新築の我が家に引っ越してから,
早くも一ヶ月が過ぎましたが,
外構工事はまだまだ続いてます.
この週末は,初めての庭づくりに挑戦でした.
事初めとしてまずは,庭に「砂利」と「芝生敷き」です.
午前中にホームセンターに行き,必要な資材を購入.
午後1時ころから作業開始です.
リビングの前面に,防犯用の砂利を奥行き50cmほど敷き,
そこから先はすべて芝生にする予定です.
横の長さは約3.5m.ということは,約半坪の広さになります.
ここをシャベルで10~15cm掘り下げ,雑草の根っこや石を取り除きます.
そのあと表面が平らになるように整え,防草シートを被せます.
砂利敷きと芝の境界に,5cm角の角材を置き金具を打ち込んで固定します.
この角材はウッドデッキ用のもので,長さ90cmを4本購入.
ここでちょっとしたミスが...
90cm×4本=3.6m.
リビング前の敷地の幅=3.5m.
つまり10cmほど,角材が長いということです.
これだけを切るのも面倒なんで,
こんな感じで,誤魔化してみました!
見た目,ちょっと凝った感じもしますね...
次に,このシートの上に砂利を被せます.
砂利の大きさもいろいろあるんですが,
細かいと隙間なく敷けるので,遮光効果が高く雑草が生えにくくまります.
しかしその分細密に積まれるので体積が小さく,より多くの量が要ります.
大きいとその逆で,その分,量も少なく安くできます.
仕上がりの綺麗さを考慮して,3~4cm大の砂利にしました.
それが,これです.
白い石灰岩を砕いたもので,15kgで300円弱でした.
これを10袋購入.
防草シートの上に敷き詰めたら,こんな感じになりました.
次は,芝張りです.時刻は3時.
我が家の庭の土は粘土質で,しかも雑草の根や砂利が埋まってます.
芝にはあまりいい状態ではないようです.
造園屋さんが言うには,
「30cmは掘って水捌けのいい土地に作り替えたほうがいいですよ」
「始めに手をかけたら,根腐れや病気にならないですよ」
だそうだ.
じゃ,やってみるか!
試しに,奥行き60cm×幅3.8mの範囲の土地改良です!
表面から掘り始める.
まず5cmくらいは表土(砂・粘土・砂利などの混合)で,
簡単に掘れました.
しかしその下が難関で,大変でした.
角ばった石がぎっしりと詰まってる層があって,
それが5~10cmの厚さがあります.
これは明らかに採石で,人為的に埋められたもののようです.
採石と一緒に,拳大の玉石やコンクリートブロックの破片が混ざってました.
これに当たるとシャベルがガチン,ガチンとなって,なかなか歯が立ちません.
力ずくでこれを取り除くと,ようやくその下の粘土層が顔を出します.
これが丁度30cm掘ったところです.
上1/3ほどが採石が詰まった硬い層.
それを掘り進むと赤茶けた粘土質の土になります.
この粘土を掘り出し,川砂と混ぜ合わして,
少しは水捌けが良くなればいいんですが...
1時間ほどで,予定の半分が掘れました.
川砂と腐葉土を混ぜ合わせた土を埋め戻し,
その上にもう一度川砂を被せ,
最後に目土で覆いました.
使用した川砂は100kgで,約2000円.
この頃には陽が傾き出してきました,
時刻は5時半.あと一仕事です.
用意した「高麗芝」3束.
1束に20cm×35cmに切り取られたシート状の芝が10枚.
通常1坪に4束程必要とのことなので,
今日のところはこの枚数で大丈夫でしょう.
目土を敷いた所に,芝を1枚1枚並べていくと,
27枚で今日の敷地は綺麗に埋まりました.
この作業,とにかく一番楽でした.
なんせ力は使わないんですから!!!
最後に,芝の上と目地に目土を被せ,
水をたっぷりと撒いて,終了です!
あたりはすっかり暗くなり,後片付けが終わったのは7時半.
一日がかりの大仕事でした.