峠を越えて - Get over the Pass -

自然を愛する気持ちを忘れずに

やんばる島紀行 Part 3(4日目)

2011-12-09 | 旅先
浜比嘉島は,沖縄島の勝連半島から海中道路をわたって平安座島に入り,そこからさらに橋を渡ると到達できる.とても交通の便がいいわりに,殆ど人が訪れない.島内の道路は橋のある北端から,それぞれ東側と西側に回るが,どちらも途中で終わってしまって一周していない.東の終点は比嘉集落,西の終点は浜集落,合わせて浜比嘉島というわけだ.

午前中,宮城島から伊計島をぐるっと回り,大泊海岸に降りてみた.やっぱり誰もいない.対岸の本島がはっきりと見える距離なので,夏場は海水浴客で賑わうのであろう...

初日の晩おもろまちで教えてもらったお店でお昼を食べることにした.



お店の名前は「てぃらぶい」.



80年ほど前に建てられた民家を改築して今年の7月にオープンしたばかりで,あまり知られてないようだ.普通の民家より天井が高く部屋数が多い.縁側も広い.ある程度裕福な一家だったそうだ.



お昼の定食は二通りだが,それぞれおかずを選べたりご飯の種類を選べたりで,ある程度食べたい物を選べる.量は結構ある.そして優しい味だ.
食後も,ご主人とおしゃべりしながらゆったりと過ごした.

この後那覇に寄って用事を済ませてから,今度は糸満に向かった.


そして今夜の宿はここ.

この民宿のオーナーは内地出身の30代くらいの若夫婦.3歳くらいの女の子と生後1ヶ月半の赤ちゃんが迎えてくれた.
宿泊客は我々3人と9時頃にやってきた女性1人の2組だった.この方,高3の受験生を家に置いて沖縄の友達を訪ねてやってきたそうだ.夕食はこの3歳の女の子も一緒にテーブルを囲んでいただいた.子供たちが寝付いてからはオーナーさんたちも加わり,12時過ぎまでおしゃべりで過ごしすことになった.