたトレラン大会があったようで、コースから「奥伊勢の山並みや伊勢湾・太平洋が望める」というキャッチコピーに興味をそそられ気になっていました。という訳で、今回の頑張ってやって来ました。
七洞岳にはいくつものアプローチがあるようですが、比較的勾配が緩い「藤ヶ谷コース」を選択することにしました。
しかし天候は一日中薄曇りで気温は20℃を少し超え、先日の裏磐梯と比べると蒸し暑さが際立ってます。



松阪から国道42号線を尾鷲方面に向かい、大台町のJR紀勢線「川添」駅付近から南の七保方面に左折。しばらく藤川沿いの道路を進むと大紀町藤集落に着きます。ここの駐車場に車を止め、出発です。
真ん中奥に見えるのが七洞岳です。


藤の集落を抜けると七洞岳登山道入口の案内板があります。


案内板に従って進むとすぐに未舗装の林道になります。道幅は結構広く、小型の車なら充分通れます。


しばらくは九十九折りの林道を登ることになります。脇から合流する道が幾つかあり一瞬とまどいますが、迷うことはないです。勾配がきつく、走れません!
稜線に出ると地形図に載ってない別ルートが左から合流。


数100m稜線を走ると、登山口駐車場に到着。10台位なら楽に駐車できます。
ここから本格的な登山道です。頑張って走ります。


1km毎にこんな標識が。「Winning Run」のロゴがプリントされてます。どうやら春のトレラン大会を企画した団体?のようです。




お陰様で、ルートを見失うことなく走れました。このあたりは殆ど起伏のない尾根で、スピードアップ。


ここでも別のコース(手前)が、走ってきたコース(右)に合流。七洞岳は左へ。




これまでの平坦な稜線がガラッと岩場に変貌します。表面は苔むして茶緑色になってますが、白っぽい岩がゴツゴツと突き出ています。七洞岳の別名が「白岩峰」と呼ばれるのは、多分この岩の色に由来してるんでしょうねぇ~?


山のほとんどが杉の植林で覆われ、お世辞にも美しいとは言えません。でもその中で唯一色づいていたのが、この花です。


西側から見た七洞岳です。


七洞岳頂上に到着です。先客は初老の男性2人だけでした。頂上は、20~30人でもいっぺんに休憩できる広さがあります。立木も少なくひらけてますが、曇り空では折角の眺望も台無しです。


南方の景色です。遠くに薄っすらと熊野灘が見えるんですが、雲が厚く写真ではよくわからないですね。


こちらは北東側の伊勢・松阪方面です。
流石に頂上は風がよく通り体が冷えるので、撤退開始!


来た道を少し戻り、板取集落へのコースに向かいます。


板取コースは初めのうちは開けた尾根沿いを進むのですが、すぐに踏み跡が消えてしまいコースが分からなくなってます。地形図にはこのコースは載ってません。地形を読みながらが斜面を下っていきます。


最近付けられた(と思われる)新しそうな作業道に出くわしました。ここから快調に飛ばし、距離を稼ぎます。


あっという間に、作業道から林道に出ました。


さらに林道を下り、板取集落に。あとは藤川沿いの舗装道を北上し、藤集落の駐車場へ向かいます。


今日のスタイル!
膝を痛めないように、サポーターで両膝をガード。

<コースタイム>
14.4km:2時間58分


国土地理院発行2万5000分の1地形図「伊勢佐原」,「脇出」の一部を使用

五色沼から桧原湖へ

2010-10-20 | 山行
このところ晴れの日が続いてます。先週末の那須では地図も持たずに下調べ無しのコース探索で失敗したので、今回は用意周到で出かけました.目的地は,裏磐梯です。
これまで訪れたのは冬ばっかりで、秋は初めてです。そろそろ紅葉も始まってるかなと思い、出かけました。


磐越道からみた磐梯山です。午前中は薄曇りで、頂上が見えません。


猪苗代磐梯高原ICを降りて国道115号線~459号線を北上し、30分ほどで裏磐梯の五色沼の駐車場に到着。平日と云うのに、駐車場はもう満車。
さて今日のランニングは,五色沼の自然探勝路から桧原湖畔の探勝路を通って、レンゲ沼までを往復するコースです。
まずは五色沼の1つ、毘沙門沼脇からスタートです。このコース、はじめはいいんですが、途中から道に結構大きい石ころが転がっていて、つまずきそうになります。

折角、色とりどりの沼のほとりを通るのですが、目的は走る事のみ! 景色を眺めずに20分ほどで探勝路を抜けました。それにしても、今日は人出がすごい(^_^;)


半年前に来た時は雪がたっぷり積もっていて、白銀の世界やったな~...


