峠を越えて - Get over the Pass -

自然を愛する気持ちを忘れずに

Milford

2013-11-30 | 仕事
朝7時にモーテルを出発し南島フィヨルドランド地方のMilford Soundまでノンストップで北上.こちらの国道は信号は無く,高速なみに走れます.

この地域は名前の通り,氷河で削られたU字型の谷地形が特徴です.




天気は,曇りのち雪,時々晴れ.気温も晴れれば20℃近く,雪が降ると0℃近くになり,夏と冬が一緒になった感じです.

お昼はいつも,車に積んでいるパン,チーズ,野菜,サラミ,等などで腹を満たしています.ちなみに朝食も同じです.

今日は雪混じりの寒い中の,しかも山岳地帯の峠で昼食でした.




ニュージーランド人は,こんな寒い中でも車の中で食べることをしません.とってもクレージーです.

午後から晴れたので,こんな風に記念撮影です.




さて,明日の天気は如何に・・・

Lindis Pass

2013-11-28 | 仕事
昨日の夕方,クライストチャーチを発ち,Fairlieという田舎町で一泊.
今日はさらに車で南に下り,Cromwellに到着.

途中のLindis Pass辺りから空もようやく晴れてきたので,記念撮影です.




Christchurchに着いて早々,乾杯!

2013-11-25 | 仕事
Sydneyからはカンタスに乗って(といっても機材と運航はエミレーツ),雨の中のクライストチャーチに到着です.

ニュージーランドの入国審査はオーストラリア以上に厳しく,入国カードの記載事項を事細かに質問され,大変でした.まるで英語の口答諮問を受けてるようです.

手荷物の一つに靴があります.海外に赴くときは,機内やホテル内でくつろげるように始めからサンダルにしてるので,どうしても靴が必要になります.

この靴が結構大変で,底に土がついてると検疫のためNG.今回は入国カードで持ち込みを申告していたので,X線検査の前に列からはじかれ,別の場所でトランクを開けることに.

係員は若い綺麗なお姉ちゃんやったので,ここぞとばかりに「日本を出る前に,靴裏を綺麗に洗ったよ」と言ったら,「Good Job!」と笑顔で返してくれた!



今日・明日は,市内の某大学のゲストハウスに宿泊です.
バスルームを探しに部屋のドアを開けたら,向かいの部屋から出ようとしていたニュージーランドおじさんとばったり出会った.丁度いいタイミングやったので,いろいろ尋ねてみたら,「このあたりのこと何も知らへんのやったら,晩飯,どないすんねん? 一緒に食べに行くか?」ってな具合で,お誘いを受けそのまま外食に出かけました.

そのおじさんの友達が車で迎えに来てくれて,市内のショッピングセンターらしき場所にあるレストランに.一同,乾杯!って,運転してきた友達も飲んでるやんか!

「SPEIGHTS」というビール,美味しかったです...



この人が友達.このあとビールを飲みます!

Sydneyでtransfer

2013-11-25 | 仕事
成田から9時間のフライト.やっぱり眠れなかった.少しはうとうとしたかな...

それにしても夜の便は,夕食と朝食の間が短く,しかも到着前の朝食になるから,
食欲が出ない.シドニーに7時到着なんで,5時(日本時間では3時)ころになる.

いまシドニー空港の搭乗口前のラウンジで,休憩です.



殆ど客がいません.でも飛行機はもういます.



クライストチャーチへの乗換まで,3時間. ん~ん,眠い!

屋根

2013-11-23 | 家を建てる
11月に入って天候が安定しており,このところずーっと晴天が続いてます.
工事も順調に進んでいます. が,今日はお休みのようです.

建物の足場周りはシートで覆われ,外からは工事の様子が分からなくなっています.




作業の方は誰もいなかったので,ちょっと失礼して足場づたいに中に入ってみました.
1階は養生シートで完全に覆われていたので,中は全く見えなくなってますが,
2階部分は上半分が空いていました.




1階の床組(床の施工)の状態がわからないですが,2階は大方できています.



筋交いはまだ仮のもののようで,梁と柱に仮留め状態です.


見上げると,屋根裏の状況がわかります.



2階天井の梁(小屋梁)から垂直に立てられた火打梁,屋根の一番高い部分に当る棟木,
そして棟木から軒桁に斜めに架けられた垂木,棟木に平行に架けられた母屋が確認できます.
これらの組合せで屋根の構造を作っており,その上に瓦などの屋根材の下地となる野地板が張られています.

足場をもう少し登って屋根上に出てみると,こんな感じでした.



すでに野地板の上に,下葺き材が敷かれていました.
この下葺き材として,アスファルトルーフィングが使用されています.
これは防水シートの役割があり,屋根の仕上材から中へ侵入してきた雨水を防ぎます.

屋根の施工は,このあとスレートを敷くことになります.










柱が立ちました

2013-11-20 | 家を建てる
建て方の作業は,柱が建ち2階部分までできてきました.
その前に,基礎立上がりをビニールシートで覆い養生しておきます,



ここは庭に面したダイニングの基礎と土台の部分です.
基礎パッキンで作られた隙間が見えますが,こんなに広くていいんでしょうか?


これは1階の土台から2階の天井部にある軒桁まで通す「通し柱」で,
位置としては,玄関です.



土台から突き出た細い棒は基礎配筋に固定されたアンカーボルトです.
柱側に取り付けられたL字の金物によって,土台と通し柱はしっかりと固定されます.


こちらは室内の柱です.通し柱と違って,1階の土台から2階の梁までの「管柱」となります.