国道沿いの歩道をしばらく走り、次は桧原湖畔の探勝路です。
ですか、長峯の入り口を見落としそのまま真直ぐ走って通り過ぎてしまった。小野川湖の手前まで来て、そのことに漸く気がつきました。仕方なく、入り口まで引き返したわけですが、なんで見落としたんやろうね? 入り口には看板があるのに...


入り口からすぐのところに工事の「お知らせ」が出ていました。この先のつり橋が工事で通行止めとの事。まあ、行けるところまで行きましょう!


でも、完全に行き手を遮られました。橋桁が外され、修理中です。湖畔の道はまだまだ続くので、なんとかこの橋を渡りたかったんですが、工事のおじさんが「ダメ!」という目つきで睨むので、敢えなく引き返す事にしました。


来た道を戻ってもう一度国道に出て、小野川湖の手前を左折。そして中瀬沼・レンゲ沼を目指します。


ここの道は木々に被われていて、とっても気持ちがいいですね。


展望台から見た磐梯山です。

このあとは五色沼の駐車場まで、ひたすらのRunです。そろそろ、足が疲れてきました。
今回の走破コースとタイム(19km・2時間20分)です。途中、林の中で道に迷ったりしましたが、秋の清々しい一日を過ごせました。
またいつか来たいですね(^O^)/


国土地理院発行25,000分の1地形図「磐梯山」,「桧原湖」の一部を使用

吾国山-愛宕山の縦走

2010-09-27 | 山行
今日(というか、もう夜中12時を過ぎたので昨日ですね)は、笠間市の吾国(わがくに)山から愛宕山までの稜線を走ってきました(殆どは歩きでしたが……(^_^;)。このコースは茨城県立の自然公園になっていて、何組かの登山客が来ていました。台風が過ぎたあとで天気も良く、絶好の行楽日和となりました(気温22℃、湿度40%? 多分・・・)。
2週間前に筑波山を登った時とは大違い!
では、16km・4時間半の踏破の報告です。


JR水戸線の福原駅にはほとんど人が居ません。のどかな駅です。駐車場に車を置いて、まず吾国山を目指します。


北関東道の高架を越えてからしばらくは集落の中を通りますが、ハイキングコースの標識が何ヵ所もあるので、迷うことはまずないでしょう。


集落を抜けると、果樹畑(栗の樹かな?多分)から吾国山が見えてきます。500mほどの低い山ですが、高度差が結構あります。




途中、小さな白い花をつけた草が一面に広がっていました。ソバの花かなと思うんですが、よくわかりません。でも、とっても綺麗ですね。


田んぼの脇道を通ったらすぐに登山道に入って行くんですが、この分岐がとても分かりにくい!
ぼんやりして、右側の轍のついた道をそのまま進んでしまいました。当然、行き止まりになります。写真じゃわかりにくいですが、ここで左に逸れて少し下ると、登山道が見えてきます。
それにしても、全く標識も看板も出てませんでした。


ここから山頂までは、こんな感じの階段が続きます。結構坂が急で、足にきます。


山頂近くに、カタクリの群生地があります。中に立ち入らないようにと思うのですが、それにしても随分と策が張り巡らされていますね。


福原駅から1時間20分で吾国山頂に到着。
ここでちょっと休憩をとろうと思ったけど、若い男女が仲睦まじくお弁当を食べてたので、邪魔をしないようにと、水分補給だけして先に進むことにしました。


南には、これから行く難台山が見えます。


山頂からしばら下り坂が続き、走りにもスピードが増します。


「洗心館」(県立の宿泊研究施設)が吾国山南東麓にありますが、昨年に廃止されたとの貼紙がありました。
この門は、洗心館の理念を象徴し、意味は「狭き門より入れ。道は狭く険しくとも、そこに真理が開かれる」だそうです。その真意は、わかりません・・・m(_ _)m


洗心館を過ぎるとすぐに道祖神峠で、八郷からのフルーツラインと交差します。さらに難台山に向かう道も、軽快に走れます。


難台山頂。
ここでちょっと休憩。オニギリ1個とウィダーインゼリー1個、それにアクエリアス少々。


水戸方面の眺め。樹木に遮られ、視界は良くないです。


難台山頂を出発し少し行くと、こんな大きな岩が見えてきます。この岩は、屏風岩というらしいです(どこにもある名前ですね)。この辺りから、稜線の地形がかなりゴツゴツに変わってきてます。


本当に走りやすい稜線です。でも、そろそろ足が...




西側に、先々週に登った筑波山が見えてきました。北東には、うっすらと水戸市街も見えます。


展望台を過ぎて愛宕山南西まで来ると、砂利道になってきますが、これが結構走りにくいです。




愛宕山に到着です。山頂には神社があります。ここからの眺めがいいですね!遠く太平洋までみえるかも・・・
で、なんか見覚えがある風景やなと思ってたら、思い出しました。以前、家族連れで来たよ、ココ! その時は車で登ってきたんやった。


ようやく下界に降りてきました。本当に天気がよく、暑くも寒くもない気持ちの良い山行きでした。
ちなみに今日は、こんな恰好でした。




常磐線の岩間駅に到着。ここまで4時間30分の歩きと走りでした。あとは出発地点の福原まで、電車を乗り継ぎ戻ります。


ふたたび福原駅に戻りました。お疲れ様でした。

<今日のコースタイム>
JR福原駅10:25発 → 吾国山頂11:45着
吾国山頂11:50発 → 道祖神峠12:10 → 難台山頂12:50着
難台山頂13:00発 → 団子石峠13:29 → 愛宕山14:25着
愛宕山14:35発 → JR岩間駅14:55着


(国土地理院発行1:25,000地形図「羽黒」,「加波山」,「岩間」の一部を使用)

ひと月ぶりの筑波山

2010-09-12 | 山行
昨日はまずまずの天気だったので、近場の筑波山に登ってきました。盆前にも登ったので、ひと月ぶりと云うことです。でもこの日は中学生の子供の運動会で、私にビデオ係をさせるつもりだった家内は、朝から機嫌が・・・


西側から眺めた筑波山。ちょっと雲がかかってますね。日中は35℃を超えました。


今日の登山ルートは筑波山神社から。何度か筑波山を登ってますが、御幸ケ原コースは初めて。それにしても、最近は山女子が増えたね~。


神社の境内では、有名な「ガマの油売り」の口上があります。以前は年配の方でしたが、今日は若い兄ちゃんでした。他にお客さんが居なかったので、ポーズをお願いしました。決まってますね!


途中、ケーブルカーに追い抜かれます(当たり前か?)。


御幸ケ原に到着。小休憩の後、女体山へ。


女体山頂の小さな祠。山頂には30人ほどでごった返しです。殆どが、ケーブルカーかロープウェイで来てますね。


山頂から八郷方面の下界を眺めます。右下には、つつじヶ丘の駐車場とロープウェイ乗り場。


こちらはつくば方面。薄雲と霞がかかって、視界は不良。晴れてればスカイツリーが見えるはずですが、残念・・・


下山は、白雲橋コースです。途中のおたつ石コースとの分岐点にあった弁慶茶屋がなくなってます。
そういえば前に、行きつけの散髪屋のマスターが、「あそこのトコロテンは酸っぺぇーんだよ! お客さんはみんな、むせ返ってんだよ」と教えてくれたことがあったなー。
あ~あ、無くなる前に食べとくべきだった(後悔)。ちなみに、トコロテンは黒蜜で食べるのがベストです!


駐車場まで下山。今日のコースタイムは、
 筑波山神社(10:08)→御幸ヶ原(11:15)
 御幸ケ原(11:30) →女体山頂(11:42)
 女体山頂(12:00) →弁慶茶屋跡(12:12)
 弁慶茶屋跡(12:12)→筑波山神社(12:45)
でした。帰りに、JR水戸線の福原駅に寄って、吾国山→愛宕山縦走の下見をして来ました。いずれ、このコースを走ってみようと思います。