まだ柱側に金具が取り付けられていません.
その代わり,柱と土台の間に,薄いオレンジ色のシートが挟み込まれています.
柱と土台の繋目にどうしても隙間ができてしまい,床下を通ってきた外気(冬は冷気,夏は湿気)が
侵入してしまいます.それで,このシートが外気の侵入を防いでくれる訳です.

先ほどの玄関ではこのようなシートは挟み込まれていません.
建物の構造としては玄関は「外」で,外気の侵入を防ぐという考え方はしないそうです.


こちらは,「大引き」を下支えする鋼製の「床束」です.



大引きの交点からつり下げられた状態ですが,ボンドでべた基礎に固定されてます.
この床束には,途中にネジで長さを調節できる様になっており,大引きが撓わないようにします.
ひょっとしたら,後々まで調節が効くんやないでしょうか?


上を見上げると,2階の床が張られていました.



1階の管柱の上に梁を載せ,梁同士を幾つかの種類の金具で固定します.


建物の全景です.



屋根部分の垂木・軒桁なども部分的に組み合わさり.全体のイメージがわいてきます.
土台の設置からここまでの行程は,たったの2日です.驚きです!




土台敷き

2013-11-18 | 家を建てる
今週からいよいよ木工事に入ります.
まずは,基礎コンクリートの上に建物の土台を設置する「土台敷き」です.

基礎の天端に土台の位置決めのための線を引き,それに沿って土台の木材を設置していきます.
土台の木材には,「い又3」などと文字記号が書かれています,
この記号を,図面通りに置いて行くと,間違いが起こらないという訳です.

土台とその下のコンクリート天端の間には黒いゴム質の「基礎パッキン」が敷かれています.
この高さ分だけ基礎と土台の間に隙間ができるんですが,これが重要なのです.
この隙間から,床下と外部との換気が可能となり,湿気が溜まらない様になります.




基礎コンクリート打設の際に立上がりからアンカーボルトが出てましたが,
丁度その位置の土台に穴をあけ,アンカーボルトが通る様にしておきます.
最後にボルトを締め上げていくと,土台は基礎にしっかりと固定されます.




土台になる木材は全て集成材を使ってます.
この方が天然無垢の木材より,歪みが出にくく強度のばらつきが無い,変形しにくい,
などの利点があります.

また繋目となるところは,予め工場内で整形されているため(プレカット),
現場ではそれをすぐに組み立てられます.






上の木材は大引きで,その先端部分が既に加工されてます.
これを次の作業で,下の写真の土台の穴に形状を合わせて組み込みます.

今日中に,土台と大引の設置が終わりそうです.



基礎工事,終わりました。

2013-11-15 | 家を建てる
3日前に玄関に流し込んだコンクリートも固まり,これで基礎の行程は全て終了しました.
ポーチの階段部分も原型が見えてきました.

今日はS社の作業員さんが,図面通りに基礎ができているかの確認をしてました.
立上がりの高さや間隔を1つひとつ測りながら,図面に何やら書き込んでいます.




明日には足場を組むための機材の搬入となり,来週はいよいよ建方に移って行きます.

玄関の土間打ち

2013-11-13 | 家を建てる
先週末に,基礎工事の行程がほぼ終了しました.
昨日からは,玄関と勝手口の土間打ち作業でした.

玄関の立上がり部分の間に,床下の高さまでコンクリートを流し込みます.
このコンクリートの上面は,写真で見てもわかるほど,外側に向けかなりの傾斜がついています.
これは,玄関の内側から外側に水が掃けるようにするためだそうです.
作業の人曰く,「この傾斜をつけるのは,S社さんだけですよ」.

さらに聞くと,
「設計図に書き込んであって,それに従ってコンクリートに傾斜をつけるんですが,これがなかなか難しいんですよ」
という返事でした.

我が家がお世話になっているS社さんだけが,こうしてるんですね,知らなかった・・・



次は,コンクリートの上にモルタルで上塗りして傾斜を調整(もう少し緩く)し,その上にタイルを貼ることになります.
基礎立上がりも,外面にモルタル(伸縮性のある素材だそうです)を重ね塗りして,仕上げます.
これらの行程では左官屋さんの出番となりまので,基礎工事の業者さんはこれで終了となります,

基礎工事さん,ご苦労様でした.



基礎,出来上がりです.

2013-11-09 | 家を建てる
1週間の養生期間が終わり,立上がりの型枠も取り外され,コンクリート姿が現れました.
ここまで来ると家らしく(笑)見えてくるので,不思議なもんです.




立上がり部の上面には2cmほどコンクリートが上乗せされ,奇麗に水平面を仕上げています.
アンカーボルトが何本も突き刺さってます.




基礎を外側から見ると,所々に半円形の穴があります.その位置は丁度べた基礎の底盤と立上がりの境界です(色が明瞭に違うので,境界がはっきりわかります).
多分,内側に溜まった雨水なんかを出すためのものなんでしょうが,最終的には塞ぐと思います.
そうでないと,床下に湿気が入ってきますね!



近くから見ると,こんな感じです.









立上がり

2013-11-02 | 家を建てる
今日は,基礎の「立上り」部分の型枠にコンクリート打設をします.
朝9時前にはもう,コンクリート打設は終わり,作業員さん達はしばらく休憩...




コンクリートを流し込むと,どうしても水や空気が混入したりムラができたりするので,バイブレータで震動を与え,これらを抜き取り,しっかりと固めます.

立ち上がりの上面(天端)はまだ水平になってないので,この後,コテで均して水平にします.




下の写真は,和室になる所から南側のリビングと庭の方向を見たものです.



これから数日は養生期間をおき,コンクリートが固まるのを待ちます.今の季節なら5日程度とるそうです.